河原町御池は、東西に走る御池通と、南北に走る河原町通の交差する地点です。
京都のランドマーク「京都ホテルオークラ」や京都市役所などが立ち並んでいます。
そんな京都の中心で、河原町御池の街並みを楽しみました。
京都ホテルオークラと京都市役所
梅雨空にそびえる京都ホテルオークラと京都市役所は、河原町通を挟んで向かい合っています。
近代的な高層ビルと古めかしくて重厚な石造りの建物の対比が、何だかアンバランスですね。
景観論争を乗り越えて建設されたこのホテルも、年数が経ってあるのが当たり前になりました。すっかり河原町御池の街並みに溶け込んでいます。
一度くらい泊まってみたい気がしますが、京都に自宅があるのでやっぱりもったいないですね(笑)
京都の大学や高校は、卒業パーティーや謝恩会をここでしているところが多くていつも羨ましいなぁと思っていました。
私が学生だった頃は、まだ前の古いホテルの時代です。
一方、京都市役所は耐震性や老朽化の解消のため、工事や建て替えを進めています。
写真の本庁舎は改修して残し、北庁舎と西庁舎を建て替え、押小路通の北側に分庁舎を新築するそうです。
今の建物は中も薄暗くて空調も悪く、地震の時は外に飛び出して避難しなければいけないような感じです。とにかく恐ろしく古くてボロボロ(笑)
職員さんたちが気の毒でした。
友人が勤めているから言っているのではありませんよ!
ホテル本能寺
戦国武将として名高い織田信長が、明智光秀に討たれたことで有名な本能寺に隣接するホテルです。
御池通を挟んで市役所の正面にあり 、いつも修学旅行生で賑わっています。
かつて京都には、一つの学校の修学旅行生全員が宿泊できる施設がなかったそうです。このホテル本能寺が、初めて一校全員を収容できる宿泊施設として1962年にオープンしたそう。まさに「修学旅行生の宿」ですね。
でも建物の老朽化による建て替えが決まり、2017年11月18日に営業を一時中断し、2019年10月の営業再開を予定しているそうです
約54年間お疲れ様です。
新しいホテルがオープンしたら、どんな街並みになるのかとても楽しみです。
京都ホテルオークラから見た河原町御池の街並み
京都ホテルオークラから、河原町御池の交差点を眺めてみました。
梅雨の時期特有の、淡いグレーに包まれた街並み。
今にも雨が降り出しそうです。
京都市役所、ホテル本能寺、そして南東角のビル…。
工事が終わり新しいビルができあがったら、今とは全然違った街並みに変わってしまうことでしょう。
その時、どんな景色を眺めることができるのかと考えるとワクワクします。
長年親しんだ今の景色を忘れてしまわないように、写真と共に心に刻んでおこうと思います。
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