ゆるっと京都 de スローライフ

日々の気づきを発信している雑記ブログ!

在宅介護の現状に憤りを抑えられません!~親戚のおばあさんが亡くなって思ったこと~

寝たきりで自宅介護の生活をしていた親戚のおばあさんが、とうとう亡くなってしまいました。

介護を受け始めてから亡くなるまでの2か月を振り返ると、納得がいかないことだらけです。

日本の高齢者福祉は本当にこのままでいいのか、改めて考えてみたいと思います。

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介護認定の現状

 

彼女は89歳。「要支援2」という介護認定を受け、自宅で独りで生活していました。

2月の寒い時期に玄関先で倒れているのを発見され、救急搬送されました。

低体温症で発見が遅れていたら、命にかかわるような状況でした。

杖を使って歩くこともおぼつかない状態だったので、心配していたことが現実になった形です。

 

数メートル歩くのに何分もかかり、しかも方向転換ができにくいために転倒ばかりしていました。

すでに自力で家事をするのは、かなり無理があったのです。

例えば食事。出来合いのものやインスタントばかりで、時には何も食べないこともあったようです。

そんな状態で「要支援」というのはおかしくないのかということを、ケアマネージャーに相談していた矢先の、救急搬送でした。

その後3週間の入院生活を経て、自宅に戻りました。

 

 その経緯については、以前にも書いています。 

yuluttokyoto.hatenablog.jp

入院中に介護認定のやり直しで、「要介護3」になりました。 

 

要支援」というのは、寝たきりになることを防ぐ目的があるそうです。

それならば彼女のような場合、本当に「要支援」でよかったのか今だに疑問です。

放っておいたら、転倒して歩けなくなるのは誰の目にも明らかだったはず。

それをわかっていて、何のケアもしてもらえず、本当に寝たきりになってしまったことに憤りを感じずにはいられません。

 

 

自宅介護の現状

 

病院では看護師さんの介助で、食事と排泄はベッドから降りてしていました。

食事の時は車いすにテーブルをつけて、排泄はベッド脇のポータブルトイレで。

また、毎日病院の廊下で歩行訓練もさせてもらっていました。

 

退院後は「要介護3」になったため、ヘルパーが1日3回(毎日1時間ずつ)来てくれるようになりました。

とはいうものの、夜間一人になるのは同じなので、以前にも増して心配でした。

 

しかし驚いたのは、彼女が寝たきりになったという事実です!

病院では看護師さんの介助を受けながらベッドから降り、一人で食事や排せつができていたはず。

介護サービスの契約をした親族に、経緯を聞いてみました。

ベッドから降りたり、椅子やポータブルトイレに座らせたり、またベッドに戻したりなどの介助が、ヘルパーの負担になりすぎて無理があるからという理由だったそうです。

 

そんなことって本当にありなんでしょうか?

「要介護」の状態では、自立支援は必要ないということでしょうか。

それとも、それが一般的な介護の現状なのでしょうか?

介助があれば頑張れる状態なのに、寝たきりにさせるなんて、私にはまったく理解できません。

 

食事と排泄は、人間の尊厳に関わることです。

 

 

在宅医療の現状

 

彼女は退院から2週間で亡くなってしまいました。

朝ヘルパーが訪問して、発見したそうです。

 

寝たきり状態になってから十日ほど経った日のこと。

その日から週に一回、デイサービスに行くことになっていました。

でも、初めてのお風呂や慣れない場所で気疲れして、体調を崩してしまったようです。

そもそもベッドの上での生活しかしていないのに、6時間の外出は初めから無理な計画だったように思います。

 

次の日から食欲がなく、痰が絡んでいて、多分風邪を引いたのではないかということでした。

その日は祝日で、かかりつけの医院は休診だったので、翌日に電話して往診を頼んだそうです。

でも往診の受付は午前中までなので、その日は無理ということだったそうです。

 

なぜヘルパーが、朝一で電話しなかったのかということも疑問です。 

ですがそれ以上に驚いたのは、かかりつけ医が抗生剤と痰を切る薬を、診察もなしに処方したということです。 

 

その時点で熱は37度4分。

89歳という高齢を考えると、抗生剤を診察もせずに出すということが本当に正しかったとは到底思えません。

 

ヘルパーが帰る直前に測った体温は38度1分だったとのこと。

その薬を服用してから5~6時間で、彼女は独りで亡くなりました。 

 

一人暮らしの高齢者が寝たきりになった場合、夜間一人で過ごすことを考えると、在宅介護や在宅医療の在り方を見直す必要があるのではないかと思わずにはいられません。 

 

また経済的な理由から施設等に入所できず、自宅で介護を受けざるを得ない高齢者をなくすように、改善していく必要性を感じました。

それから、自宅介護を希望する人が十分な介護を受けられるようにしていくことも、合わせて必要だと思います。

 

 

人間らしい最期を迎えること

 

“せっかく長生きをしても幸福ではない”

高齢者の方からよく聞く言葉です。

 

5人に1人が高齢者という時代。これが現実ならなんと悲しいことでしょう。 

世界第3位の経済大国だと言いながら、実際には幸せな国とは言えません。

 

国民の理解も得られていないような、憲法改正共謀罪法案などに時間をかける前に、すべきことはたくさんあるはずです。

一体誰のための“国”なんですか?

 

長年真面目に働いてきた彼女が、なぜあのような最期を迎えなければならなかったのかと思うと、胸が痛みます。

「全ての人に、最期まで人間として幸せに生きる権利がある」というのは、理想でしかないのでしょうか?

日本の高齢者福祉の現状は、思っていたよりも酷いものでした。

 

今まで何にも知らなかった自分に対して、腹立たしい気持ちでいっぱいです。

 

そしてもっと憤りを感じるのは、偏った理想を追求することにしか興味のない政府と、格差や閉塞感の広がる現状とのギャップに対してかも知れません。

 

「ふざけるな~!」

今、大声で叫びたい衝動に駆られています。(でも叫びません!) 

