7月の祇園祭で有名な八坂神社は、四条通の東の端にあります。
最近は初詣で訪れるくらいですが、学生の頃はよくここで「コンパ」の待ち合わせをしたものです。
今の学生は「あまりお酒を飲まなくなった」と言われていますが、当時はその反対。
「お酒で始まり、お酒で終わる」と言ったら言い過ぎでしょうか?
日本が好景気に沸いていた頃のお話です。←浮かれていた?(笑)
八坂神社の階段下
待ち合わせ場所だったのは、この階段あたりです↑↑↑↑↑
今ほど観光客も多くなく、ここで待ち合わせをしているグループは多かったですね。
この周辺は祇園や先斗町、円山公園があり、京都で一番飲食店が多いエリアです。
当時は四条河原町の南東角にあった阪急百貨店と並んで、待ち合わせ場所になっていました。
午後6時くらいになると、階段は人でいっぱいでしたね。
階段からは四条通が見渡せて視界良好!
「誰々が来た!」とか言いながら手を振ったりしていました(笑)
初めてのクラスコンパ
私が初めてお酒を飲んだのは「クラスコンパ」の時です。
入学式の後に分けられたクラスでの初めてのコンパでした。
4月の初めくらいだったと思います。
八坂神社の石段の下で待ち合わせて、みんなで円山公園内のお店に向かいました。
かがり火の焚かれたそのお店は和風の造りで、着物の仲居さんたちが出迎えてくれまし
た。
その当時私たちは、高校を卒業したばかりだったので(浪人も結構いましたが)、そういうお店はほとんどが初めて!
クラスが始まったばかりでまだ名前もよくわからないので、とりあえず「あいうえお」順に座っていくことに。
あまり知らないもの同士で、いきなり「すき焼き」というのは、なかなかハードルが高いと思いますが、そこは学生ですよね!
何とかなってしまうのです。
そしてビールで『乾杯』!!!
ちょっと待った!この時私を含むほとんどの学生は十代だったはず。
しか~し、担任の先生とかや仲居さんが一緒にいたにもかかわらず、別にフツーに乾杯は始まりました。
そうなんです。
私たちが大学生だった頃は、たとえ未成年であっても、大学生がお酒を飲むことが大目に見てもらえていました。
というより、誰も異議を唱えない位フツーのことだったんです。
今の学生はお酒をあまり好まない上、飲酒年齢の規制も厳しくなったそうです。
新入生歓迎コンパもジュースで乾杯しているとか。
当たり前のことなんですが、何だか違和感を感じてしまいますね(笑)
みんなで楽しく「すき焼き」を頂いて外に出ると、すっかり暗くなっていました。
二次会があるということで四条通りを歩きましたが、夜の祇園は初めてで何だかドキドキしたのを覚えています。
多かった飲み会
当時の学生はお酒を飲む機会が多かったと思います。
クラスやゼミ、サークルのコンパが一年中いろいろありました。
それに加え、今でいう「女子会」でもよくお酒を飲みに行きました。
合コンに行ったこともありましたね。
私はアルコールに弱くて少ししか飲めませんでしたが、そういう席に参加することが楽しかったんだと思います。
特に印象に残っているのは、サークルのコンパです。
春にはお花見と新入生歓迎会、夏にはビアガーデン、何かの後には決まって打ち上げ、クリスマスパーティー、忘年会、新年会、送迎会…。
お店を貸し切りのこともありました。
人数も多く、今考えると幹事さんはかなり大変だっただろうと思いますね。
今さらながら「本当にごくろうさまでした」という感じですね(笑)
「お酒」には、楽しかったこと、悲しかったこと、失敗したことなど、たくさんのエピソードがあります。
今となっては、どれも懐かしいですね。
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