京都の生活はストレスがたまり、京都で働くと神経を使う。
それでも私は「京都が好き」で、京都で生活し京都で働いてきました。
ただ、「京都人は苦手」です。
この矛盾が克服できずにいる理由の一つは、私の周りにいた最強の京都人の存在です。
ほとんどトラウマと言ってもいいかも知れません。
本当に怖い京都人は、職場にも、住んでいる地域にも、学校にも普通にいます。
職場にいた本当に怖い京都人
部下にはキツくて横柄なのに、上司にはいつも作り笑顔でゴマを擦る人は、京都ならどこの職場にも必ずいます。それもかなり!
さっきまで笑顔で話していたのに、相手がいなくなった途端に顔つきも言い方も一変して「あの人、ホンマに辛気くさいわあ」とか悪口を言う人も多いですね。
男性ばかり3人づつ机を向かい合わせて、6人のしまで仕事をしているのに、その中の一人にだけ仕事で必要なこと以外、誰も口を利かないいい年のおじさんたちには正直驚きました。
男性でもそんなことは普通にあるようです。
人に注意したり文句を言ったりするとき、直接言わないで必ず人を介する人も多いです。
「~さんが~て言うてはったから~したほうがいいでえ」とか
「みんな~て文句言うてはるから~するのはやめといたら」とか…。
それから嫌いな人にツンツンしてわざと聞こえるように嫌味を言い、悪口を他の人たちに触れまわる人。
中傷している相手の方をずっと見ながら、ヒソヒソ言い合う人たち。
特定の一人を仲間外れにしたり、雑用を押し付けたりする人たち。
こういう人たちが多すぎて、だんだん慣れっこになっていきます。
地域にいた本当に怖い京都人
各地域の町内会では、何年かに一度組長の当番が回ってきます。
各組長はそれぞれの学区のいろいろな委員もしなければならないので、特に共働き世帯は大変です。
でも知らないうちに勝手に委員を決められたりすることも…。
またややこしい仕事を、言いやすそうな人に押し付ける人が必ずいます。
優しい言い方で、でもねちねちと有無を言わさずに押し付けるのです。
うっかりして忘れていたりちょっとしたミスをしてしまうと、悪口を言われたり噂されたりするのでけっこうプレッシャーですね。
あと、ショックだったことは、いつも優しい笑顔で穏やかにお話していた近所のおばあさんが、本当は全然違っていたことです。
病院でたまたま一緒になったら、先生や看護師さんにものすごい早口でまくし立てていて、雰囲気もまるで別人。わが目我が耳を疑いました。
でもそういう人は結構います。なかなか見極めるのは難しいですね。
学校にいた本当に怖い京都人
PTAのクラス役員を決める時の押し付け合いの見苦しさ、聞き苦しさは忘れられませんね。
前年度の委員が司会をするのですが、「~なので無理です」と断ろうとした人に対して「そんなことは理由になりません」とか「みんなそうです」とか…。
有無を言わさぬ態度は、もう大迫力で怖いくらいでしたね。
京都人は、一度何かがあると、何年でも何十年でも覚えているくらい執念深いので、戦々恐々です。
何かの時には、一人に対して数人が取り囲んで対応してくるので本当に怖いです。
また、京都は文部科学省の平成27年度実施のいじめアンケートで、いじめの件数が児童・生徒千人当たりでは全国一という不名誉な結果になりました。
でも納得です。
子供のいじめは陰湿で、全く大人の社会の相似形ですから。
いじめ方は他府県と変わらないと思いますが、子供であっても「京都人気質」は侮れないですよ。
知人のお子さんは小学校でいじめられていた時、
先生の様子をうかがっていて、見ていない隙を狙って突き飛ばされたりとか、砂をかけられたりとか…
誰かの教科書や文房具を、机に入れられて「どろぼう」と大騒ぎされたり、作り話(悪口とか暴言)をその子が言っていたとふれまわられたり…
持ち物にいたずらされたり、隠されたり、捨てられたり…
みたいなことを日常的にされていて、しかもクラスの大方の子供が、いじめる側についていて誰も味方になってくれなかったそうです。
また転校してきた別の知人のお子さんは、全然仲間に入れてもらえなかったそうです。
京都人は、子供でも「転校生=よそ者は容易には受け入れない」からです。
でも受験学年になると、手のひらを返したように親切になります。
もちろん先生の前だけ!
その手の話は、私の周りでも本当によく耳にしますね。
まとめ
京都以外のどこにでも同じようなタイプの人はいると思うし、似たようなことがあるのではないかと思います。
でも京都の場合、その割合がものすご~く多いと思っていただいて結構です(笑)
具体的に書きすぎると、いろいろ支障が出てくるので…(笑)、大まかに書いてみました。
本当に怖い京都人は、今も私の周りにたくさんいるのです。
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