ストレスのない人なんていないと思う。私もストレスを抱えながら、それでも前向きに日々暮らしている。でも時々とても寂しいようなやるせない気持ちになることがある。
以下は少しナーバスな話になるのでご了承いただきますように<(_ _)>
子供の頃の私はわりと何でもできる子だった。少なくとも周りからはそう見えていたと思う。勉強は嫌いじゃなかった。新しいことを知るのはむしろ楽しくて、教科書の中の知らない世界に触れると少しワクワクした。習い事もしていたし部活もずっと続けていた。友達も多くて毎日学校に行くのが普通に楽しかった。絵や作文、習字などで表彰されたこともある。でも自分の中ではどれも「これが一番」とはならなかった。
塾には行ってなかったし特別な努力をしていたわけじゃないのに、中学生になると成績はいつのまにか良くなっていた。友達と「同じ高校に行こうね」と約束していたのに、私だけ進学校に進むことになった。その時は少しだけ誇らしい気持ちもあったけど、同時に何かから外れてしまったような寂しい気持ちもあった。友達と一緒に通って、一緒に部活をして、同じ時間を過ごす未来を想像して楽しみにしていたから。
結果的には新しい学校にもすぐ馴染んだし、大学に進学して社会人になり結婚や出産も経験した。一般的にいう「普通の人生」をちゃんと歩いてきたと思う。
それでも、心のどこかにずっと残っているものがある。もしあのとき、何かひとつを極めていたらどうなっていただろう。もし、みんなと同じ高校に行って得意な道に進んでいたら。もし、あのとき別の選択をしていたら。そんな「もし」が、ふとした瞬間に浮かぶ。
広くいろんなことができることは悪いことじゃない。むしろ恵まれていることなのかもしれない。でも時々思う。何かひとつでいい、自分の人生をまっすぐ通っていくようなものが欲しかったと。極めたと言えるもの。これだけはやってきたと言えるもの。そういう一本の線が。
だから「何もかも中途半端だったのかもしれない」という思いと、「それでも私なりに頑張ってきたやん」「楽しかった思い出もたくさんあるやん」という思いの間で、今も揺れてしまうことがある。そして、このもやもやを抱えたまま生きていることが時々どうしようもなく苦しい。
何かはっきりとした理由があるわけじゃないのに、胸の奥に小さな棘みたいなものが残っている。やり残した何かがあるような気持ち。自分は何もできなかったという無力感。どうしてそういう思いに囚われてしまうのかよくわからないんだけど…。でもふとした時に理由もなく寂しくなる。そんなことどうしようもないってわかっているのに。いつかこんな気持ちから抜け出せる日が来るかなあ?
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