いよいよ8月です。
祇園祭で賑わった7月は、本当にあっという間でした。
8月といえば花火ですが、宇治川の花火大会は今年も開催されないとのこと。
少し寂しいですが京都近辺は、花火大会がけっこう多め。
今年はどこの花火大会に行こうか、迷っているところです。
そして京都の8月の行事といえば「五山の送り火」ですね。
「五山の送り火」の消灯協力
京都の企業やお店には、このような「消灯のお願い」が届きます。
山科区と伏見区以外の市内全体に、一時消灯するよう協力を求めるものです。
送り火の消灯は一般家庭にはあまり関係ありませんが、お祭りの時の交通規制など京都の行事には市民の協力が欠かせません。
五山の送り火
詳しい説明とそれぞれの送り火がよく見える場所については、↓↓↓↓↓を参照下さい。
午後8時に大文字に点火されると、午後8時5分に妙法、午後8時10分に船形、午後8時15分に左大文字、午後8時20分に鳥居形の順番で点火されていきます。
点火されると少しづづ燃えていき、全体がくっきりと浮かび上がります。
しばらく赤く燃えてだんだん火の色が薄くなり、点々と灯る感じになって消えていくのです。それぞれ少しづつ違うと思いますが、最後に点火される鳥居形はその間約30分くらいです。
火が弱くなって消えていくのを見ると、少し寂しい気持ちになりますね。
灯籠流し
五山の送り火と同じ8月16日の午後7時頃から、嵐山公園の中之島と広沢の池で灯籠流しが行われます。
嵐山の渡月橋からは「大文字」を、中之島からは「鳥居形」を見ることができ、灯籠流しとともに情緒あふれる夏の風物詩を楽しむことができます。
ただ人がものすごく多くて、渡月橋が落ちないか心配になるくらいです(笑)
帰りも混雑で大変ですよ。
私は混雑を避けて、広沢の池に行くことが多いです。「鳥居形」も見ることができます。
それより、広沢の池の灯籠は赤・青・黄・緑・白とカラフル!
この5つの色の灯籠は、仏の5つの知恵を表しているとか。
真っ暗な池に色とりどりの灯籠が浮かぶ様子は本当に幻想的で、ため息が出るような美しさです。
「鳥居形」と合わせて、お盆の行事として厳かな気持ちになります。
また嵐山に比べると人も少なめです。車の通行止めをしていないのが、ちょっと…という気はしますが。
それでも間違いなく、一年中で一番の人出です(笑)
灯籠供養料は一基千円です。(事前に申し込めば六百円)
誰でも流すことができます。
私は今年は広沢の池で鳥居形を見て、灯籠を流そうと思います。
亡くなってしまった大切な人を想いながら。
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