 

 

 

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京都、北嵯峨の朝と夕方を楽しむ!~広沢の池、新緑萌える~

朝の広沢の池

 

北嵯峨は、すっかり「新緑萌える季節」です。

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広沢の池には、鮮やかな緑色の遍照寺山が映っていました。

朝8時頃なので、ほとんど貸し切り状態です(笑)

ほのかな草いきれに、懐かしいような気持ちになります。 

やっぱり、土や植物が恋しいのでしょうね。

気持ちが穏やかになっていくのがわかります。

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あちこちにいろいろな花が咲いていました。

皐月の花もきれいですね。

マイナスイオンを胸いっぱいに吸い込んで、健康になったような気がします。

「病は気から」の逆バージョンです(笑)

 

 

観音島からの眺め

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ここは、NHKの朝ドラ「あさが来た」の撮影で使われた場所です。

玉木宏さんが演じたあさのご主人が、結婚式の日に三味線のお稽古をしていたシーン。

 

時代劇や、2時間もののサスペンスドラマでも、よく使われていますよ。

ここで刺されて、池の中へサブーンみたいな!

でも私の知る限りでは、リアルな殺人事件は一度も起きていないはず(笑)

 

いつもは、ザリガニを釣る子供達でいっぱいですが、まだ誰も来ていませんでした。

ここから眺める広沢の池は、また違った趣です。

遥か向こうに京都の街があるような、ちょっと面白い感覚ですね。

池の丸みに沿って、車が走っていきます。

時間を忘れてしまうくらいの清々しさです。

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千手観音の石像が、池を優しく見守っていました。

手がとてもユニークです。

両脇にたくさんありますが、千はないと思います。数えてないけど!

 

マムシ注意!」の看板が立っていて、ちょっと怖かったです。

思わず、辺りをキョロキョロ見回してしまいました(笑) 

 

 

夕方の広沢の池 

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夕方になって、風が出てきました。

池の水も茶色っぽく濁り、すごく波立っていましたね。 

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繋いであった船も、波で揺れてぶつかり合っていました。 

風と波の音に混じって、ギイギイいう音! 

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北嵯峨には、レンゲがたくさん咲いていました。 

うっすらと西日に照らされて、柔らかい表情です。 

 

春の風物詩のレンゲですが、咲いている所はだんだん少なくなってきています。

北嵯峨は保存地区なので毎年見ることができますが、こういう景色が見れなくなってしまうのは少し寂しいですね。

 

 

秋の写真との比較 

yuluttokyoto.hatenablog.jp

これは去年の秋に、広沢の池と北嵯峨について書いたものです。

同じ場所で撮った写真を比べてみると、春と秋では微妙に違うのがわかります。

春の写真は霞がかかったようにぼんやりとしていますが、秋の写真ははっきりとシャープです。 

空気の透明度の違いが伝わってきますね。 

 

でも春でも秋でも、のんびりとリラックスできるのは同じ。 

北嵯峨は、ゆったりと心を癒してくれる“私のパワースポット”です!

 

 

 

 

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京都、嵐山の朝と夕方を楽しむ!~ゴールデンウィーク真っ只中~

ゴールデンウィークに入り、昼間の嵐山はすごい人です。

観光客が多すぎて、地元住民はちょっと大変! 

バスも電車も大混雑で、特にバスは時間通りに来たためしがありません(怒)

 

誰かのTwitterに「嵐山は大名行列」って書いてあったのには笑いましたね。

 

 

朝の嵐山

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先週はまだ若葉の色が薄かったのですが、一週間でずいぶん緑が濃くなりました。

 

yuluttokyoto.hatenablog.jp

 

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朝この時間はまだ、そんなに人が多くありません。

9時頃でしたが、渡月橋を歩いている人は少なめでした。

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川風が気持ちいい!

日差しもまだ強くなくて、ゆるっとお散歩するのにピッタリです!

 

 

夕方の嵐山 

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この日は午後になって、少し曇ってきました。

黒っぽい雲が川面に映っています。

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屋形船やボートがたくさんでした。

嵐山も、「カップルでボートに乗ると別れる」という都市伝説があります(笑)

真偽のほどはわかりませんが、ずっと昔からありますね。

 

私が学生の頃からありました。

私はここでボートに乗ったことはないのでわかりません。すみません(笑)

 

友達は別れましたが、ボートのせいではなかったはずです(キッパリ!)

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だんだん日が暮れかかってきました。

雲の隙間から差す光で 川面が照らされ、ちょっと幻想的です。

 

四季を通して、いろいろな姿を見せてくれる嵐山ですが、一日のうちでもこんなに雰囲気が変わります。

天気や時間によっても、異なる姿を見せてくれるので、飽きることがありません。

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夕方5時頃の渡月橋です。

まだ、たっくさんの人が通っていました。

日中は、夏を思わせるような日差しで暑いのですが、この時間になると涼しいですね。

 

でも、京都の熱い夏は真近に迫ってきています。

そしてそれを考えると、心が折れそうになる私です(泣)

 

 

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朝ドラ「ひよっこ」を見て思い出したこと~小学生だった私が垣間見た大人の夜の世界~

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」のオープニング映像が、かわいくてステキ!

