京料理で秋を味わう
今月の初めに、京料理の「木乃婦」に行く機会がありました。
今年は 十月になってもいつまでも暑い日が続いたせいで、季節も忘れてしまいがちですよね。
でもお料理には“秋”が溢れ、季節を堪能させていただきました。
「京料理」は、季節ごとの旬の素材の味をいかし、目で舌で 味わうことができるお料理です。器の中に表現される季節感。本当に芸術的ですね。
京料理 木乃婦
http://www.kinobu.co.jp/top_f.html
観光客に人気の京料理
京料理といえば、懐石料理や湯豆腐、おばんざいなどが観光客に人気です。
有名な料亭やお店が、頻繁に雑誌やテレビで取り上げられています。
特に休日は、人気店はすごい行列です。
最近では京野菜も結構メジャーになってきました。やっぱりマスコミの影響ってすごいですよね。
錦市場もあまりに有名になりすぎて、すっかり観光スポットになっています。
大丸の近くを歩いていると、錦市場への行き方を聞かれることが多いですね。
食事ができるお店も多く、ガイドブックにもいろいろ載っています。
ホームページでは、すべてのお店の情報が詳しくわかります。
錦市場商店街 http://kyoto-nishiki.or.jp/stores/index.html
一般的な京都の家庭料理
京都で暮らしている人の大半は、ごく普通の食事をしています。
「おばんざい」という言い方もしません。普通に「おかず」ですよ(笑)
もし何か違っているとしたら、それは多分「煮物」系のおかずかも。
京都で「~の炊いたん」というものです。
昆布や鰹節でお出汁をしっかりとって、薄味で作った煮物のことです。
また特別な日以外は、「京料理」を食べに行くことも作ることも少ないのではないでしょうか?
新鮮なお魚求む!
私が真剣に何とかならないかと願っているのが、お魚です >゜)))彡
京都は山に囲まれているせいで、昔から新鮮なお魚が手に入りにくかったようです。
身欠きニシンや棒ダラが、京都のお料理に使われてきた歴史を見ると、それはよくわかります。
でも冷蔵技術や輸送技術が発達した現在でも、やはり新鮮なお魚は少ないようです。(種類も少ないし…)
もちろん、デパートやそれこそ錦市場などに行けば、事情は違うでしょう。でも、毎日の食事の買い物にはムリがありますよね。
旅行などで海辺の町に出かけたときに食べた、あの新鮮なお刺身などの魚料理…(´∀`)
そこまではムリでも、せめてもう少し何とかならないかなあと思ってしまいます。
これってないものねだりですか?
よろしければお願いします!