友達を案内して、紅葉真っただ中の天龍寺へ行ってきました。
京都に住んでいると、観光名所へ行くことはほとんどありません。
親戚や友達が遊びに来る時に、案内して訪れるくらいです。
私は嵐山の近くに住んでいるので、渡月橋や天龍寺、嵯峨野などを案内することが多いのですが、とても喜んでもらえるのでうれしいですね。
「天龍寺」の歴史
1339年に吉野で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔うため、足利尊氏が夢窓疎石を開山(初代住職)として創建しました。
京都五山の第一として栄えましたが、度重なる大火でその多くが失われました。
現在ほとんどが明治時代以降に再建されたものです。方丈の西側にある夢窓疎石作の庭園(曹源池)に当時の面影を残しているといわれています。
1994年には世界文化遺産に登録されました。
「天龍寺」を訪ねて
嵐山・嵯峨野めぐりの観光客は、ほぼ長辻通りを通るので、オンシーズンにはもう大変な混み方です。
世界文化遺産のお寺だけあって、外国人がとても多いですね。
午前中のできるだけ早い時間がお薦めです。
午後はすごく混むし、山のかげになるので陽が沈むのが早いですよ。
曹源池庭園は、嵐山や亀山を借景にした回遊式の庭園で、どこから眺めてもまるで絵画のような美しさです。
嵐山の山々はどれも、赤、黄、緑、オレンジなどいろいろな色彩の点描みたい!
座れるようになっているので、ゆっくりと眺めることができました。
庭園内は結構広いです。混んでいるので、少し歩きにくかったですね。
とにかく、人が多い!
最近、少し秩序が失われてきたような気がしますね。
外国人観光客に多いようですが、横に広がって歩いたり、人の前に自撮り棒をかざしたり…。一番気になったのは、参拝のチケットをポイ捨てしていくことです。
本当にビックリしました。
文化が違えば仕方がないのでしょうが、最低限のマナーは守らないとダメですよね!
できれば、あまり混んでない方がいいなと思いますが、やっぱりたくさんの人で賑わっている方が活気があります。ほどほどがいいですね。
友達はすごく喜んでいました。
もう一度、今度はもっとゆっくりと時間をかけて鑑賞したいそうです。
拝時間・参拝料・行き方などは、下記を参照してくださいね。
参拝・交通案内:世界遺産|京都 嵯峨嵐山 臨済宗大本山 天龍寺 公式ホームページ
天龍寺の塔頭宝厳院の庭園も、今が紅葉の見ごろです。
ライトアップは昼間と違った、幻想的な雰囲気でステキですよ。
よろしければお願いします!