ヒロインの青春時代である1960年代の風景が再現されています。

ミニチュア写真家の田中達也さんと、CGアニメーター森江康太さんのコラボ作品だそうです。 

見ているうちに、自分が小学校時代に体験した出来事を思い出しました。

 

 

朝ドラを見て思い出したこと 

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朝ドラのオープニング映像の中で、ガラスの瓶が並んでいるシーン。

ビルのイルミネーションを表現していて、カラフルでキラキラした感じです。

それを眺めているうちに、今まで思い出すことがなかった記憶が鮮明に蘇りました。

(ちなみに、ヒロインの生きた1960年代と、私の小学校時代は全然違う時代です。) 

 

子供の頃のことを些細なことまで覚えている人もいれば、私のように結構忘れてしまう人もいます。

あこがれのミニマリストとまではいかなくても、どんどん捨てていくタイプの私は、物と同じようにいろいろな思い出も、けっこう忘れてしまっているようです。

そして何かのきっかけで、忘れていたことを突然思い出すこともよくあります。 

 

 

蘇った小学校時代の記憶 

 

小学校の二年生の時だったと思います。

クラスに父子家庭の女の子がいました。

誰かが大人たちが話しているのを聞きかじったのでしょうか?

「その女の子のお母さんが蒸発してしまった」という噂は有名でした。

 

みんなまだ「ジョウハツって何?」みたいな感じだったと思います。

わからないということは怖いことです。

誰かが本人に直接聞いたのでしょう。

その女の子が、「お母さんが男の人とどこかへ行ってしまった」ということを教えてくれました。

彼女のお父さんは小さなバーを経営していて、お母さんはホステスさんだったようです。

 

ある日クラスの友達と数人で、彼女の家に遊びに行ったことがありました。

その時の記憶が、長いこと忘れていたにもかかわらず、鮮明に蘇りました。

 

 

扉を開けて垣間見た世界

 

彼女の家は二階建てで、一階部分が店舗そして二階部分が住居でした。

数人が靴を脱ぐといっぱいになる、間口の狭い玄関。

急な階段を上って、彼女の部屋で遊びました。

しばらくして、トイレが階下にあるということで、彼女に案内されて降りていきました。

 

そこに在ったのは、それまで見たことのない世界!

子供心には、かなり衝撃でした。

一階は、まるで時間が停まったかのようにそのままで残されている「バー」だったのです。

 

カウンターには、背の高い椅子が何客か置かれていました。

そしてカウンターの中には、数えきれないくらい沢山のグラスとお酒の瓶。

マドラーや氷を入れる器、アイスピック…。

 

壁際にはボックス席というのでしょうか?

テーブルとソファの席がいくつかありました。

薄暗い店内でも、グラスのキラキラした輝きや、色とりどりのお酒の瓶の放つ輝きは強烈でした。

 

 

罪悪感に似た気持ち

 

これは大人の世界、それも夜の世界。

見てはいけないものを見て、知ってはいけない世界を知ってしまったような、罪悪感のような気持ちに包まれていました。

黙ったまま友達と顔を見合わせて…。

そのあとどうしたのかは覚えていませんが、何度か彼女の家で遊んだように思います。

 

でも、だんだん家には行かなくなりました。

何となく後ろめたいような気がしていたのでしょう。

もちろん彼女とは遊びましたが…。

 

 

大人になって感じること

 

あの平和な時代のオープニング映像を見て、なぜそんなことを思い出したのか不思議です。

子供心に、とても衝撃的だったからでしょうか。 

罪悪感のような気持ちを持ちながら、秘密にしていたからでしょうか。

 

でも私は父親には、そっと話していました。

店の様子、お酒の瓶、何種類ものグラス…。

すぐにでもお店ができそうだと思ったこと 。

すごく不思議な、ドキドキするような気持がしたこと…。

父がどのように答えたのかは忘れてしまいましたが、特に叱られた覚えはありません。

今から思えば、おおらかな時代ですね!

 

大人の夜の世界を垣間見て、私がわかったこと。

それは、彼女のお母さんが本当に蒸発してしまったという事実でした。

「ジョウハツ」から「蒸発」になった瞬間です。

大人の世界は複雑で大変で、それぞれいろいろな事情があるんだということを知ったのだと思います。

 

そして今、そんな大人の時代を生きています。

けっこう楽しいものです!

 

 

 

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京都、嵐山はすっかり新緑の季節です!~若葉がまぶしすぎて眠くなりそう~

桜から新緑の季節へ

 

つい二週間ほど前まで、嵐山は桜のトップシーズンでした。

満開の桜が絵のように美しくて、買い物のついでにわざわざ中之島公園まで見に行きました。 

yuluttokyoto.hatenablog.jp

 

桜が散り、怒涛のような観光客も一段落!

と思ったのもつかの間、嵐山は修学旅行の学生たちでいっぱいです(笑)

そして外国人もやはり多い!

半袖率が高いのも同じです。

 

 

嵐電「嵐山駅」 

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爽やかな緑の暖簾がかけられていました。

 

中は修学旅行生でいっぱいです。 

自由行動なのか、何人かのグループでとても楽しそうな雰囲気。

懐かしいですね。

自分の修学旅行は、もう思い出せないくらい前のことですが…(笑)

少し羨ましくなりました。 

 

 

新緑を楽しむ!

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たった二週間で、すっかり景色が変わりました。

山の斜面まで咲いていた桜の花は姿を消し、代わりに鮮やかな緑の若葉がまぶしい! 

まぶしすぎて、目が開けていられない…本当に眠くなってきます(笑)

 

それにしても、「生命力」のすごさに感動してしまいました。

「人間はちっちゃい」って思わずにはいられませんね。

細かいことで悩んでいるのが、バカバカしく思えてきたりします。 

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まだ暑くもなく、でももう肌寒く感じることもない、いい気候です。

気がつけば、あと1日で4月も終わり。

京都は「過ごしやすい気候」の時期が短いので、「できるだけ外に出たい!」

そう思います。 

あっという間に、夏になってしまいますから…。

 

 

広々とした桂川でリフレッシュ!

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桂川の流れもゆったりです。 

視界がぱっと開ける、京都で数少ないスポットかも知れませんね。

 

せかせかした日常に疲れたら、ゆったりとした川の流れを見にきてリラックスします。

気持ちがリフレッシュして、少しだけまた頑張ろうと前に進める気がするからです。 

 

川の流れ、水の音、風、空、山…。

癒してくれるのは、やはり自然ですね。 

 

 

 

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京都 妙心寺退蔵院の枝垂桜、その圧巻の美しさに目を奪われました!

