ゆるっと京都 de スローライフ

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京都の街並みを楽しむ~岡崎公園から琵琶湖疎水沿いにインクラインまで歩く~

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 秋の岡崎公園を歩く

 

十月も終わりに近づき、すっかり秋の景色です。

京都市美術館で開催されている「生誕300年 若冲の京都 KYOTOの若冲展」

https://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/kmma/exhibition/2016_7_fiscal_Jakuchu.html

を観に行ったついでに、岡崎公園を散策しました。

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この辺りには、京都市立美術館のほか京都国立近代美術館京都府立図書館、京都市動物園、琵琶湖疎水やインクラインなどがあります。

また、平安神宮ロームシアター京都、京都市勧業館みやこめっせなどもあり、市民や観光客でいつもいっぱい!人気のエリアです。

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展覧会を観た後、琵琶湖疎水に沿って蹴上のインクラインまで歩いてみました。

 

 

琵琶湖疎水とは

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京都市のホームページによれば、京都にとって琵琶湖の水を引くことは昔からの夢だったそうです。

そこで、第3代京都府知事の北垣国道は,明治維新による東京遷都で、京都が衰退してしまわないように,琵琶湖疏水を建設し、水力発電で新しい工場を興し,舟で物資の行き来を盛んにしようと計画したそうです。

 

琵琶湖疏水は着工から5年後、明治23年に完成し、そのおかげで,新しい工場が生まれ,路面電車も走り,京都は活力を取り戻すことができました。

それから20年後,更に豊かな水を求めて第2疏水を建設し,同時に水道と市営電車を開業したことで,今の京都のまちづくりの基礎ができあがったそうです。

 

琵琶湖疏水は今も京都に琵琶湖の水を供給し続けています。
 

現在、疏水は水道用水,発電,疏水路維持の舟運,かんがい,防火,工業など多目的に利用がされています。 

明治に完成した疏水によって,琵琶湖から送られてくる水は、毎日約200万立方メートルだそうです。

 

 

インクラインとは

 

その当時の、最新の技術を取り入れて造られた疏水。今ではすっかり京都の景観に溶け込んでいます。また蹴上インクラインは、国の史跡に指定されています。

 

インクラインとは、琵琶湖疎水の途中にある、標高差の大きい水路間の輸送を容易にするために設けられた「傾斜鉄道」のこと。

レールを敷いて、ワイヤーロープで船を載せた台車を昇降させていました。

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現在は使われていませんが、形態保存され観光スポットとして人気です。

 

 

四季折々の美しさ

 

疎水に沿って咲く桜や紅葉は本当に見事で、緑色の水に桜の花びらや紅葉の葉っぱが浮かぶ様子は、まるで絵のようです。

 

私は年に何回かは、京都市美術館の展覧会を訪れているのですが、何度見てもため息が出るくらい美しく、いつまでも飽きることなく眺めていたいと思える景色ですね。

 

その京都市美術館も老朽化のため、再整備計画が発表されています。

平成31年度中には、複合型美術館として生まれ変わるそうです。

 

長年親しんできた景色が変わってしまうのは、やっぱり少し寂しいですね。

でも、新たにどのような景色を見ることができるのか、楽しみでもあります。

 

 

 

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