ゆるっと京都 de スローライフ

日々の気づきを発信している雑記ブログ!

京都、愛宕念仏寺で千二百体の羅漢さんに癒される!~一の鳥居から愛宕念仏寺まで愛宕街道をゆるっと楽しむ~

京都の北西、愛宕山のふもとにある愛宕念仏寺を訪れました。

ここは嵐山の渡月橋や竹林のずっと奥。清滝へ向かうトンネルの手前に位置します。

古来から信仰されている愛宕神社の参道で、愛宕山への登山道の入り口です。 

 

 

一の鳥居と平野屋

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古くから信仰の対象となっている愛宕山

山頂の愛宕神社は、全国にある愛宕神社の総本社で、火伏・防火の神様として知られています。

火事にならないようにという信仰です。

 

また、明智光秀本能寺の変の直前に、ここで愛宕百韻として有名な連歌会を催しました。

その発句(一番最初に光秀が詠んだ)は、

“ときは今 あめが下しる 五月かな”

織田信長を討って天下を取る」という決意を詠んだとも言われています。

 本当のところはどうだったのか?今でも歴史の謎ですね。

 

その愛宕神社への登山道の起点となるのが、嵯峨鳥居本の「一の鳥居」です。 

一説によると、五山の送り火の「鳥居形」は「一の鳥居」に由来しているそうです。

 

その一の鳥居の下に佇んでいるのが、CMやガイドブックによく登場する平野屋です。

ずっと前に松たか子さんが出られていた、車のCMで使われていました。

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平野屋は愛宕神社の参道の茶店として、四百年の長い歴史があるそうです。

愛宕神社に参拝するためには愛宕山に登らなければならないわけですから、確かに休憩する所が必要ですね 。

現在の平野屋は外観は茶店という感じですが、鮎料理などのお料理屋さんです。

もちろん、昔ながらの名物“志んこ団子”を頂くことができるそうですよ。

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昔から愛宕神社に詣でる人たちは、こうして一の鳥居を後にして歩いて行ったのでしょう。

愛宕山はかなり標高が高く、登るのは容易ではなかったと思います。

でも 江戸時代には、「お伊勢七たび、熊野へ三たび、愛宕さんへは月詣り」と謡われたそうですから、かなりの信仰を集めていたということでしょうね。

 

ayuchaya-hiranoya.com

 

  

愛宕念仏寺の千二百羅漢 

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奈良時代に東山に建立されましたが、幾度もの荒廃をくり返し、1922年にこの地に移築されたそうです。しかし復興に失敗。

前住職の西村公朝氏は荒れ果てていたお寺を興隆させるため、1981年素人の手による「昭和の羅漢彫り」を始め、十年の歳月をかけて千二百体の羅漢が完成したそうです。

そのご尽力のおかげで、このユニークで愛らしい羅漢さんたちを目にすることができるのですね。 f:id:yuluttoKyoto:20170221173154j:plain

嵐山の中心からかなり外れた場所にあるためか、観光客はいつも少なめのようです。

でも、嵐電の嵐山駅前のバス停から清滝行きの京都バスに乗れば、案外すぐに着きますよ。ただ、道の混み具合でかかる時間は全然違ってきます。

愛宕寺前」というバス停はお寺のの真ん前なのですが、バスの本数が少ないので少々不便かもしれませんね。

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苔むした千二百体もの羅漢。 

一体一体がとてもユーモラスで癒されます。

一般の参拝者によって作られたので、同じものは一つもないそうです。

米俵を抱えていたり、お酒を飲んでいたり、食べ物を持っていたり…。

見ているうちに、とても愉快な気持ちになってきます。

 

どの羅漢さんも、お顔の表情が明るく楽しそうですね。

もしかしたら、家族や知人にそっくりな羅漢さんを見つけることができるかもしれませんよ。

 

真冬の愛宕念仏寺は観光客もまばらで少し寂しげな印象ですが、千二百体の羅漢さんは圧巻でした。

そして帰るころには、羅漢さんの楽しそうな笑顔にすっかり癒され、こちらまで楽しい気持ちになりました。

 

奥嵯峨の穴場スポットともいえる愛宕念仏寺、ぜひ一度訪れてみて下さい。

羅漢さんたちが笑顔で、おもてなしをしてくださいますよ。 

www.otagiji.com

 

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私の周りにいた本当に怖い京都人の話

京都の生活はストレスがたまり、京都で働くと神経を使う。

それでも私は「京都が好き」で、京都で生活し京都で働いてきました。

ただ、「京都人は苦手」です。

この矛盾が克服できずにいる理由の一つは、私の周りにいた最強の京都人の存在です。

ほとんどトラウマと言ってもいいかも知れません。

本当に怖い京都人は、職場にも、住んでいる地域にも、学校にも普通にいます。

 

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職場にいた本当に怖い京都人 

 

部下にはキツくて横柄なのに、上司にはいつも作り笑顔でゴマを擦る人は、京都ならどこの職場にも必ずいます。それもかなり!

 

さっきまで笑顔で話していたのに、相手がいなくなった途端に顔つきも言い方も一変して「あの人、ホンマに辛気くさいわあ」とか悪口を言う人も多いですね。

 

男性ばかり3人づつ机を向かい合わせて、6人のしまで仕事をしているのに、その中の一人にだけ仕事で必要なこと以外、誰も口を利かないいい年のおじさんたちには正直驚きました。

男性でもそんなことは普通にあるようです。

 

人に注意したり文句を言ったりするとき、直接言わないで必ず人を介する人も多いです。

「~さんが~て言うてはったから~したほうがいいでえ」とか

「みんな~て文句言うてはるから~するのはやめといたら」とか…。

 

それから嫌いな人にツンツンしてわざと聞こえるように嫌味を言い、悪口を他の人たちに触れまわる人。

中傷している相手の方をずっと見ながら、ヒソヒソ言い合う人たち。

特定の一人を仲間外れにしたり、雑用を押し付けたりする人たち。 

こういう人たちが多すぎて、だんだん慣れっこになっていきます。 

 

地域にいた本当に怖い京都人 

 

各地域の町内会では、何年かに一度組長の当番が回ってきます。

各組長はそれぞれの学区のいろいろな委員もしなければならないので、特に共働き世帯は大変です。

でも知らないうちに勝手に委員を決められたりすることも…。

またややこしい仕事を、言いやすそうな人に押し付ける人が必ずいます。

優しい言い方で、でもねちねちと有無を言わさずに押し付けるのです。

 