臨済宗大本山妙心寺

 

広大な敷地の中には、四十六の塔頭があるそうです。

塔頭というのは、妙心寺のホームページによると

元来は高僧の墓のことで、その近くに小庵を建てて弟子たちがそこを守っていました。年月を経るとともに増加したそれらの小庵が明治以降に寺として独立したため、妙心寺などの大寺院には多数の寺院が存在する状況になって現在に至っています。

今回訪れたのは、その中の一つ「退蔵院」です。

 

 

退蔵院の庭園

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本堂には、退蔵院開祖である無因宗因禅師がまつられているそうです。

その本堂を取り囲むように、室町期の画聖、狩野元信により作庭されたのが枯山水庭園「元信の庭」!

こちらは庭の背景に常緑樹を用い、一年中変わらない「不変の美」を表しているそうです。

 

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そして造園家、中根金作氏によって設計された池泉回遊式庭園「余香苑」!

昭和の名園と謳われているそうです。 

 

余香苑の門をくぐって、最初に目に飛び込んできたのは、この紅枝垂桜!

今まさに満開です。

たおやかで優美。

はんなりとしてあでやか。

息をのむほどに美しい 圧巻の美しさです。

 

この白砂の庭は「陽の庭」!

7つの石が配されています。

 

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こちらは「陰の庭」!

8つの石が配されています。

 

門をくぐって右側が「陰の庭」、左側が「陽の庭」です。

写真でもわかると思いますが、「陽の庭」と「陰の庭」は敷石の色が異なっています。

陽の庭の方は白く、陰の庭の方は灰色っぽいですね。

これは物事や人の心の二面性を表しているそうです。

「なるほど」と思いましたね(笑)

 

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つくばいと水琴窟。

柄杓ですくった水を流すとお琴のような、木琴のような涼やかな音がしました。 

聞き入ってしまうくらいいい音!

外国人の観光客の方が、すごく嬉しそうでしたね。

 

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余香苑は、瓢箪の形の池を中心になだらかな勾配がつけてあり、桜を下から眺めることができます。

せせらぎが耳に心地よい、池泉回遊式庭園です。

 

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色とりどりの鯉が泳いでいました。

手をたたくと寄ってきますよ!

でも、人が多い時は少し恥ずかしいです。

 

ここには大きな石がいくつも置いてあるので、座って眺めることができます。

せせらぎの音を聞きながら、一日中のんびりと美しい庭を見ていたくなります。

水の音にはやはり癒されますね。

 

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お茶室の庭の鮮やかなピンク色の花は、万作の花です。

五百円でお抹茶を頂けるので、たくさんの人が順番を待っていました。

 

以前にも何度か、退蔵院を訪れたことがあります。

季節によって、いろいろな花が咲いていました。

紅葉の時もステキでしたね。

 

 

地図と拝観時間・拝観料 

 

 

_拝観時間
9:00~17:00(受付終了) ※休園なし
_拝観料
一般500円(高校生含む)
小中学生300円(小学生未満の幼児は無料、但し保護者同伴に限る)
※30名以上の団体様は1割引(大人450円、小中学生270円)となります。
_所要時間
約20~30分 

   退蔵院ホームページより

 

 

追記

妙心寺の北門を出て東に少し歩いた所に、大きくて美味しいお好み焼きの人気店“ジャンボ”があります。

お値段もとてもリーズナブルです。

ぜひ食べてみて下さいね。

ただお休みが多いので、ご確認を! 

 

 

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京都、嵐山で桜のシャワーを浴びてきました!

嵯峨嵐山地区に住んでいますが、今は桜のトップシーズン!

人や車の混雑を避けるため、できるだけ嵐山渡月橋長辻通りの辺りに近づかないようにしています(笑)

今日はたまたま用があったので、嵐山や中之島公園の桜を見てきました。

 

 

嵐山は人種と言語のるつぼ!

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嵐山の和菓子店“鼓月” へ、進物用のお菓子を買いに行きました。

お菓子の可愛らしさや美味しさに加えて、包装の美しさから、進物は“鼓月”で買うことが多いですね。

私が好きなお菓子は、洋菓子のような千寿せんべいです。

バニラクリームが挟んであって大好きです。

 

混雑する桜や紅葉のシーズンは、できるだけ避けている嵐山の観光地。

平日なので多少はましでしたが、やっぱり桜の季節。

歩きにくいくらいの人でした。

 

外国人の観光客がすごく多くて、ありとあらゆる言語が耳に飛び込んできましたね。

最近はアジア系やラテン系の観光客が増えたので、みんな声が大きい!

耳元で突然、大声で話し始めるのでびっくりです。

 

でも一時に比べると、随分マナーはよくなったように思います。 

とはいえお国柄が違えば、価値観も生活習慣も違うのは当たり前!

大声で話したり横に広がって歩いたりするくらいは、仕方ないのかも知れませんね。

線路など入ったらいけない所に入ったり(日本人のタレントもしていましたね!)、ゴミのポイ捨てなどするのはやめてほしいですが…。

 

満開の桜

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中之島公園の北側は、山の中に咲いた桜も見渡せます。

外国人のカップルや家族連れが多かったですね。

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中之島公園の南側は、まさに満開!

連なる桜の木々は、本当に美しく時間を忘れてしまいそう!

天気もよくて暖かかったので、のんびり見ることができました。

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ライトアップも綺麗です。

行きませんけど(笑)

 

 

桜のシャワー

 

渡月橋から松尾橋までの罧原堤(ふしはらづつみ)には、満開の桜がずっと並んで咲いていて本当に絵のようです。

渡月橋の上から眺めると、けむるような美しさ!

