ゆるっと京都 de スローライフ

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ゆるっと趣味を楽しむ!(2月の短歌を作ってみた)

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私が短歌に興味を持ったのは、確か中学生の時だった。国語の担当になったのは、新任の女性の先生。最初は男子にからかわれてばかりで気の毒だったけど半年もたたないうちに人気者になった。’若い先生’ということもあったと思うが、とても明るくて魅力的な人柄で話が面白かった。

その先生は’文学’に力を入れていて、特に短歌ではとても情熱的な授業をしてくれた。初めて触れる短歌の世界。私はすっかり魅了されてしまった。先生が紹介して鑑賞させてくれた定番の与謝野晶子や石川啄木、その他の近代短歌なども面白かったし、自分で短歌を作ってみよう的な授業もとても楽しかったことを覚えている。あまり上手くは作れなかったけど…。クラスのみんなで発表し合った。

それ以降も私はずっと短歌が好きだったように思う。歌集も何冊か持っているし、新聞の歌壇も毎週楽しみにしている。でも自分で作ることはなかった。短歌を作ってみたくなったのは、少し前からのブームや朝ドラ『舞いあがれ!』の影響かも知れないなあと思っている。

去年は体調を崩しがちだったので、今年はできるだけゆっくりとリラックスした生活を心がけている。’ゆるっと’自分のペースで好きなことを楽しんでいきたいなと。その一つが短歌だ。しかも作ってみようと!できれば毎月10首くらいはブログに書いてみたい。そして早速作ってみた(笑)

 

節分

・福を呼び 厄を落として節分会 豆まく人の 活気ある声

・面つけて 茶色のクマは 鬼となる 節分の日は ちょっと強面

 

立春の朝

・節分の 豆踏みつぶし 香ばしい 匂い立つ朝 春は始まる

・南天の 枝を揺らして 椋鳥は 実だけ啄む 種を落として

 

寒い夜

・熱々の おでんほうばり 熱燗を 湯気の向こうの 君にすすめる

・雪の夜 アヒル浮かべて 湯に浸かる 昭和歌謡の 鼻歌楽し

 

北野天満宮の梅

・柔らかに 丸みを帯びて ほどけゆく 梅の蕾を 牛が見護る

 

バレンタインのプレゼントを探して

・何色の セーター君に 似合うかと イメージしてる 午後のデパート 

 

寒い日のささやかな楽しみ

・ドリップの 泡ふつふつと 香りたち 珈琲カップに 吸い込まれいく

・暖かい 洗濯物は いい匂い 父の背中の温もりに似て

 

次はまた来月。もうちょっと上達しているといいな(笑)

 

 

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