うっかりして忘れていたりちょっとしたミスをしてしまうと、悪口を言われたり噂されたりするのでけっこうプレッシャーですね。

 

あと、ショックだったことは、いつも優しい笑顔で穏やかにお話していた近所のおばあさんが、本当は全然違っていたことです。

病院でたまたま一緒になったら、先生や看護師さんにものすごい早口でまくし立てていて、雰囲気もまるで別人。わが目我が耳を疑いました。

でもそういう人は結構います。なかなか見極めるのは難しいですね。

 

 

学校にいた本当に怖い京都人

 

PTAのクラス役員を決める時の押し付け合いの見苦しさ、聞き苦しさは忘れられませんね。

前年度の委員が司会をするのですが、「~なので無理です」と断ろうとした人に対して「そんなことは理由になりません」とか「みんなそうです」とか…。

有無を言わさぬ態度は、もう大迫力で怖いくらいでしたね。

 

京都人は、一度何かがあると、何年でも何十年でも覚えているくらい執念深いので、戦々恐々です。

何かの時には、一人に対して数人が取り囲んで対応してくるので本当に怖いです。

 

また、京都は文部科学省平成27年度実施のいじめアンケートで、いじめの件数が児童・生徒千人当たりでは全国一という不名誉な結果になりました。

でも納得です。

子供のいじめは陰湿で、全く大人の社会の相似形ですから。

 

いじめ方は他府県と変わらないと思いますが、子供であっても「京都人気質」は侮れないですよ。

 

知人のお子さんは小学校でいじめられていた時、

先生の様子をうかがっていて、見ていない隙を狙って突き飛ばされたりとか、砂をかけられたりとか…

誰かの教科書や文房具を、机に入れられて「どろぼう」と大騒ぎされたり、作り話(悪口とか暴言)をその子が言っていたとふれまわられたり…

持ち物にいたずらされたり、隠されたり、捨てられたり…

みたいなことを日常的にされていて、しかもクラスの大方の子供が、いじめる側についていて誰も味方になってくれなかったそうです。

 

また転校してきた別の知人のお子さんは、全然仲間に入れてもらえなかったそうです。

京都人は、子供でも「転校生=よそ者は容易には受け入れない」からです。

 

でも受験学年になると、手のひらを返したように親切になります。

もちろん先生の前だけ!

 

その手の話は、私の周りでも本当によく耳にしますね。

 

 

まとめ 

 

京都以外のどこにでも同じようなタイプの人はいると思うし、似たようなことがあるのではないかと思います。

 

でも京都の場合、その割合がものすご~く多いと思っていただいて結構です(笑)

具体的に書きすぎると、いろいろ支障が出てくるので…(笑)、大まかに書いてみました。

本当に怖い京都人は、今も私の周りにたくさんいるのです。  

 

 

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京都は好き、でも京都人は苦手という矛盾!それってありですか?

京都は、世界中から観光客が訪れる観光都市です。

「訪れてみたい観光地」や「住んでみたい街」あるいは「好きな街」などのランキングでは、必ず上位に入っています。

一方で京都人というと、TVなどの影響もあり、腹黒とかプライドが高いといったマイナスなイメージを持たれているようです。

その土地(京都)は好きなのに、そこに住んでいる人(京都人)は苦手という矛盾!

では、なぜそんな矛盾が生まれるのでしょう? 

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私が「京都」と「京都人」に対して感じる矛盾

「京都の生活はストレスがたまる」と以前書きました。

観光で訪れるのと、実際に生活するのは違いますから。

長年住んでいても、住みやすい街とはあまり思えないですね(笑) 

yuluttokyoto.hatenablog.jp  

それでも京都という街はすごく魅力的で、私を惹きつけて止みません。

 

ただ、やはり私も京都人は苦手です。

仕事関係でもご近所でも、「いい人だなあ」と思う人は、(たまたまかも知れませんが)京都人ではありませんでした(笑)

 

 

私が京都に惹かれる理由

まず一番の理由は、ありきたりですが歴史が好きだからです。

歴史上の様々なことが、この土地でこの場所で繰り広げられたんだと思うとゾクゾクしてしまいます。

 

平安時代から明治維新まで、千年余りもの永きにわたって京都は日本の都でした。

朝廷を中心とした政治。華やかな王朝文化。数えきれないほどの政争や戦。

中近世の活発な商業。町人の生活。

 

京都にいると

「何もかもが、何代にもわたって今の私たちまで受け継がれてきた」

「生きた日本の歴史がここにある」

そう感じ取り実感することができます。

 

それは例えば、広沢の池を眺める時「平安貴族が舟遊びをしたこと」を想い、御所の前を通る時「かつてはここが日本の政治や文化の中枢だった」と想う…。

そういう時、私は京都で暮らす醍醐味を感じるのです。

古いお寺、神社、街並み、水辺…。その全てに歴史が息づいています。

 

伝統文化や工芸も同じです。

何百年もかけて受け継がれてきた『本物』に触れる時の、感動とリスペクトは他では味わえないものです。

 

もちろん、古いものだけに囚われるのではなく、新しいものを取り込み、常に前へと進んで行く推進力を実感できるのも、京都の魅力かも知れません。

 

 

京都人が苦手な理由

これについては私なりにいろいろ理由はありますが、苦手なものは苦手としか言いようがないですね(苦笑)

 

一つには、私の周りにいる最強の京都人の存在かも知れません。

地域で、学校で、そして職場で…『京雀(スズメ)』にはずいぶんと神経を使ってきましたから(泣) 

『京スズメ』とは、事情通で噂好きな京都の人のこと。

 

もちろん性格もあるので、素敵な方もたくさんいらっしゃいます。

だけど相対的にみて、私の「京都人苦手率」は相当高いですね(笑) 

 

yuluttokyoto.hatenablog.jp 

 

 

まとめ

よく耳にする「県民性」という言葉。

テレビや雑誌などでは「〇〇県人」とも言われていますよね。

その土地の歴史や風土、気候、文化などから、そこに住む人々に似通った気質や価値観、風習 が形成されていく…。

京都人は、京都の長い歴史や文化から育まれてきたのです。

 

