7月10日から山鉾建てが始まりましたが、僅か数日で街の景色は一変。
豪華な山鉾が立ち並び、いよいよ祇園祭本番です。
朝と夜の函谷鉾
さわやかな青空が広がる四条烏丸。
ビルの間に高くそびえるのは函谷鉾です。
建てている時は工事現場のようでしたが、すごく堂々とした立派な姿に感動!
夜になると、提灯の灯りで山鉾は幻想的な雰囲気に変わります。
これは「駒形提灯」といわれるもので、鉾ごとにこだわりがあって形、大きさ、デザインがそれぞれ違うそうです。
比べてみると確かに違います!そういう楽しみ方も面白いですね。
朝と夜の月鉾
朝の月鉾。
背が高いので斜め撮りです(笑)
鉾の頭頂部の天王座に月読尊を祀ることから「月鉾」と呼ばれているそうです。
鉾頭の三日月は、なんと18金だそうですよ!
鉾を飾る装飾品の豪華さや貴重さでも知られています。
夜の月鉾。
月鉾の提灯のデザインは「月」ですね。とても華やかです。
コンチキチンの祇園囃子と共に、お祭りのムードが高まっていきます。
鉦(かね)と締め太鼓、笛の三種類の楽器で演奏されているそうです。
からくりで人気の蟷螂山(とうろうやま)
蟷螂とはカマキリのこと。屋根の上にカマキリの「からくり」があることで人気です。
大きな目のカマキリが、頭や鎌、羽根を動かす「からくり」がユニークな蟷螂山。
祇園祭の山鉾の中で、「からくり」があるのは蟷螂山だけだそう。私も大好きです。
『蟷螂斧を以て降車のわだちをふせがんと欲す』という中国の詩文にちなんだもので、自分の力をわきまえずに大敵に立ち向かうことで勇敢さを賞した中国の君子の故事に由来するそうです。
人気のカマキリおみくじ(200円)!
ハンドルを回すと、カマキリがぐるっと回ります。
毎年見ているだけなので、一度は引いてみたいですね(笑)
暑い暑い京都の夜。でも昼間よりは少しましです(笑)
中には、一般の方を乗せてくれる鉾もありますよ。
私も一度乗せてもらったことがあります。本当に貴重な体験です。
情緒たっぷりの祇園祭は、見どころがたくさん。
いろいろな楽しみ方ができそうですね。
よろしければお願いします!