気がつけば2024年2月も半ばだ。このブログも随分お休みしてしまったなあってちょっと反省(笑)私が文章を書けない時はいろんな意味で余裕のない時だ。忘備録としてちょっと振り返ってみよう。
2023年12月は(というかそれ以前からなのだが)歌舞伎、ジャニーズ、宝塚のあまりにあんまりな事件やハラスメントに、正直なところかなりダメージを受けてしまっていた。特に次から次へと出てくる宝塚のスキャンダルはきつかった。自分が好きな世界の裏側では、こんなひどいことが起こっていたのかと頭が追いつけない状態…。
でも考えてみればこの何年かの間に、それまで当たり前だと思ってきたことが当たり前ではない、下手したら犯罪だというふうに社会は変わってきている。変わることのできない古い体質の組織ではひずみが生まれ、そのしわ寄せが弱い立場の人間に向かうということは容易に想像できる。以前はほとんどが泣き寝入りだっただろうし、今までどれだけの人がしんどさを表に出してこれなかったことだろう。
自分のようにとるに足りない人間でさえ、子供のころからずっと社会の矛盾にもやもやしたものを感じてきた。時には傷つき、時には悩み…。周りでも女性は特にそうだっただろうと思う。その時々に感じてきたもやもやの正体が、男女格差や差別、ハラスメントなどの「生きづらさ」だったのかも知れない。
経済が成長路線を外れ、少子高齢化は解消されず先行きが不透明な時代。社会のひずみに焦点が当たり変わっていく転換期に私たちはいる。エンタメの世界も例外ではないはずだ。これからどうなっていくのかを注意深く見守っていきたい。そうそう、吉本も!
とにかく去年の12月はそんなことや体調不良やらで個人的には大変だったなあと。
そして慌ただしい年末から年が新しくなった2024年。元旦の能登の大地震に驚きと悲しみでいっぱいだった。石川に住んでいる友人知人のことも心配だったし、神戸の地震を経験しているので被災された方たちのことが他人事に思えない。自分の無力さや救助や救援がなかなか進まない現実に苛立ったり…。
海の向こうの戦争でも苛烈さは深刻だ。目を覆いたくなるようなニュースばかり…。
もしかして「ニュース疲れ」なのかなあ?とさえ思ってしまう。
1月は美味しいものもたくさん食べたし、長い長い神社待ち渋滞を耐えて初詣にも行った。家族がそろって元気というだけでも、良しとしないとね!
とにかく健康で平穏な毎日が続きますようにと願っている。
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