支配者が変わっても、戦があっても、生き抜くこと。

狭い社会の中で、お互いが衝突することなく協力すること。

山に囲まれた狭い盆地、特有の気候のもとで暮らすこと。

伝統や文化、風習を一途に守っていくこと。

そういう術が、現在の京都人を形成してきたのかも知れません。

 

そう考えて、何だか納得できました。

私達の愛する京都は、京都人の手によって守られ発展してきたのです。

心からリスペクトしたいと思いました。

 

それでもやっぱり、私は京都人はちょっと苦手ですね(笑)

 

以上、『京都は好き、でも京都人は苦手という矛盾!それってありですか?』でした。

 

 

 

 

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秘書時代に感じた「それって変でしょう!」という応対~社会人としての常識~

大学を卒業し、秘書として働いていた頃の話です。 

「それって何かおかしくないですか?」と、突っ込みを入れたくなる応対をしている人が多くて驚きました。

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新人秘書として

 

大学を卒業後、就職した会社で、私はまさかの秘書室に配属されました。

せっかく就職できたにもかかわらず、先行きは不安しかありませんでしたね。

先輩秘書からの指導は本当に厳しく、挫けそうになることも…。

言葉使い、お茶の出し方など身につけることや、スケジュール管理、予算管理など覚える事がたくさんありました。

何とか一人前の秘書になれたのは、先輩たちからのあまりにも細かいダメだし、𠮟咤激励に耐えた日々があってのこと…(泣)

 

 

役員秘書の重圧と社内の立ち位置

 

そして役員秘書に!

担当の役員は無口で真面目なタイプの方で、親子以上年が離れていました。

失敗が許されない重圧に加え、時にはお局や先輩秘書にキツーく叱られることも…(笑)

 

また役員となると、取引先や関係先の方々もそれなりの役職・ポストですので、きちんとした対応が求められました。 

 

社内では自分よりはるか年上の男性社員が、わざわざ上着着用で来られて、敬語で話されるので、初めは面食らってしまいました。

でも、慣れとは怖ろしいものです。それが普通になっていくのですから(笑)

担当役員が、居る時でも居ない時でも同じでしたね。その辺はあっぱれです!

彼らは彼らで、少しでも印象を良くして、私から役員へ良く伝えてもらいたいとか、良く計らってもらいたいとかの思惑があってのことでしょうが…。

もし総務や人事などに配属されていたら、私のような新人にそんな応対はしなかったでしょう。

何か「虎の威を借る狐」ではないですが、「自分も特別な人」みたいに思ってしまいそうでした。

おかしな話です(笑)

でも、そう思ってしまっても不思議ではないくらいの、応対の仕方でしたね。

 

 

変だと感じた応対の仕方(社外)

 

仕事の取引先や関係先の方々とやり取りをする中でも、「それって何かおかしくないですか?」と、突っ込みを入れたくなる応対に気づくようになりました。

病院や学校、警察などに電話した時が、特に変だと思うことが多かったですね。

言い方や言葉の使い方、特に敬語の使い方が変でした。

 

例えば病院。

看護師や事務の方と電話をすると、ほとんどが医師や院長などに対して敬語を使っていましたね。

相手先である私より、扱いが上になるという、普通の常識ではありえないような応対!

今でも病院系では、この応対の仕方は多いようです。

 

学校や警察などのお役所系でも、多かったと思います。

役職者に対しての敬語は、当たり前のように使われていました。

プライベートな話ですが、子供の保護者として連絡を取った時、学校は今も変わってないなと感じましたね。

 

いづれにしても、一般の会社では考えられないことです。

新人の時に、もっと研修をした方がよさそうですね! 

 

もちろん、一般の会社でも感じることがありました。これは今も変わっていないようですが…。

例えば、ビルの一階まで取引先の人(おそらく偉い人)を送ってきて、ほかの会社の人の迷惑も考えずに、入り口付近で大場所を取ってペコペコ頭を下げ合っているところに何度も遭遇しました。

関係ない人から見たら、滑稽でしかありません。しかも邪魔(笑)

 

とにかく自分の会社の、あるいは自分の利害のことだけしか考えられなくなって、周りが見えなくなっているんでしょう。そういう会社員の方々もよく見かけます。

 

社会人としての教育の問題でしょうか?

それとも大人として、社会人としての、常識が問題なのでしょうか?

いづれにしても「人のふり見て我がふり直せ」です。

反面教師にしましょう!

 

 

 

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「京都で働くこと=京都人と一緒に働く」という覚悟!

京都は、訪れたい街や住みたい街のランキングでは、必ずベスト3に入っています。

最近では民間のみならず、行政も他府県からの京都への移住に本腰を入れ始めているようです。

でも旅行で遊びに来るのと、「住む」のとは全然違うのではないでしょうか?

「京都で暮らす」、そして「京都で働く」ためには、それなりの覚悟が必要ではないかと思います。

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「京都で暮らす」

 

京都は、気候的には「夏は猛暑、冬は底冷え」なので、とても住みやすいとは言えません。

また京都人気質を理解し、空気を読んでお付き合いしなければならないので大変です!

それに加えて観光客が多く、常に渋滞していて公共交通も混雑しています。

 

以前にも書きましたが、「京都の生活」は結構ストレスがたまりますよ(笑)

 

yuluttokyoto.hatenablog.jp

   

「京都で働く」

 

伝統工芸や町屋カフェ等、やりたいことや将来の夢があって移住して来られる方にとっては、京都は魅力的な町だと思います。

京都にしかないもの、京都でしかできないことがあるからです。

歴史の研究がしたくて、京都の大学で働いている私の友人は、同業者とのつながりやすさという点でコミュニティーの大きさがちょうどいいと言っていました。

 

でも一つ、絶対に忘れてはならないことがあるのです。

「京都で働く」ということは「京都人と一緒に働く」ということです。

そういう意味で、“覚悟”を持たなければ、長続きするのは難しいと思いますよ!

 

 

「京都人と一緒に働く」

 

京都人は腹黒い、二重人格、本音と建前が違う…等、いろいろと言われています。 

yuluttokyoto.hatenablog.jp

 

仕事の面ではどうでしょうか?

実際京都人は、細かいことまでよく気がついて、気配りができる人が多いです。

また、周りの空気を読んで自制のきいた言動ができ、波風を立てないように神経を使うことができるため、職場では重宝されている人も多いのではないでしょうか?

