「車なし生活」もついに8年を超えました。何と9年目に突入です。
最初は本当に不便でしたが、続けるほどに慣れてきてさほど苦にならなくなりました。
ただ京都での「車なし生活」には大変な点もあります。しかもこのご時世ですから、いろいろと考えてしまいますね。ここ何年間かは迷いの連続でした。もちろんメリットもデメリットもあります。今の自分の生活を見直し、どの部分にウエートを置くかということが「車なし生活」を続けるかどうかのポイントになってくると思います。
そしていろいろ考えて家族でも話し合った結果、ついに「車なし生活」を卒業することに決めました。
車なし生活のメリット
8年間続けてみて1番メリットだと感じるのはやはり経済的な面。つまりお金の面です。車のローンや車検代、ガソリン代オイル代、車の消耗品の交換費用、そして保険代などが全くかからなくなりました。さらに洗車代も車用の芳香剤代もかかりません。無料です。当たり前ですが全くの無料ですよ☝️何だかテレビショッピングのコマーシャルのようですね😅でもトータルしてみてください。ものすごい額になるはずです!
結果的に、私は8年間分が無料だったということですね(笑)
また近所へ行くにも車を使っていた生活が一変、自転車や徒歩で行くようになり健康的な生活になりましたね。それと地球温暖化や大気汚染、環境問題について関心を持つようになりました。そして公共交通を使うようになり、いろいろな意味で視野が広がったように思います。
車なし生活のデメリット
買い物、特に重いものを買う時は正直しんどかったですね。ネットスーパーなどを利用していますが、近所のスーパーより割高です。その対策としては、「無駄なものは買わない」ことです!でも毎日の食材だって結構重いですよね。野菜やお肉、魚以外でも、実際に目で見て買いたい物は多いです。
また、遠出をする時はレンタカーを利用していましたが、確かに車の維持費に比べれば安いと思います。でも返却しに行くのが本当に面倒くさいです(笑)
それと体調の悪い時は不安でした。救急車を呼ぶほどじゃなくても深夜などは心細いものです。京都のタクシー事情やコロナ禍など、不安な要素が多くありました。ただでさえ観光シーズンにめちゃ混みする京都の公共交通機関が、インバウンドでパンク状態だったこと、コロナ禍を経た現在の混雑も非常時には不安材料です。
京都で「車なし生活」を続けること
コロナ禍や体調不良の時など非常時には、やはり車がないことが不安でした。災害時もそうだと思います。
でも京都市民にとって、その不安を倍増させられるのが「オーバーツーリズム」問題です。公共交通機関はいつも満員で、道は渋滞。バスは時間通りに来ないことが多い。タクシーはつかまりにくい。予約も取りにくい。
以前と違い今では観光シーズン以外でも、ほぼオールシーズンがその状態です。
私が「車なし生活」をやめようと決めた一番の理由がそれでした。健康には特に不安はありませんが、コロナ禍を経て「もしもに備える」ということを考えるようになりました。
ただ8年間余りの「車なし生活」で得たものは少なくなかったと思います。もちろん不便なこともありました。でも家計や健康などそれまでの生活を見直すきっかけになったような気がしますね。それから、どこか他人事だった社会問題に対しての意識が変わりました。
だから、車はできるだけ環境に配慮したタイプ、方法を選びたいと思っています。
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