2014年に17日の前祭と24日の後祭り、二回の山鉾巡行が行われるようになってからは、特に長く感じます。
この時期の京都は梅雨の時期と重なるので、特に暑い!蒸し暑い!もう大変です(笑)
そんな暑さの中、お祭りに携わっている方々には本当に頭が下がります。
昨日(7月10日)から山鉾建てが始まりました。
祇園祭一色の四条通
祇園祭は八坂神社のお祭りです。平安時代に疫病が流行したため、御霊会を行って無病息災を祈念したのが始まりとされています。←ザックリですが。
昨日から市バスも経路が変更しています。
街のメインストリートで、木造のオブジェを造り上げていく景色を見るのは楽しいですね。
完成した山鉾が並んだ光景もいいですが、造り上げていく工程もまた興味深いものです。
釘を一切使わず、縄だけで組み立てていく様子は、見応え十分で楽しめました。
月鉾
月鉾は高さが約26メートル、重さが12トンもあり、全部の山鉾の中で一番背が高くて、一番重いそうです。
函谷鉾
函谷鉾は、四条通を東向きに歩いて行くと、烏丸通(南北の通り)のちょうど手前です。
普段なら車やバスの交通量も多い、“街のど真ん中” といったところでしょうか!
鶏鉾
鶏鉾は重要文化財に指定された中世ヨーロッパ製のタペストリーをはじめ、海外からもたらされた絨毯によって飾られてきました。
祇園祭の歴史、そして文化の奥深さを感じます。
祇園さんの思い出
祇園祭で思い出すのは、やはり友達と宵山や宵々山に行ったこと。夜店で氷を買って鉾を見て歩いたこと。途中雨に降られてびしょ濡れになったこと。
それから大学時代に、祇園祭のお菓子を売るアルバイトをしたこと。
1回生の時、祇園祭の3日間だけ大丸のお菓子売り場で和菓子を売りました。
最初は声を出すのが恥ずかしくて、声が小さいと叱られてばかり。
でもだんだん慣れて楽しくなってきたら、終わりでした。3日間ですからね(笑)
デパートの美味しい社員食堂も楽しみでした。
貴重な体験です。
社会人になってからは、仕事をしながらの祇園祭。
会社は烏丸通に面していました。
宵山や宵々山などの日には、午後になると屋台のイカ焼きや唐揚げ、焼きトウモロコシなどのいい匂いがしてきて、集中できなくて困りましたね(笑)
また、山鉾巡行が平日の時は遅刻しそうで大変でした。
長刀鉾は四条烏丸を9時に出発なので、ものすごく沢山の人をかき分けかき分け…(笑)
ビルの上から眺める山鉾の列は、まるでおもちゃの様でした(失礼)
今年もたくさんの方が、祇園祭を楽しまれることと思います。
どうか熱中症には、くれぐれもお気をつけくださいね。
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