七月が終わろうとしている。子供の頃には大好きだった夏が大人になってから苦手になった。夏休みが待ち遠しかったあの頃が嘘のようだ。
私は子供時代を海辺の町で過ごした。夏休みは膨大な宿題と格闘しながらも(笑)これでもかというくらい思い切り遊んだ記憶がある。友達と海水浴に行ったり探検ごっこなんかもしたなぁ。家遊びも楽しかった。かき氷を作ったりスイカを食べたり。夜には花火もした。田舎の広々した環境とゆったりと流れる時間の中で過ごせた子供時代は、本当に幸せだったと思う。毎日が楽しくて仕方なかった。夏休みの最後にはお決まりのように日記と自由研究がどっさり残ったんだけどね😆でも環境もだけど時間の流れ方とか経験値の大きさみたいなものが全然違っていた。
そんな私が夏が苦手になった一番の理由は気候の変化だろうな。今の暑さは異常だからね!夏の暑さに命の危険を感じるようになるなんて以前は想像したこともなかったなあ。そして今は狭い京都の街で難しい人間関係の中で小さくなっているような気がする。同じような毎日の繰り返しで時々息が詰まりそうになる。新しいことも特にないし…。でも、できるだけ私らしくゆっくりと暮らしたいと思う。
今月も短歌を作ってみた。七月は夏、海、祭りだよね‼️
子供の頃は海水浴が楽しかった
・カラフルな浮き輪たくさん並んでた海岸通り国道の店
・海中に広がる世界覗き見た小さな青い水中メガネ
・築港の上級生は弧を描き緑の海に吸い込まれていく
・陽に灼けた砂の熱さに跳ねながら海へ走った魚になる前
・お土産に買った硝子の貯金箱海の色より深い藍色
夏といえば〝祭り”
・お揃いの法被姿の男衆が魂込めて回す山鉾
・獅子舞と神輿で祭り盛り上げる法被姿の男衆の声
・鈴鳴らし剣の舞を奉納す舞姫たちは花の冠
夢か現か…
・体重計一喜一憂してるけど小数だって私の一部
・ヒラヒラと迷い込んできた蝶々に夢の中でも会った気がする
今月も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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