 

時折吹く風に舞い散る桜の花びらが、まるでシャワーのように降り注いでいました。 

 

家に帰って、桜の花びらが髪に付いていることに気づきました。

この土日までかなと思うと、少し寂しいですね。

 

 

 

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京都嵯峨、桜が満開になった広沢の池と植藤造園に行ってきました!

嵯峨嵐山地区の桜も、ついに満開になりました!

4月9日、時々薄日が差す程度で曇り空の一日でしたが、広沢の池と植藤造園を訪れ、美しく咲いた桜を満喫しました。

 

 

池を囲むように咲く広沢の池の桜 

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広沢の池の桜は、池の周囲をを取り囲むように咲きます。

 

向こうの山の中腹まで、桜が咲いているのが見えます。

嵯峨鳥居本の辺りです。

「五山の送り火」の鳥居形は、愛宕山への参道にある嵯峨鳥居本の鳥居に由来しています。

広沢の池からも見ることができますよ。

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今週もボートに乗っている人を、全く見かけませんでした(笑)

「ここでボートに乗ったカップルは別れる」という都市伝説をご存知でしょうか?

真偽のほどはわかりませんが、ちょっとした営業妨害ですよね!

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少し風がきつかったので、さざ波が立っていました。

 

 

地元民に開放された宗教施設の庭園 

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広沢の池に隣接する「世界救世教」の宗教施設。

春と秋の年2回、地元民に庭園を無料開放していますが、この日がたまたま最終日でした。

信者の方たちに混じって、地元の人達もたくさん来ていて混雑していました。

 

中に入ってみると手入れの行き届いた広大な庭園には、無数の桜の木が植えられていて、まさに“平安郷”

もちろん、勧誘などはありませんでした(笑)

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とりわけ目を引いたのが、庭園の奥の1カ所に何本も植えられたこの満開の桜です。

夜になるとライトアップされるようでしたが、私達一般の地元民は16時まで。

でも竹林や小川も作られている綺麗な庭園を、無料で見せて頂きました。

 

 

佐野藤右衛門さんの植藤造園へ

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植藤造園の外の道路にも、溢れるように咲き誇る満開の桜が!

1週間前とは別世界です。 

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造園の中にはすでにたくさん人がいました。

枝垂桜にソメイヨシノ…。

どの木もみんな満開でした。 

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通りの向こうの竹林と桜の、色のコントラストが絶妙ですね。

 

少し強い風が吹くと花びらが舞い、別世界レベルの美しさ!

心から堪能させていただきました。

 

まだ週末まで、十分楽しめそうですよ。 

 

 

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京都東山の知恩院に行ってきました~桁違いのスケールの大きさを楽しむ!~

先日、円山公園へ行ったので、少し足をのばして知恩院を訪れました。

修学旅行で行かれた方も多いと思いますが、知恩院円山公園の北隣です。

公園の中からすぐに行けるので、「よくわからないけどついでに行ってみよう」みたいな観光客の方をよく見かけますね。

私もそんな感じです。

でも前に訪れたのは、もう10年以上前のこと(笑)

ものすごく久し振りでした。

 

[http://]

 

 

スケールの大きい知恩院

 

知恩院は浄土宗の総本山。

宗祖である法然上人が、後半生を過ごし八十歳で生涯を閉じた地に建てられたそうです。

江戸時代以降、浄土宗を信仰していた徳川家の庇護により、現在のような大規模な伽藍が建てられたということです。

 

 とにかく広くて、全体的にスケールが大きいという印象ですね。

 それと、祇園の街中にいることを忘れるくらい静かです。

 

 

国宝の三門

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この三門は1621年に徳川秀忠により建立されたそうです。

平成14年に国宝に指定されました。

 

知恩院のホームページによると

構造は入母屋造本瓦葺(いりもやづくりほんがわらぶき)で、高さ24メートル、横幅50メートル、屋根瓦約7万枚。その構造・規模において、わが国現存の木造建築として最大級の二重門で、外に掲げられている「華頂山」の額は、大きさは畳二畳以上にもなります。

 

大きくて立派な上、とても美しい門です。

華頂山」の 額は、下から眺めるとそれほど大きいという感じはしませんが、実際には畳二畳以上もの大きさなんですね。

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平日のせいか割と人が少なく、のんびりとしていました。

もしかしたら新学期が始まったばかりで、修学旅行生が少ないせいかもしれませんね。

やっぱり外国人は半袖が多いです(笑)

 

ところで知恩院といえば、「除夜の鐘のお寺」というイメージを持たれている方も多いと思います。

大晦日の『行く年来る年』という番組は、私が子供の頃から放送されていました。

昔から、何も変わっていないように思います(笑)

誰しも一度は観たことがあるのではないでしょうか?

荘厳で、一年の締めくくりにピッタリな? 番組です。

 

去年の大晦日、我が家はどうだったかなあと思い出してみました。

確かSMAP紅白歌合戦に出るか出ないかで、ヤキモキしていたような…。

それで結局出ないということで盛り下がって、星野源福山雅治だけ観て、

代わりに?ジャニーズカウントダウンを観た記憶がよみがえりました(笑)

 

最近好きなことを楽しんだり、好きな所に行ったりして、ゆっくりとリラックスした時間を持つようにしています。

例えばお寺や神社、美術館などに出かけたり、建物や街並み、水辺の景色を眺めたり、絵を描いたり…。

そのおかげで、あまりストレスを感じなくなったように思います。

自分で意識して、気持ちにゆとりを持てるように心掛けていきたいですね。

 

今はあと少ししかない、短い桜の季節を楽しみたいです。

あっという間に、一気に満開になりましたね。

できるなら、来週末までどうか散らないでいてほしいですね。

 

 

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京都、木屋町通の桜を楽しむ!

4月5日、木屋町通りの桜を見に行きました。

三条通りから高瀬川沿いに南に向かって歩きましたが、桜はほぼ満開!

