80年代の半ば、私は京都で4年間の大学生活を送りました。学生の数がとても多くて、キャンパスはいつも混雑していました。今と全然違ってパソコンもスマホも持っていませんでしたが、自由で活気のある時代だったと思います。楽しくてちょっと大変だった4年間を振り返ったブログを、忘備録としてまとめました。
地方都市で育った私は、一般入試で合格した大学に入学して京都で独り暮らしを始めることになりました。今では珍しくなった「下宿」で学生生活はスタートしました。
ものすごく大人数の入学式!キャンパスの中はサークル勧誘の先輩たちが、ビラを持って待ち構えていました。とにかく圧倒されましたね(笑)
大学生活と同時に、独り暮らし(下宿だけど)もスタートしました。
下宿生にとって学食は強い味方でしたね!安くて栄養の補給もできるので、一石二鳥でした。私にとっては夕食が苦手な自炊だったので、学食は本当にありがたかったですね。大混雑さえ我慢すればですが(笑)
80年代は子供の数が多く、今ほど推薦入学の制度はありませんでした。ほとんどが一般入試だったので、学生のレベルもそこそこ保てていたように思います。試験の時のノート類の持ち込みも不可でしたね。
ゼミの恩師が「今の学生は推薦で入ってくる子が多いから、試験受けて入ってきた子との学力の差がすごくあって大変だ」と話されていました。少子化で学生の取り合いになっている状況だから仕方ないんでしょうね。
当時はサークルの数も多く、どこに入るかずいぶん悩みましたね。もともと軟式テニスをしていたので、硬式テニスをしてみたくて同好会に入りました。全くサークルに入らない学生もたくさんいたと思います。でもサークルに入ったおかげで、友達もたくさんできたし人脈も広がりました。合宿とかもあって、けっこう出費はかさみましたが、みんなアルバイトをして貯めてましたね。
こうして振り返ってみると、大学時代の4年間は本当にいろいろなことがありました。
でも今の忙しい生活の中で、当時を思い出すことはほとんどありません。
「このままだと忘れてしまう…」
そんな危機感から振り返りブログを書き始めました。書いてみると不思議なもので、すっかり忘れていた些細なことまで思い出されてきました。書いていてとても楽しかったですね。
高揚感に溢れていた’80年代という時代の匂い。
初めての独り暮らし。学生生活。
大切な思い出の数々を、ずっと忘れないために私の忘備録として残しておきます。
よろしければお願いします!