“ファッションビルやオフィスビルが立ち並ぶ都会でありながら、すぐ隣に自然がある”
そんな京都の街は、訪れる人の心を落ち着かせてくれます。
たくさんのお寺や神社と同じくらい、自然と調和した街並みが私は好きです。
たまにはゆっくりと歩いてみるのも楽しいですね!
どこか懐かしさの残る三条通り
河原町通りから三条通りを東に入ると、鴨川へと続いていきます。三条大橋の向こう側が、京阪電車の駅「三条京阪」です。
河原町通りもそうですが、三条通りは以前と比べると、ずいぶんお店が入れ替わっているように思います。チェーン店も増えて、看板が少しごちゃごちゃしているような感じですね。
でも明治屋、がんこ本店など、変わらないお店も何軒かあります。
また池田屋跡、高瀬川そして先斗町は、どんなに周りが変わっても、決して変わることなくそこに在り続けています。
三条通りの雰囲気は、“どこか懐かしい”そんな感じですね。
先斗町は大人の細路
私は学生の頃、「先斗町」というと“大人が遊びに行くところ”というイメージを持っていました。夜になると薄暗い路地にお店の灯りがともり、何だか艶っぽくて近寄りにくい雰囲気でしたね。
一筋西の木屋町通りとは、また雰囲気が違っています。「先斗町」の方がより京都らしいというか…。
人が二人通るのがやっとというくらい細い路地。大人の物語がたくさんありそうです。
ここのお店に初めて入ったのは、いつのことだったでしょうか。
「私も大人になったんだ」と、感慨深かった記憶があります。
今年の5月には、初めて歌舞練場で「鴨川をどり」を観ました。
“大人の遊び”は、やっぱり粋で艶やかでしたね。
三条大橋から夕暮れの鴨川を望む
鴨川の景色は本当に美しく、いつどこから眺めても絵になります。
この時期の鴨川は、納涼床が出ていて京情緒たっぷり。納涼と言っても、床は涼しそうな見た目と違って、真夏は夕方になっても暑すぎてちょっと…です(笑)
今の時期からが、本当に納涼床を楽しめるのではないでしょうか。9月末までやっています。
夕暮れの鴨川は、辺りが柔らかいオレンジ色に包まれて、とてもきれいですね。
等間隔で座るカップルも、増え始めます。とても有名になりましたよね(笑)
だんだんと暮れていく鴨川は、水の色も少しずつ変化していきます。
灯りがともりはじめると、京都の夜の始まりです。
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