昨日と今日、暖かい日が続いたせいか市内の桜は一気に花開いた感じです。

 

 

三条界隈

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高瀬川に架かる橋です。

向こうに三条京阪の駅(水色のビル)が見えています。

その手前は鴨川です。

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木屋町通りを少し南へ。

柳と桜の組み合わせは、本当に綺麗ですね。

高瀬川沿いのお店もとてもオシャレ。

同じ景色なのに、いつもの街並みと違って見えます。

それにしても、やはり水辺は落ち着きますね。

 

 

満開の桜と高瀬川

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木屋町通の桜は満開でした。

繁華街の中の桜は、お寺や神社とはまた違う雰囲気です。

柳の緑と桜の薄いピンク、色のコントラストがいいですね。

高瀬川沿いのベンチ?に座って、眺めている人が多かったですね。

お店の中から見るのもまたステキです。

 

 

最近の木屋町通

桜のシーズンは、昼夜問わず大勢の人で賑わっています。

ライトアップされた円山公園は、お花見の宴会が大盛況です。

 

桜が満開になった木屋町通も、遅くまで人がいっぱい!

でも最近の学生は、あまりお酒を飲まなくなったとか。

確かに夜の河原町木屋町あたりで遊んでいる、学生達が少なくなったように思います。

特に木屋町界隈は、学生や若い女の子が安心して気軽に遊べるような雰囲気ではなくなってきたように感じます。

自分の学生時代と比べると、少し寂しい気がしますね。

 

そんなことは置いといて(笑)、待ちに待った桜のシーズンを楽しみましょう!

 

 

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京都、祇園八坂神社そして円山公園へ桜がどのくらい咲いているのか見に行ってきました!

今年は京都の桜は、例年より遅いようです。

枝垂桜はどこも綺麗に咲いているようですが、それ以外の桜はもうちょっと…ですね。

テレビの中継は、綺麗に咲いているところだけを映しています(笑)

4月4日 、円山公園の桜はどんな状況か、待ちきれなくて見に行ってきました。

 

 

八坂神社の石段下 

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待ち合わせの場所としても有名な、祇園八坂神社の石段下。

私も学生時代に、ここで何度か待ち合わせをしたことがあります。

大学のゼミやサークルなどはいつも大人数で、もしかしたらとても邪魔だったかも!

 

この日は平日にもかかわらず、人が結構多かったですね。

ここで写真を撮る方が多いので、いつもちょっとした渋滞が起こっています(笑) 

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石段の上からの四条通です。

少し霞がかった空は、まさに“春爛漫” のいい天気。

京都は建物の高さが低いので、空がよく見えます。

平日ならではののどかさですね。 

 

 

円山公園の桜

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円山公園の真ん中にある、よくテレビで映されている枝垂桜です。

ほぼ満開でとても綺麗でした。

夕暮れになるとライトアップされて、さらに妖艶な美しさを醸し出します。

 

外国人の方も多かったですね。半袖の方が多いのは何ででしょう? 

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公園の中には、着物を着た観光客の方が多くて華やいでいました。

でも桜の花は、まだあまり咲いていませんでしたね。

木屋町通の桜がきれいに咲いていたので、もうちょっと咲いているかと期待したのですが…。

 

大学に入って初めてのクラスコンパは、この円山公園内にある料亭でした。

さっきの八坂神社の石段下で待ち合わせた後、クラスのみんなや先生と一緒にお店に向かいました。

随分前のことで(笑)、どこのお店だったのか忘れてしまいましたが、懐かしい思い出です。確かすき焼きでしたね。

4人くらいで、一つのすき焼き鍋を囲んで食べた記憶があります。

当時は私の入った学部は男子の方が多く、まだあまりよく知らない男子3人と一緒に鍋をつつくのは、少し恥ずかしかったですね。

今ならへっちゃらなのに(笑)

 

それから確かビールで乾杯したと思うのですが、クラスのほとんどが未成年!

何ともゆる~い時代でしたね。

お店から出て、かがり火の灯った円山公園を歩いた時、少し大人になったように感じたものです。

 

そんなことを懐かしく思い出しながら、公園の中を少し歩いていました。

 

週末は雨のようなので、来週もう一度見に来たいですね。

満開の桜が楽しみです!

 

追記

翌日4月5日には、円山公園をはじめ市内の桜が満開になりました。

たった1日ですよ!

植物のエネルギーに感動です。

 

 

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京都嵯峨、“桜守”第16代佐野藤右衛門さんの植藤造園が教えてくれた本当の桜の魅力!

4月になって、京都でもあちらこちらで桜が咲き始めています。

私の住んでいる嵯峨嵐山地域は、車折神社などの早咲きの桜以外は、まだつぼみが膨らみかけている程度です。

2日の日曜日は、広沢の池と植藤造園に行ってきました。

 

 

広沢の池の桜

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広沢の池の桜は水辺ということもあり、毎年咲き始めるのが少し遅いですね。

膨らみかけたつぼみ達を見ると、満開になるのが待ち遠しいです。

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池にはボートがたくさん浮かんでいました。

乗っている人は一人もいませんでしたが…(笑)

 

植藤造園の桜

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広沢の池近くにある、植藤造園に行ってきました。

桜の種類が多いせいか、咲き始めている木がたくさんありました 

 

この造園は、「桜守」としても知られる第16代佐野藤右衛門さんの造園です。
日本全国のサクラの保存活動をはじめ、桂離宮修学院離宮の整備やパリ・ユネスコ本部の日本庭園、京都迎賓館の庭園を造ったことで知られています。

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造園の一角に、無造作に植えられたように見える桜の大木。

それでいて手入れが行き届いていて、周りととても調和のとれている心地よさ。

野趣あふれる桜の木々から、はらはらと風に乗って舞い落ちる無数の花びら。


自分の今いる時代や状況を、忘れてしまいそうになります。

 

