少し長めの階段を上ると、新緑の嵐山や奥嵯峨の景色が一望出来て気持ちよかったです。
ワイルドな桂川
前日の雨で桂川は増水していました。いつもの穏やかな様子が一変。
怖いくらい流れが早くて、急流下りをするようなワイルド感!
水の色も少し茶色がかっていました。
ゆるっと法輪寺へ
この階段、見たことありませんか?
「京都サスペンス」とか「科捜研の女」とか、京都が舞台のドラマや映画でよく出てくる階段ですよ。
たいてい誰かが死んでたり、事件や事故が起こったりと穏やかではないんですがね(笑)
時々、ロケをしていることがあります。
沢口靖子さんをお見かけしたことがありますが、すごく綺麗でしたよ。
でも私の記憶の限りでは、殺人事件は一度もないようです(笑)
青紅葉の美しいこの長い階段を登り切った所が法輪寺です。正式名称は虚空蔵法輪寺。
京都では「十三参り」で有名なお寺です。
「十三参り」とは数え年で13になる男女の成人の儀礼で、七五三のようなものだと思ってください。
七五三プラス十三参り。京都の親はなかなか大変ですよ。ホントにホントの大出費!
眺めよし!
法輪寺の舞台。けっこう高いです。
景色がきれい!
欄干の手摺が新しくなりました。
向こうに見える一番高い山は比叡山。
真ん中あたりの低い山は双ヶ岡。
渡月橋が真下に見えました。本当に近いでしょう?
川の流れの速さや、茶色く濁った水の色までわかりました。
写真の左に見える赤い建物は嵐電の嵐山駅です。
山裾辺りが嵯峨。
以前は「嵯峨野」でしたが、最近は「奥嵯峨」というのが一般的でしょうか。
本殿へ
法輪寺の本殿。
案外しょぼいですね?
なんてことは、口が裂けても言ってはいけません(笑)
法輪寺は長い歴史のある由緒あるお寺です。
717年の建立とのことですから、奈良時代くらいでしょうか?
本殿の虚空蔵菩薩は、「嵯峨の虚空蔵(こくぞう)さん」として親しまれています。
上から見るのより少し長く感じられました。
嵐山は人さえ多くなければ、もっとリラックスできるんですが…。
観光地だから仕方がないですね。
地元でありながらちょっと違うというか、地元民のものではないというか…。
少し複雑です(笑)
とりあえずバスや電車の混雑と、交通渋滞だけ何とかしてもらえないかなあ?
よろしければお願いします!