京都で一番の繁華街といえば四条河原町です。
“繁華街”という言葉、最近はニュースでしか聞かなくなりましたね(笑)
文字で見るとレトロ感が漂います。
街並みは、私が学生の頃から比べると←昔過ぎるか?(笑)ずいぶん変わりました。
通りに面したビルやお店はすっかり新しくなっています。
そんな四条河原町の“変わったもの”と“変わらないもの”について考えてみます。
変化していく四条河原町の街並み
“京都の街は碁盤の目”と言われるとおりで、四条通と河原町通が直角に交わっている所が四条河原町です。
本当に合理的でシンプルな命名ですよね。
祇園祭の時は“辻回し”のシーンで、必ず映ります。
もし10年前、20年前の映像と比べてみたら、街並みがすごく変化していることに気づくと思いますよ。
でも少しづつ変わっていくので、変化した街並みにだんだん慣れていくのかも知れませんね。
南西角にある高島屋京都店
まず、四条河原町南西角にある髙島屋京都店。
全面改装で新しく生まれ変わりました。
京都ということで余計な看板もなく、お店の名前もシンプルですね。
でもよく見てください。
エントランスの横に古~いビルがくっついています。
「新雪」「尾州屋老舗」「池善化粧品店」の3店舗がテナントに入っているビル!
髙島屋がリニューアルされた後も、この一角だけは変わらずに元のままです。
「新雪」は創業1945年の手芸洋品店。
「尾州屋老舗」は創業1941年の蕎麦餅や蕎麦ぼうろで有名な和菓子店。
「池善化粧品店」は創業1931年で名前の通り化粧品専門店。
3店舗とも昭和初期創業の老舗です!
髙島屋が烏丸高辻から四条河原町に移転してきたのは1948年だそうですから、その前からここにあったんですね。
髙島屋が移転した時、用地の買収に失敗したため、こんな不自然な格好になったということです。
一番目立つ角なのに、何だか面白いような気の毒なような(笑)
四条河原町の“変わらないもの”ナンバーワンですね!
南東角にあるマルイ
以前、南東角には阪急百貨店がありましたが、2011年4月にマルイにかわりました。
阪急百貨店は1階フロアーの豪華なシャンデリアや、シースルーのエレベーターで、当時はオシャレなイメージでした。
「いつか社会人になったら、自分がもらったお給料で好きな服をいっぱい買おう!」
そう思っていたものです。
閉店が決まった時はさすがにショックでしたね。
そして閉店の時は、寂しくて何とも言えない気持ちでした。
マルイになってから、2回くらい行ったでしょうか。個人的にはあまりなじみがありません。
北西角と北東角
北西角はユーハイムで、時計のあるビルだったと記憶しています。
さて、北東角には何があったか?全く思い出せません。
死角ってことでもないのになぁ(笑)
今は綺麗な商業ビルです。本屋さんが入っているので時々立ち寄ります。
番外編
あと、河原町通のけっこう有名なビル、BALビル(ファッション)とあじびる(飲食)も新しくなっています。
もうだいぶん前ですが…。
比較しているのが、なにぶん私の学生時代なので(笑)
以前のBALは、小豆色というか紫色のようなビルでした。
いろいろな思い出があります。主にバーゲンの(笑)
新しいBALは、オシャレでスッキリしていますね。
以前の古いあじびるには、忘年会などで2、3回位きたことがあります。
雰囲気は今もあまり変わってないですね。相変わらずガチャガチャした感じ(笑)
四条河原町の街並みは、時代と共にどんどん変わってきました。
“変わらないもの”を見つけると、何だか少しほっとします。
これからもどんどん変わっていくことでしょう。それもまた楽しみです。
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