「京キャラ博・京都ほんまもん祭 」に行ってきました。
京都府の地元と特産品のPRイベントです。
ゆるキャラ達が東山七条の京都博物館に集まって、ステージでパフォーマンスをしたり写真撮影をしたり、とても盛り上がっていました。
京都の物産展とゆるキャラ
正門から中へ入ると、白いテントがたくさん張られていました。
それぞれの自治体のPRや、地元の特産品の販売です。
雑貨やお酒、お寿司、お菓子などに加えて、ゆるキャラのグッズも!
テントの間を、いろいろなゆるキャラが歩いているという、見慣れない光景(笑)
ゆるキャラの周りにはすぐに人だかりができて、写真撮影をしていました。
ゆるキャラ達のパフォーマンス
京都のゆるキャラは、あまり可愛くないと言われています。
地元での人気も今一つです。
それに、全然知らないゆるキャラの方が多くて戸惑いました。
まゆまろ、たわわちゃん、チャチャ王国のおうじちゃま、映画村のかちん太、京都パープルサンガのパーサくんくらいなら、みなさんご存知でしょうか?
でも嬉しいことに、今回は熊本からくまモン、愛媛からバリイさん、高知からしんじょう君が参加してくれていました。
さすがの人気でしたね(笑)
なかでも一番人気は、やっぱりくまモン!
パフォーマンスの質が、ほかとは全く違っていました。
ずーっと体全体で動いていて、表情豊かで(顔の表情は同じです)、本当にかわいかったです。
明治古都館と平成知新館
重要文化財の明治古都館の前にステージが作られていて、ゆるキャラ達がパフォーマンスしていました。
本当に贅沢なことです(笑)
明治古都館の設計は、明治時代に活躍した片山東熊氏です。
皇室建築を多く手がけていて、迎賓館や伊勢市にある神宮徴古館などの作品があります。
平成知新館が出来てからは、特別展覧会の会場として使われています。
赤煉瓦で左右対称。とても美しくて素敵です。
以前放送されたドラマ『花より男子』で、花沢類(小栗旬)の邸宅として使われていました。
平成知新館は2013年に完成しました。
設計は、世界的な建築家、谷口吉生氏です。
ニューヨーク近代美術館新館、東京国立博物館法隆寺宝物館などを手がけています。
直線的で開放的。柔らかい光の入り方や水のゆらぎと煌めきで、中と外どちらから眺めても心癒される空間です。
光溢れる広いロビーの椅子に座って、大きなガラス窓から庭園を眺めていると、時間を忘れそうです。
平成知新館の平常展には無料で入ることができたので、前から観たかった「雛まつりと人形展」を観賞することができました。
雛人形を飾る風習は、江戸時代から始まったそうです。
今のカラフルな雛人形とは大分違いますが、娘の成長を想う親の気持ちは、いつの時代も同じなのですね。
そのほかの展示品も、どれも見ごたえがありました。
ゆるキャラに癒されて
京都博物館は、建築や街並みを愛する私にとっては、大好きな場所です。
今回はお付き合いで行ったのですが、思いがけずゆるキャラ達に癒されました。
テレビ以外で、ゆるキャラを見たのは初めて。
でも少し、人気というか、なぜこぞってゆるキャラを作るのかという理由がわかった気がします。
丸くてフワフワで、それぞれに個性があり、PR活動に一役かっていますね。
何だか癒されて元気をもらいました。
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