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映画『ドリームガールズ』と『グリーンブック』の感想!

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 世界中で人気を博した『ドリームガールズ』が、日本初のオリジナルキャスト版で上演されている。主演は宝塚を退団してからミュージカル女優として躍進中の望海風斗。

PVを観て一気にその世界観に引き込まれた。男役だった彼女がどんどん進化していくのを応援してきた。驚いたことに退団直後のコンサートから、すでにソプラノが綺麗に出ていた!さらに努力を重ねてきたと思われる歌声は、時には優しく甘く、そして時にはパワフルだ。男役時代を思わせる低音から、まさかの高音まで自然に自在に歌いこなせる素晴らしい歌唱力だと感心する。

今回の『ドリームガールズ』は諸事情で観に行くことがかなわなかった。宝塚と違い配信もないので仕方がないが残念だ。「Dreamgirls」などの有名な曲は聴いたことがあったので、ぜひ生で聴いてみたかった。

 『ドリームガールズ』といえば、ビヨンセが主演した映画版が有名だ。私は一度も観たことがなかったので、せめてこの機会に観てみようと思いたった。

 1960年代のアメリカが舞台。ショービジネスの世界でトップシンガーになることを夢見る、ディーナ、エフィ、ローレルの3人の少女たち。彼女たちが夢を掴み大人になっていく過程、葛藤や苦悩、恋と別れ、ショービジネスの裏側や黒人への差別などが描かれている。

 

歌唱シーンがパワフルでソウルフルで、世界観に引き込まれた。全てのキャストのレベルが高い。そしてビヨンセが美しかった。特にトップシンガーになってからのディーナは本当にオーラがあって魅力的だった。

 

 そして60年代初めの、黒人に対する差別や偏見などを描いた作品に『グリーンブック』がある。

 黒人の天才ピアニストが、アメリカ南部を演奏旅行するのにドライバー兼用心棒にイタリア系の白人を雇う。最初は黒人に偏見を持っていたその白人用心棒だが、旅を続けるうちに次第に相手を思いやる気持ちやリスペクト、そして友情が芽生えるという物語。実話だそうだ。

 この映画を初めて観た時は、当時の人種差別について自分が何も知らなかったことに気づいた。衝撃だった。人と人が理解し合うこと、お互いを尊重することは大切なことだが、その第一歩は「知ること」なのだと改めて思った。

こちらは歌のシーンはないがピアノ演奏のシーンはふんだんにある。観終わった後、スッキリと晴れやかな気持ちになった。

 

 

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