大阪中之島の国立国際美術館「バベルの塔」展へ、ついに行ってきました。
10月15日までなので、ギリギリセーフです(笑)
ブリューゲルの作品は今まで何点か観たことがありますが、「バベルの塔」は初めて!
予想をはるかに超える、すごい作品でした。
国立国際美術館へ
京都から京阪電車で約1時間。京橋で中之島線に乗り換え、渡辺橋で降りて5分位で着きました。
社会見学の小学生がたくさん並んでいましたが、ちょうど帰る所だったみたい。よかった~!
都会のど真ん中の美術館らしく、地下に展示室があるのでエスカレーターで降りて行きました。
自然光とライトで明るく心地よい空間は、高さがあるためにより広く感じられます。
「バベルの塔」展へ
小学生の時、美術の本で見た「バベルの塔」
その時から、一度は本物を観てみたいと思っていました。
今回、オランダのボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館から、24年ぶりに来日したそうです。
面白かったのは、ヒエロニムス・ボスの作品。(ずっとボッシュだと記憶してたけど)
シュールで幻想的でグロテスク、キモカワイイ生き物がたくさん描かれていました。
風刺のきいた、今でいうマンガのようでもあり、観れば観るほど興味がわいてくるから不思議です(笑)
16世紀の作品ということで照明が暗く、顔を近づけて観ていました。
ブリューゲルは農民の生活を生き生きと描いた作品が多く、「農民の画家」といわれていますが、それはほとんど晩年の作品。
今回はヒエロニムス・ボスの影響を受けた作品など、それ以前のものを多く展示していました。
「バベルの塔」は1563年の作品ということですから、日本は戦国時代の後期あたりでしょうか?
その想像力に圧倒されます。
一見バ~ンと大胆な構図ですが、あまりにも繊細で緻密に描きこまれているので、細部まで観ようと思ったら時間がかかりすぎて怒られそうです(笑)
一番最後に展示してある「バベルの塔」を観るために、並ぶこと40分以上。
でも観ることができて、本当に良かったと思いました。
タラ夫の活躍
朝日新聞デジタルによると、今後も公式マスコット「タラ夫」は活躍するようです(笑)
大阪・中之島の国立国際美術館で開かれている「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル『バベルの塔』展」(朝日新聞社など主催)の公式マスコット「タラ夫」が、オランダ・ロッテルダムのボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館に寄贈されることが、決まった。展覧会終了後、着ぐるみが海を渡り、美術教育などに活用される。
「タラ夫」のTwitterが本当に面白かったので、ずっと楽しみにしていました。
丸いフォルムで一見可愛いけど、足がはえていたりすね毛がボウボウだったり…(笑)
やっぱりキモカワイイというべきかな?
オランダに行っても頑張ってね!
水の都「大阪」
中之島は高いビルがたくさん並んでいました。
大阪は本当に水の都ですね。堂島川の豊かな水量!
ビルと川と道路!ゴチャゴチャしているのも魅力です。
新しくなってから、まだ来たことがありません。ぜひ今度!
それにしても「バベルの塔」展、滑り込みセーフ(笑)で来ることができてよかったです。
「バベルの塔」は思ったよりも小さく、また観れる時間も限られていたので、もう一度本で細かいところまで見てみたいと思いました。
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