 

ただその代わりに、本心はどうなんだろうとか、悪く思われていないだろうかと、常に気になってしまいます。

うまくいっている時はいいのですが、一度何かでうまくいかなくなったら…。

あとは本当に地獄ですね(笑)

 

でも「京都人と一緒に働く大変さ」は、職場や置かれている立場によって大きく違ってくるようです。

例えば職種や、正規か非正規かということ、事業規模、人数、勤務先の京都人率(勤務している人全体の人数に対する京都人の数の割合)などです。

 

職種にもよりますが、非正規が多く京都人率の高い職場ほど、かなりの覚悟を要すると思います。

 

 

「京都人と一緒に働く覚悟」

 

では、「京都人と一緒に働く」ためには、どんな覚悟が必要なのでしょうか?

 

いろいろ考えられると思いますが、とにかく周りに流されないことです!

京都人気質をよく理解し、「悪口や噂話はルーティン」くらいに考えること。

一人でいる勇気を持つこと。

言い方や表情に惑わされず、相手の言っていることを理解すること。

そして、何があっても“自分は自分”という気持ちを持ち続けること。

 

そのくらいの強い気持ち、覚悟があれば、きっと大丈夫です!

 

 

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京都、北野天満宮にゆるっと行ってきました!

北野天満宮に行ってきました。

初詣や初天神の賑わいも一段落し、境内は人が少なくてのんびりでした。

2月3日は節分会。また多くの人が訪れることと思います。

これからまだまだ受験シーズン!

合格祈願の絵馬はどれも真剣そのもので、緊張感が伝わってきました。

 

三光門から本殿へ

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三光門(重要文化財)について、北野天満宮ホームページでは

三光とは、日、月、星の意味で、梁の間に彫刻があることが名の由来ですが、星の彫刻だけが見られないともいわれています。

その理由は、かつて朝廷があった大極殿から望むとちょうどこの門の上に北極星が輝くことから。天空と一つになって平安京を守っていた場所がこの北野の地なのです。

この伝説は「星欠けの三光門」として今も当宮の七不思議に数えられています。 社殿と同じく、桃山時代の建築様式で重要文化財に指定されています。

と書かれています。

三光門は壮麗で、本当に調和のとれた美しさ。豊臣秀頼公の造営です。

初詣の頃には人が多すぎて、じっくり見ることができませんが、北野天満宮の中で一番の豪華さです。 

 

本殿にて参拝

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振り返ってみれば、これまでにどれだけいろいろなお願いをしてきたことでしょう。

しかも、わずか百円のお賽銭で…。

本当に厚かましい話です(笑) 

 

でもいつも何か心のよりどころになるというか、不安な気持ちを決心に代えられたような気がします。

ありがたいことです。

  

北野天満宮といえば“梅の花” 

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菅原道真公がこよなく梅を愛したことから、境内には1500本もの梅の木があるそうです。

大宰府に左遷されるときに、庭の梅に詠んだという和歌

東風吹かば

匂ひおこせよ 梅の花

主なしとて 春を忘るな 

中学時代だったでしょうか、この歌に込められた道真公の様々な想いを想像して、何とも言えないせつない気持ちになったことを思い出します。

 

そして、この有名な和歌に詠まれた梅の花が、道真公を慕い一晩のうちに太宰府に飛んで行ったというのが“飛梅伝説”です。

 

これらのことから、梅が北野天満宮の神紋となり、命日にあたる2月25日には梅花祭が行われています。

梅花祭の日は上七軒の舞妓さんや芸妓さんの野点があり、露店もたくさん出て、毎年とても賑やかです。

 

梅苑は1月28日から公開されています。

今年は年初暖かい日が続いたせいか、早咲きの梅はもう咲いていますよ。

でも、その後雪が降ったりして寒い日も多かったので、見に行くならもうちょっと先の方がいいかもと思いました。 

 

撫で牛信仰

菅原道真公をお祀りした北野天満宮では、牛は神の使いとされています。

「道真公が生まれたのが丑年」「亡くなったのが丑の月の丑の日」「牛が刺客から道真公を守った」など 、多くの伝承があるようです。 

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天満宮の中には牛の像がたくさん置かれています。

いくつくらいあるのか数えたことはありませんが、とにかくたくさん!

しかも、各種あるのでちょっと面白いですね。

 

参拝に来られた人が撫でているのをよく見かけますが、学問の神様なので、やっぱり頭を撫でている人が多いですね(笑)

自分の頭を撫でた手で、牛の頭を撫でるといいそうです。

また、自分の体の悪いところを撫でた手で、牛の同じところを撫でると良くなるとか。

 

おかげで牛はツルツルです!

そういう私もよく撫でました(笑)

効き目があったかどうかは よくわかりません。 

 

www.kitanotenmangu.or.jp

 

 

 

 

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表情豊かな京都・広沢の池を楽しむ~冬の広沢の池って水を抜くんです~

広沢の池は、四季を通して私たちを楽しませてくれます。

春の桜、夏の青葉、秋の紅葉…。

中でも冬の広沢の池は、時間や天気によって姿が変わり、とても表情が豊か。

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毎年12月になると水が抜かれるので、池の水が少なくなるんですよ!

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水抜きをするまで、池の底だったところ。

底の土が顔を現しています。 

 

広沢の池の鯉上げ

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広沢の池は奈良時代に、灌漑用のため池として作られました。

冬の時期に水抜きをして池底の泥を洗い流す「池干し」をすることで、微生物が活性化し泥を分解してくれるそうです。

これは千年以上もの間、農家の方々に代々受け継がれてきた伝統だということですから、本当にすごいですよね。 

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春に放流した鮒や鯉の稚魚を、池の水を抜いて捕獲し販売する「広沢の池の鯉上げ」は、冬の京都の風物詩の一つです。

京都のローカルニュースでは、毎年放送されていますね(笑)

 

「鯉上げ」は水を抜いて水位を下げていき、鯉を追い込んで網で引き揚げるのです。

毎年近所の人や料理屋さんなどが、たくさん買いに来られていますよ。

 

「鯉上げ」が終わると、広沢の池は本格的な冬を迎えます。 

 

雪の広沢の池  

水が少なくなっているので、雪が降ると「ここって広沢の池だったよね?」というくらい、別の顔を見せてくれます。

それまでとは全然違う雰囲気になるんです。 

 

温暖化の影響か、以前に比べれば京都の寒さもマシになりました。

雪が降る日が少なくなり、積もることも一冬の間に数回程度。

それでも2~3年に一度は大雪になります。

市内では東より西、そして北へ行けば行くほどたくさん積もるので 、私の住んでいる嵯峨嵐山地区は大変です(笑)

 

それでも雪が降り始めると、何だか童心に返るような気がしますね。

翌朝、真っ白に積もった雪を見てすごくテンションが上がるのですが、一瞬にして現実にかえる!なんていうこともしばしば…。 

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広沢の池は雪が降り始めると、白いベールをまとったよう。 

霧のような雪と冷気で、向こうが見えにくくなります。

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いつもの穏やかな風景が一変。

自然の激しさを思い知らされる冷たい雪と風で、凍えるような寒さです。

 

そして、翌朝来てみると…。

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青空は広がっていますが、池の水の上まで真っ白です!