ここの桜を眺めていると、なぜか心を洗われるような、無くした何かを思い出すような、清々しい気持ちになるのが不思議です。

 

「藤右衛門さんの造園」ファンは結構多いようです。

造園の周囲には、広沢の池以外何もないのですが、毎年多くの人が来られていますね。

地元の人も多いようです。

 

私は毎年必ず訪れています。

特に散り始めの頃が好きですね。

まさに桜吹雪のように花びらが舞って、何とも言えない美しさです。

本当の、桜そのものの魅力を教えてもらったような気がします。

 

京都の桜はどこもみんな綺麗で風情がありますが、自然と調和してたたずむ植藤造園の桜もいいですよ。

ある意味、本物の「隠れた名所」と言えるかもしれません。

 

 

  

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京きゃら博・京都ほんまもん祭に行ってゆるキャラ達に癒されてきました!

「京キャラ博・京都ほんまもん祭 」に行ってきました。

京都府の地元と特産品のPRイベントです。

ゆるキャラ達が東山七条の京都博物館に集まって、ステージでパフォーマンスをしたり写真撮影をしたり、とても盛り上がっていました。 

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京都の物産展とゆるキャラ

 

正門から中へ入ると、白いテントがたくさん張られていました。

それぞれの自治体のPRや、地元の特産品の販売です。

雑貨やお酒、お寿司、お菓子などに加えて、ゆるキャラのグッズも!

 

テントの間を、いろいろなゆるキャラが歩いているという、見慣れない光景(笑)

ゆるキャラの周りにはすぐに人だかりができて、写真撮影をしていました。

 

 

ゆるキャラ達のパフォーマンス

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京都のゆるキャラは、あまり可愛くないと言われています。

地元での人気も今一つです。

それに、全然知らないゆるキャラの方が多くて戸惑いました。

まゆまろ、たわわちゃんチャチャ王国のおうじちゃま、映画村のかちん太、京都パープルサンガパーサくんくらいなら、みなさんご存知でしょうか?

 

でも嬉しいことに、今回は熊本からくまモン、愛媛からバリイさん、高知からしんじょう君が参加してくれていました。

さすがの人気でしたね(笑)

 

なかでも一番人気は、やっぱりくまモン

パフォーマンスの質が、ほかとは全く違っていました。

ずーっと体全体で動いていて、表情豊かで(顔の表情は同じです)、本当にかわいかったです。

 

 

明治古都館と平成知新館

 

重要文化財の明治古都館の前にステージが作られていて、ゆるキャラ達がパフォーマンスしていました。

本当に贅沢なことです(笑)

 

明治古都館の設計は、明治時代に活躍した片山東熊氏です。

皇室建築を多く手がけていて、迎賓館や伊勢市にある神宮徴古館などの作品があります。 

平成知新館が出来てからは、特別展覧会の会場として使われています。

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赤煉瓦で左右対称。とても美しくて素敵です。

以前放送されたドラマ『花より男子』で、花沢類(小栗旬)の邸宅として使われていました。

 

平成知新館は2013年に完成しました。

設計は、世界的な建築家、谷口吉生氏です。

ニューヨーク近代美術館新館、東京国立博物館法隆寺宝物館などを手がけています。

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直線的で開放的。柔らかい光の入り方や水のゆらぎと煌めきで、中と外どちらから眺めても心癒される空間です。

光溢れる広いロビーの椅子に座って、大きなガラス窓から庭園を眺めていると、時間を忘れそうです。

 

平成知新館の平常展には無料で入ることができたので、前から観たかった「雛まつりと人形展」を観賞することができました。

雛人形を飾る風習は、江戸時代から始まったそうです。

今のカラフルな雛人形とは大分違いますが、娘の成長を想う親の気持ちは、いつの時代も同じなのですね。

 

そのほかの展示品も、どれも見ごたえがありました。

 

 

ゆるキャラに癒されて

 

京都博物館は、建築や街並みを愛する私にとっては、大好きな場所です。

今回はお付き合いで行ったのですが、思いがけずゆるキャラ達に癒されました。

 

テレビ以外で、ゆるキャラを見たのは初めて。

でも少し、人気というか、なぜこぞってゆるキャラを作るのかという理由がわかった気がします。

丸くてフワフワで、それぞれに個性があり、PR活動に一役かっていますね。

 

何だか癒されて元気をもらいました。

 

 

 

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日本の高齢者福祉の現状について考えてみました~親戚のおばあさんが寝たきりになって思ったこと~

親戚のおばあさんが、寝たきりになってしまいました。

今月から、介護の方が来てくれています。

でも、納得がいかない思いでいっぱいです。

なぜ寝たきりになる前に、何もできなかったのか…。 

日本の高齢者福祉は、本当にこのままでいいのでしょうか?

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高齢者の一人暮らしの不安

 

彼女は八十代の女性で、一軒家で一人暮らしをしています。

家族や親族を次々と亡くし、今は近くに住んでいる親族がいなくなってしまいました。

母方の親戚ですが、遠方に住んでいるのでなかなか会いに行くことができません。

 

昨秋、近所に住んでいた姉を亡くしてからは、本当に寂しそうでした。

時々電話で話していましたが、だんだん元気がなくなっていくのがわかりました。

 

また、八十代になってから足腰が弱り、杖をつかないと歩けない状態でした。

介護認定を受けたら、「要支援2」ということで、ヘルパーさんが週3回1日1時間、きてくれていました。

 

でも昨年法事で会った時には、杖をついて歩けるとはいうものの、かかる時間や動作の危うさに驚きました。

またいろいろなことが覚えられなくて、すぐに忘れてしまうようでした。

過去の記憶は鮮明でも、新しいことは覚えられない。

高齢になると多くの方がそうなのかも知れませんが、独り暮らしで夜間は一人になるわけですから心配ですよね。

 

認知症についても心配でした。

誰がその判断をするのか?

