「底冷え」といわれる京都の冬は、盆地特有の厳しい寒さです。
雪が積もることは少ないのですが、しんしんと凍えるように冷えます。
そんな冬の京都観光に、絶対必要な3つのものをご紹介したいと思います。
京都の気候対策
最近は、真冬の京都にも観光客がたくさん来るようになりました。
以前は私の住んでいる嵐山地区は、冬場は人が少なくてとても静かだったんですよ。
ところがここ何年か前からは、ライトアップや花灯籠が終わった後の時期でも、たくさんの観光客で賑わうようになりました。
でも夏の暑さのイメージが強いためか、京都の冬が寒いことを知らずに来られている方も多いようです。
防寒対策は万全に!薄着は禁物です。
できれば手袋やマフラー、使い捨てカイロがあった方がいいと思います。
そして絶対必要なものの一つ目は折りたたみ傘です。
京都の冬はしぐれることが多く、今晴れていると思っても、すぐ曇ってしまいます。
ちょっと暗くなったと思っていると、しぐれて雨が降り出すのです。
冬の雨は冷たくて、濡れると乾きにくいので傘は必需品ですね。
京都に住んでいると、冬の外出の時は折りたたみは必ず持っていくべきと思ってしまいます。それくらいしぐれることが多いのです。
インフルエンザ・風邪対策
インフルエンザや風邪が流行るこの季節。
特に電車やバスの中は混みあって、他の乗客と体が密着します。
京都は世界中から観光客が訪れますが、外国人には咳やくしゃみをする時に口元に手を当てない方が多いように感じます。
もしインフルエンザや風邪などに感染している人がいたら、特に電車やバスでうつる可能性が高くなるのです。
なので絶対必要なものの二つ目はマスクです。
乗り物の中ではマスクをした方が安心ですから。
除菌のウエットティッシュがあれば、よりbetterですね。
お寺や神社などでの参拝対策
特にお寺では靴を脱いで中に入ることが多いと思います。
でもスリッパが置いてあるところは、意外に少ないですよ。
床板や畳はものすごく冷たくて、だんだん足の感覚がなくなってしまいます。
特に女性の方!
ストッキングや薄いタイツでは、本当に足が凍ってしまいそうです。
絶対必要なものの三つ目は、厚手の靴下です。
靴下やストッキング、タイツの上から被せられるタイプのもの。
厚地のものや、フワフワした生地もの、フリースなどがいいですね。
ちなみに丈の長いブーツは、脱ぎ履きしなければならない所ではお勧めできません。
でも時間に余裕があれば別です(笑)
まとめ
京都は山に囲まれた盆地のため、比叡おろしの冷気がたまり「底冷え」がします。
防寒対策には上着類のほかに、手袋やマフラー、使い捨てカイロなどがあるといいですね。
私のお勧めする“冬の京都観光の必需品ベスト3”は
・折りたたみ傘
・マスク(+除菌のウエットティッシュ)
・厚手の靴下
それともう一つ、あると便利なものは、薄いビニールシートです。
観光地や公園のベンチは、濡れていたり汚れていたりすることが多いので、さっと敷けば衣服を汚さなくて済みます。
また、鴨川や桂川などの川べりに座る時にも使えます(カップル必携!)
特に冬場は、夜露や時雨で直接座れないことが多いので、カバンに一枚入れておくといいですよ。
よろしければお願いします!