水の表面に薄く氷が張って、その上に積もったんですね。

まるで北国のような景色。

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雪が朝の光に照らされて、まぶしいくらい!

なかなか見ることのできない、本当に綺麗な景色です。

必ず何人か、写真を撮りに来られていますね。

 

広沢の池は、心を癒してくれる、そしてリラックスできる大好きな場所。

いろいろな意味で、“自然”について考えさせられます。

 

 

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京都、清凉寺と森嘉の美味しいお豆腐を楽しむ!~3月15日は嵯峨釈迦堂の早春の行事“お松明式”です~

3月15日に清涼寺で、お松明式が行われます。
お松明式とは、釈迦の涅槃会の伝統行事で、お釈迦様が荼毘に付される様子を再現しているそうです。
五山の送り火鞍馬の火祭と共に「京都三大火祭」の一つです。

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京都に春を告げる清凉寺のお松明

 

早稲・中稲・晩稲に見立てた高さ7メートルもの松明に点火。

その火の燃え方でその年の農作物の豊凶を占います。

また、本堂前に立てられる13本の高張り提灯の高低で、江戸時代には米相場を占ったと言われています。

 

清凉寺の境内はとても広く、お松明の周りにはたくさんの露店も出るので、毎年たくさんの観光客と地元の人ですごい賑わいです。

嵯峨や嵐山地区の子供達をはじめ、地元ではよく知られた行事の一つですね。

境内の狂言堂で行われる、嵯峨大念仏狂言重要無形民俗文化財)は、京都三大念仏狂言の一つです。

 

夜八時、松明に点火されてからが圧巻です。

火の勢いがもの凄くて、怖いくらい。

顔が熱く感じます。

夜空にオレンジ色の火の粉がたくさん舞いあがって、勇壮で幻想的。

 

一見の価値ありです!

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紅葉の時期を過ぎると、普段は静かな清凉寺

西に(左)進んで行くと、二尊院、そして平家物語にも描かれた滝口寺、祇王寺へと続いていきます。

 

seiryoji.or.jp

  

 

地元で愛される森嘉のお豆腐 

 

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清凉寺の門前の通りにある(門を出て東)「森嘉」は、京都ではかなり有名な嵯峨豆腐のお店です。

創業百五十年以上とのことですよ。

京都市内の料亭や料理旅館でも、湯豆腐といえば森嘉のお豆腐が使われています。

でも手作りのためか、一部のデパートやお店でしか買うことができません。

 

森嘉に直接買いに行くことができるのは、とても有難いことなのです。

地元の人が、できたてのお豆腐を求めて並んでいることもあります。

 

私も森嘉の嵯峨豆腐のファンです(笑)

なめらかで適度なコシがあって、本当に美味しいですよ。

 

お豆腐だけでなく、銀杏やユリ根など具沢山であっさりとした飛竜頭(ひろうす)は最高です。

ぜひ一度試してみて下さい! 

 

sagatofu-morika.co.jp

 

 

 

 

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京都の街並みを楽しむ!~夕暮れの四条河原町から祇園まで~

まだまだお正月気分の一月十日、四条河原町から祇園まで歩きました。

阪急電車河原町駅で下車。

待ち合わせ場所の祇園までは徒歩で10分位です。

まだ時間にかなり余裕があったので、街並みを楽しみながらゆるゆると歩いて行きました。 

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 暮れなずむ鴨川と四条大橋

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鴨川の西詰に佇む東華菜館は、外観もレトロな北京料理のおいしいお店です。

何と、ここには日本最古のエレベーターがあるんですよ。

古めかしくてちょっと怖かったけど、いい経験です(笑)

ちなみに手動式です! 

www.tohkasaikan.com

 

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四条大橋から南座を望む景色を眺めていると、だんだんと薄いオレンジ色に包まれ始めました。

そろそろ夕暮れです。

 

去年の顔見世は、耐震工事のために先斗町歌舞練場でした。

私が去年の春に初めて鴨川をどりを見に行った時は、あまりの古さ(失礼!)というか、歴史を感じさせる建物に驚いたのですが、そこで顔見世というので本当にビックリでしたね。

yuluttokyoto.hatenablog.jp

 

 

京都ゑびす神社の十日ゑびすと祇園

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沢山の人だかりを何だろうと思いながら歩いていくうちに、この日が十日ゑびすだということを思い出しました。

出店もたくさんでていて、すごく賑わっていました。

商売繁盛を願い、遠方からも来られるようです。 

 

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八坂神社の鳥居の朱色が、暮れ始めた祇園の街並みに浮かび上がって綺麗でした。

ここは、学生時代によく待ち合わせをした場所の一つです。

祇園さんの石段下で集合」とか言っていましたね。懐かしいです。

 

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着物姿の女性や外国人もたくさん。やはり着物は華やかですね。 

灯りがともり始めると、この街は独特の雰囲気に包まれます。

 

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陽が傾き、だんだん暮れていく街並みが好きです。

祇園の街並みには、特に夕暮れから闇に包まれる頃が似合いますね。

ここからは大人の時間。

素敵な仲間とおいしいお酒があれば十分です。

 

 

関連記事 

yuluttokyoto.hatenablog.jp

 

 

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大雪と風邪で立ち往生した初めての経験!