気づくのが遅れて、何かあったらどうなるんだろうと…。

 

 

転倒して救急搬送されるまで

 

遠方に住んでいて、しかも直接の家族でもない自分が 口出しすることにためらいもありました。

でも何かあってからでは遅いと思い、ケアマネージャーさんに電話をかけてみました。

 

杖をついて歩くのも、方向転換するのも、すごく時間がかかること。

立ったり座ったりする時に、足腰が痛んで辛そうだということ。

転倒してばかりで、怪我が絶えないこと。

洗濯や掃除、入浴などを一人でするのは無理そうだということ。

火の元や電気、ガスなどの心配。それと認知症のこと。

 

でも実際に一人で歩けて、何でも一応自分でできる状態なので、「要介護」にはならないということでした。

「要支援2」だと、使えるサービスは限られてきます。

ヘルパーさんが週3回、1日1時間。

週1~2回のデーサービスと、週2回の夕食の宅配を考えているということでした。

 

夜間は一人で大丈夫なのか?

ヘルパーさんがいない時間の方が全然多い状態で、自活できるのか?

自力ではちょっとした動作でも時間がかかり、転倒してばかり。

さっきしたこともすぐに忘れてしまう。

そんな状態なのに、どうして「要支援」なのか?

 

その後、不安は的中しました。

転倒して意識を失い、玄関先に倒れているところを近所の人に助けられ、救急搬送されたのです。 

幸いケガは大したことはありませんでした。

でも真冬のこと、もし発見されるのが遅れていたら、命に係わっていたでしょう。

 

 

退院後の自宅介護

 

病院で検査や傷の手当、リハビリによる歩行訓練などをしてもらいました。

入院生活は3週間。

自力でベッドに乗り降りしたり、トイレに行ったりという動作はできなくなってしまいました。

ももう治療が終了したこと、ベッドの空きがないことなどの理由で、退院することになり自宅に戻りました。

 

介護認定のやり直しがあり、「要介護」になる見込みとのことでした。

介護の方が毎日、一日3回来てくれるようになり、デイサービスでリハビリもしてもらえることになりました。

 

彼女はほぼ寝たきりです。  

でも基本、介護の方が来てくれるのは一回一時間、しかも夜間は一人です。

 

 

日本の高齢者福祉の現状が寂しすぎること

 

ケアマネージャーさんも介護の方も、本当によくして下さってとても感謝しています。

現行の福祉制度では、これが限界だということも理解しています。

それでも、疑問に思うこと、納得がいかないことがたくさんあります。

 

まず、介護認定についてです。

彼女のケースを例にとれば、杖なしでは歩けない、転倒ばかりしている状態でも、自力で何でもできているとみなされて「要支援」という認定でした。

転倒すれば寝たきりの危険があることは、容易に予想できるはずです。

まるで、寝たきりになるのを待っての「要介護」認定…。

私には本末転倒のように思えてなりません。

 

せっかく介護保険料を長年納めても、このような現状では納得がいかない方も多いことでしょう。

 

また、介護認定に時間がかかりすぎる点です。

知人のお母さんは、要介護の認定が正式に出るまでの間、出ることを見込んでサービスを利用していたそうです。

結果がでるまで、ひと月からひと月半くらいかかると言われたそうですが、その間にお母さんが亡くなってしまったため、全額支払いをしたそうです。

 

それから、以前から聞いていましたが、特養は空きがなくそれ以外は費用がかかりすぎること! 

 

貯蓄や年金の受給額などの格差の中で、具体的な医療や介護システムをどうやっていくべきなのかということについて考えさせられました。

 

ともかく、日本の高齢者福祉の現状はいろいろな意味で寂しすぎます。

 

 

 

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3月11日に思うこと

3月11日になると、必ずあの津波の光景を思い出します。

くり返しテレビで流された、あの衝撃的な映像。

津波の光景を見たのは初めてでした。多くの方がそうであったように…。

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6年前のあの日、私はたまたま家に居てテレビをつけました。

津波がだんだん街の中に到達していく様子、多くの人たちが逃げていく様子…。

我が目を疑いました。

心臓が止まりそうでした。

これが現実に起こっているのだという、不安と驚きとショック、そして居ても立っても居られない焦燥感。

 

遠く離れた京都にいて、何もできないもどかしさと共に、あの阪神淡路大震災のことがよみがえってきました。

 

東北に住んでいる知人の安否が気がかりでした。

それから、関東に出張していた夫のことも気になり始めました。

案の定、東京も大変なことになっていました。

夫と連絡が取れず、ただひたすら連絡を待ちながら、テレビの映像を見つめていました。

夫は無事でしたが、帰ってくるまで心配でしたね。

 

加えて原発の事故は、言葉で言い表せない位、本当にショックでした。

これから何が起こるのか、日本は大丈夫なのかという不安で息苦しくなったのを覚えています。

そして安全神話がウソだったことへの憤り。

学生時代に習ったことは何だったのでしょう?

 

多くの方が亡くなり、いまだに行方不明の方も沢山いらっしゃいます。

また、住まいをなくされ仮設住宅や避難先で暮らされている方もまだまだ多くいらっしゃいます。

 

一人一人の人生が、あの地震で変わってしまったことを思わずにはいられません。

一日も早く不自由のない生活に戻れますように。

 

そして私たちは、絶対に忘れないことです。

積極的に何かすることはできなくても、忘れないでいることは大切なことだと思います。

 

スマスマもなくなってしまい、テレビで支援を呼びかける番組もほとんどありません。

それを思うと残念ですが…。

 

マスコミや政府のいうことを鵜吞みにせず、自分で考え行動していくことが大事だと改めて思います。

また普段から、もしもの時に備えることも。

 

当たり前のことばかりですが…。

あの日から6年目の3月11日に、そんなことを考えました。