この冬一番の寒波で大雪となった京都。

嵐山にほど近い、我が家の周りの雪がやっと溶けたと思ったら、また雪の予報です。

前回の失敗で学んだ教訓をいかして、雪への備えをしっかりとしたいと思います。 

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風邪と雪は油断大敵

 

ちょっとした風邪だと思って、市販のお薬を飲んで普段通りの生活をしていました。

でも油断していたら、大変なことに…。

 

ちょうど三連休で家族がみんな家に居たこともあり、次々とうつってしまったのです。

雪の降り始めで、だんだんと冷え込んだことも一因でしょうね。

病院は休みだけど、風薬やうがい薬、マスクなどはあるし、特に心配はしていませんでした。暖かくして休んでいればいいかな、そう考えていました。

 

でもそうこうしているうちに、これはちょっとありえないというくらいに降り始めたのです。京都で開催された女子駅伝をご覧になっていた方は、京都もこんなに降るのかと思われたようです。

あっという間に積もって、私の家のそんなに広くもない庭も(笑)、小銀世界に!

一夜明けると、雪と氷で門が開かなくて困りました。

家の周りも別世界で、向こうに見える西山は真っ白!深めのレインシューズじゃないと歩けないくらいでした。

 

 

風邪と雪で立ち往生

 

でも一番困ったのは、家族がみんな風邪をひいてしまったせいで、買い物に行けなかったことです。

普段から、あまり防災や何やらのためのストックをしていなかったので、本当に困ってしまいましたね。

 

これって孤立状態っていうのかな?

大げさですが、そう考えてしまいました(笑)

調べてみると、とりあえず生活用品のストックは大丈夫そうで安心しました。

一番の問題は食料品!

冷蔵庫の中も底をつきかけ、いろいろなものをかき集めました。

 

でも何とかなるもんですね。

残り物の野菜やお肉を煮込んで、鶏がらスープの素で味付けをしたスープ。

お歳暮で頂いたおかずのセットの残り。インスタント味噌汁やカップスープ。

パスタや乾めん。

冷凍しておいた干物やほうれん草などなど。

 

量はだいぶ少なかったけど、工夫してひと手間かけたらけっこうおいしく頂けました。

風邪でしんどかったので、本当は楽に作りたかったのですが…(泣)

 

 

今回学んだこと

 

今回の経験から、食料品や生活用品を常備しておくことの大切さが身に染みてわかりました。

今までも、震災や台風について報道される度、多少の備えはしていたつもりでした。

でも日が経つうちに、適当になっていたのかなと反省しています。

 

すぐに私が備蓄したものは、冷凍のブロッコリーやほうれん草、ミックスベジタブルなどの野菜。

お魚の切り身や干物、お肉の冷凍。

冷凍ピラフや、冷凍パスタとか麺類。

インスタント味噌汁やスープ。乾麺。缶詰。おもち。お菓子類。

本当にあきれるくらい、ありきたりなものばかりです(笑)

 

でもこれからは、時々チェックしながら、ストックを欠かさないようにしていきたいですね。

もちろん、お薬、そしてトイレットペーパーなどの生活用品、お水のペットボトルなども忘れずに!

 

 

 

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SMAPの解散に思うこと

ついに来るべき日が来てしまいました。

スマスマの最終回、そしてSMAPの解散…。
デビュー25周年のメモリアルイヤーに、こんな形で解散しなければならないなんて…。胸がいっぱいで言葉になりません。

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SMAPの解散速報から4か月

 

錦織圭選手の準々決勝中に流れたSMAPの解散の速報!

覚悟はしていましたが、やはりショックでした。

十代の頃から好きでしたからね。

しかも「なんでこのタイミングで?」と思いました。

 

とは言っても、スマスマの収録から漏れ聞こえてくる様子や、番組での5人の硬い表情を見れば、ファンなら誰もが不安を抱いていたはず。

でも「何とか乗り越えてほしい」と祈るような気持ちで見守っていました。

あれから4か月。現実になってしまい残念です。

 

芸能事務所に抱いた不信感

 

デビュー25周年なのに、CDの発売もコンサートもないまま解散を発表。

解散の理由が「メンバー間の溝が埋まらず」なんて、ずっと応援してきたファンはやりきれません。

そして最後の最後にやっとベスト盤の発売…。

 

スポーツ新聞や週刊誌、ネットなどでは、誰かを悪者に仕立て上げようとする意図があからさまでした。

 

でももともとの発端はといえば、所属事務所内の問題であったはず。

「経営者一族対、元マネージャーの内紛」だとか、「元マネージャーのクーデター失敗」とか、いろいろ言われてましたよね。
(それがもし本当であるならば、SMAPはあまりに気の毒です。)

 

芸能事務所によるパワハラやマスコミ操作など、いろいろなことが言われていますが、
以前から、所属タレントのゴリ押しやバーター起用などが取り沙汰されていました。

 

一般の企業ではコンプライアンスコンプライアンスと言われて久しい気がします。

企業の社会的責任もあり、透明性が求められていますし、従業員の労働条件についても厳しくなりました。

 

芸能事務所には、そういう意味での透明性が全くないように思います。
企業と同様、コンプライアンスを遵守し、タレントや従業員を大切にしてほしいと思いますがどうなんでしょうか。

 

スマスマの最終回に思うこと

 

まずはSMAPに「お疲れ様」そして「ありがとう」と言いたいです。

個人的には、長い間楽しませてもらいました。そして辛かった時、励ましてもらいました。SMAPは私にとって稀有な存在。

スマスマを見ていて、いつもSMAPが傍にいてくれたことに感謝したいと思いました。

これで本当に終わってしまうのかと思うと残念です。

 

その上で言わせてもらうならば、最後に解散の本当の理由の説明もなく、生出演のパフォーマンスもないというのはどうしてなのでしょうか?

 

40代の男性が、しかもプロのタレントが、不仲だからという理由はありえないと誰もが思っているはずです。

社会人が最後のけじめをつけることもできないなんて、普通に考えてもおかしいですよね。

所属事務所への不信感はつのるばかりです。

 

いつかSMAPの一人一人の言葉で、本当のことを話せる日が来ることを願っています。

そしてこれからも活躍してほしい、今はただそれだけですね。

 

 

 

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私の大好きな琵琶湖の風景~浜大津の街並みとマザーレイクの安らぎに癒されて~

私の実践するスローライフとは、とにかく自然体でゆっくりとした毎日を送ること。

気持ちをできるだけコントロールして、今に集中すること。

呼吸を整えて、思考をゆったり前向きにすること。

そして好きなことを楽しむことです。

でも未熟者の私は、時々疲れがたまってしまいます。

そんな時、必ず行きたくなるのが琵琶湖なんです。 

 

浜大津まで地下鉄(京阪)に乗る

 

京都から琵琶湖へ行くには、もちろん車が一番ベストです。

広くてゆったりした、湖岸道路を走るのは本当に最高!

学生の頃はよく遊びに来ました。

免許を取って、初めてドライブしたのも琵琶湖です。

 

でも車なし生活を送っている私は、公共交通を使うことにしています。

安上がりだしね!

そうなると地下鉄(京阪電車)かJRですが、私の住んでいる嵐山地区からは地下鉄が便利です。

太秦天神川駅まで嵐電で行き、浜大津行きの地下鉄東西線に乗り換えます。

太秦天神川駅から浜大津駅までは、乗り換えなしなら32~34分、530円です。

 

蹴上から地上に出るので、ぼんやりと景色を眺めていると、あっという間に着きます。

初めて乗った時は「早っ!」と少し驚きましたが、他県といえどもお隣さんですもんね!

  

どこか懐かしい浜大津の街並み

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浜大津に着いて駅の改札を出ると、眼下には(というほど大げさなものではないけど)浜大津の街並みが!

どこか懐かしさの残る佇まいです。路面電車のせいでしょうか?

ほっとします。

まっすぐ進めば坂本方面。左に行けば京都方面。線路も昔から同じです。

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でも琵琶湖側には、背の高いマンションがたくさん立ちました。まるで要塞みたい。

以前はのどかな景色だったのに…。そちら側はすっかり変わってしまいました。

何だか寂しい気がしますね。 

 

琵琶湖の風景に癒される

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大津には以前からよく遊びに来ていました。私は滋賀県が大好きなんです。

京都人は、滋賀県をバカにして「何にもない田舎」とお得意の陰口を言っていますが…。

京都のような山に囲まれた盆地では、時々息が詰まりそうになることがあります。

もちろん人的ストレスも大きいです…(笑)

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広々とした琵琶湖を眺めていると、本当に心が癒されてリフレッシュすることができます。心にまとわりついていた糸が、ほどけていくような感じがするから不思議。

空の高さ、風の気持ちよさ、湖の大きさ。

何もかもが心地よくて、自然にリラックスできます。 

 

マザーレイク琵琶湖

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琵琶湖の景色を眺めていると、マザーレイクと言われる意味がよくわかる気がします。

難しいことはわかりませんが(笑)

 

母に抱かれているような安らぎ、そういう感覚に癒されます。

全ての命を育む琵琶湖の水は、ストレス社会を生きる私たちの心も受け止めてくれるかのようです。

 

自分勝手かも知れませんが、あまり開発が進まないでほしいですね。 

ずっと変わらないものは貴重ですから…。 f:id:yuluttoKyoto:20161222115237j:plain

それからビアンカ!ビジュアルも美しいですね。

いつかまた乗りたいなあと思いました。 

 

 

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京都駅のクリスマスイルミネーションを楽しむ!クリスマスツリーを上と下から見てみた

クリスマスの飾りつけがされた街は、本当にオシャレで綺麗!大好きです。

一年で一番華やかな時期ですよね。

東京や大阪とは比べものにはなりませんが、京都にもキラキラスポットがちょっとはあるんです(笑) 

 

ロームのイルミネーション

 

先日は京都で一番のキラキラスポット、「ロームのイルミネーション」を見に行って来ました。

www.rohm.co.jp

LED約80万球の輝く光は、圧倒的なキラキラ!

幻想的で息をのむくらい綺麗でした。

 

 

京都駅のクリスマスイルミネーション

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京都駅ビル・室町小路広場のクリスマスツリーは、22メートルもあるそうです。

JR中央改札前辺りから見上げると、何だか小さく感じます。

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でもエスカレーターで上がって行くと、だんだんツリーが近くなって、より大きくて美しく感じました。

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そしてさらに上がって行くと、今度は上から眺めることができるので面白いですね。

今年は、京都市プラハ姉妹都市提携20周年を記念して、イラストレーターの近藤圭恵さんがデザインしたそうです。

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ツリーの色が次々と変わっていくので、とても綺麗です。

後ろを振り返ると、東広場の飾りつけも見えます。

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京都タワーはいつも通り!ほっとします。

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クリスマスまであと少し!いくつになってもクリスマスは待ち遠しいですね。

「美味しいものが食べたいだけでしょ?」とか言われてますが…(笑)

 

でも、イルミネーションが終わってしまうのは少し寂しいです。

 

現実的に考えれば、25日が過ぎたらすぐにお正月的な飾りつけになるわけです。

短時間でチェンジするのって大変ですよね?

そう考えると、気持ちが入って余計に美しく感じます。

 

 

 

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冬の京都観光に絶対必要な3つのもの!

「底冷え」といわれる京都の冬は、盆地特有の厳しい寒さです。

雪が積もることは少ないのですが、しんしんと凍えるように冷えます。

そんな冬の京都観光に、絶対必要な3つのものをご紹介したいと思います。 

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京都の気候対策

 

最近は、真冬の京都にも観光客がたくさん来るようになりました。

以前は私の住んでいる嵐山地区は、冬場は人が少なくてとても静かだったんですよ。

ところがここ何年か前からは、ライトアップや花灯籠が終わった後の時期でも、たくさんの観光客で賑わうようになりました。

 

でも夏の暑さのイメージが強いためか、京都の冬が寒いことを知らずに来られている方も多いようです。

 

防寒対策は万全に!薄着は禁物です。

できれば手袋やマフラー、使い捨てカイロがあった方がいいと思います。

 

そして絶対必要なものの一つ目は折りたたみ傘です。

京都の冬はしぐれることが多く、今晴れていると思っても、すぐ曇ってしまいます。

ちょっと暗くなったと思っていると、しぐれて雨が降り出すのです。

 

冬の雨は冷たくて、濡れると乾きにくいので傘は必需品ですね。

京都に住んでいると、冬の外出の時は折りたたみは必ず持っていくべきと思ってしまいます。それくらいしぐれることが多いのです。

 

インフルエンザ・風邪対策

 

インフルエンザや風邪が流行るこの季節。

 

特に電車やバスの中は混みあって、他の乗客と体が密着します。

京都は世界中から観光客が訪れますが、外国人には咳やくしゃみをする時に口元に手を当てない方が多いように感じます。

もしインフルエンザや風邪などに感染している人がいたら、特に電車やバスでうつる可能性が高くなるのです。

 

なので絶対必要なものの二つ目はマスクです。

乗り物の中ではマスクをした方が安心ですから。

 

 

除菌のウエットティッシュがあれば、よりbetterですね。

 

 

お寺や神社などでの参拝対策

 

特にお寺では靴を脱いで中に入ることが多いと思います。

でもスリッパが置いてあるところは、意外に少ないですよ。

床板や畳はものすごく冷たくて、だんだん足の感覚がなくなってしまいます。

 

特に女性の方!

ストッキングや薄いタイツでは、本当に足が凍ってしまいそうです。

 

絶対必要なものの三つ目は、厚手の靴下です。

靴下やストッキング、タイツの上から被せられるタイプのもの。

厚地のものや、フワフワした生地もの、フリースなどがいいですね。

 

ちなみに丈の長いブーツは、脱ぎ履きしなければならない所ではお勧めできません。

でも時間に余裕があれば別です(笑)

 

 

まとめ

 

京都は山に囲まれた盆地のため、比叡おろしの冷気がたまり「底冷え」がします。

防寒対策には上着類のほかに、手袋やマフラー使い捨てカイロなどがあるといいですね。

 

私のお勧めする“冬の京都観光の必需品ベスト3”は

・折りたたみ傘

・マスク(+除菌のウエットティッシュ

・厚手の靴下

 

それともう一つ、あると便利なものは、薄いビニールシートです。

観光地や公園のベンチは、濡れていたり汚れていたりすることが多いので、さっと敷けば衣服を汚さなくて済みます。

また、鴨川や桂川などの川べりに座る時にも使えます(カップル必携!)

 

特に冬場は、夜露や時雨で直接座れないことが多いので、カバンに一枚入れておくといいですよ。 

 

 

 

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大切な人を亡くした虚無感から立ち直るたった一つの方法!

先月、大切な人を病気で亡くしました。

癌で余命半年と診断されていたので仕方がないのですが、辛くて苦しくてどうしても立ち直れませんでした。

昼間は頑張って普通にしているのですが、夜ベッドに入るとその人のことを思い出して悲しくなり、眠れなくなってしまったのです。

そして決まって過呼吸になりそうになりました。

 

約一か月が過ぎ、少し落ち着きを取り戻したように思います。

どうすれば大切な人を亡くした虚無感から立ち直れるのか。

たった一つの方法に、私は気づいたのです。 

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解決できるのは時間だけか?

 

こういう時、「時間が解決してくれる」といいますよね。

確かにそうなののかも知れません。でもその時の自分は、あまりの虚無感に押しつぶされそうでした。

この状態がいつまで続くのかと思って、泣きたくなりました。

どうすれば、乗り切ることができるのか…。

時間以外に解決できる方法はないのか…。

 

普段の私は明るく前向きで、夜の私はまるで別人のようでした。

他の誰にも、そんな自分の姿をさらけ出すことができなかったのです。

 

こんな時、カウンセリングに行く人もいると聞きます。

カウンセリングをしてもらえば、この辛さや悲しみは本当に軽減するのでしょうか?

行ったことがないのでわかりませんが、そもそもカウンセリングとは何をするのでしょうか?

そして何かが変わるのでしょうか?

 

でも私にはそんな気力がありませんでした。

「やっぱり、自分で乗り超えるしかない」そう思っていました。

 

 

自分をコントロールすること

 

今まで、どんな時も前を向いて乗り切ってきたつもりでした。

できるだけ辛いことや悲しいこと、腹の立つことは考えないようにしながら…。

嫌な感情には蓋をして、目の前のことだけに集中して…。

だから嫌いな人とも付き合えたし、苦手な事にも向き合ってこれました。

感情に蓋をしたりやり過ごすことを覚えてからは、いろいろなことに対して自分自身をコントロールできるようになりました。

そのような術を知らなかった十代や二十代の頃に比べると、信じられないくらい楽に生きられるようになったのではないかと思います。

 

でも大切な人をなくした虚無感を乗り越えるのは、そんなに容易なことではありませんでした。初めての経験ではないのですが…。

対象が“現在”ではなく“過去”、そして“現実”ではなく“記憶”なのです。

自分の感情が制御不能に陥ってしまったことに、一番驚いているのは私自身でした。

 

 

書くことで気持ちを整える

 

こうやってブログを書いていると、少し気持ちが落ち着くように思います。

文章を書くことで、自分の感情をコントロールするという経験は初めてでした。

感情的になっていた自分を冷静に見つめ直し、理性の世界へ連れて行ってくれるように感じました。

 

かつてまだ少女だった頃、日記を書いていたことがあります。

日々のとりとめもないことから、楽しかったこと、嫌だったこと、辛かったこと、好きな人のこと、悩み…。

それは感情を投げつけるような、ストレスをぶつけるような、喜びや楽しみを共有するようなものでした。

 

大人になった自分は、今の感情ではなく別のことを書くことで落ち着きを取り戻し、少し穏やかな気持ちになりつつあります。

 

 

大切な人を亡くした虚無感から立ち直る方法

 

大切な人を亡くした虚無感から抜け出すには、やはり時間が必要だと思います。

時間は悲しみや辛さを軽減し、癒してくれるはずです。

ではいったいどのくらい時間が経てばいいのでしょうか?

私にはそれを待つだけの、心の余裕がなかったのです。

 

ある晩のこと。

その人が亡くなる前に一緒に撮ったスマホの写真を眺めていました。

初めは悲しくて涙が止まりませんでした。

でも見ているうちに、楽しかったいろいろなことを思い出して、いつの間にか穏やかな気持ちになったのです。

 

そして気づきました。

私がその人のことを忘れずにいる限り、その人は私の中に生き続けているということに。

出会えたこと、同じ時間を過ごせたことに、感謝の気持ちを持ちながら、何度でも記憶の中のその人に会おうと…。

 

「共に生きている」

そう考えることが、大切な人を亡くした虚無感から立ち直るたった一つの方法なのです。  

 

 

大切な人との思い出を、これからも優しく穏やかに心の中に抱き続けていたいと思います。 

 

 

 

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