ゆるっと京都 de スローライフ

日々の気づきを発信している雑記ブログ!

京都の街並みを楽しむ~岡崎公園から琵琶湖疎水沿いにインクラインまで歩く~

 秋の岡崎公園を歩く

 

十月も終わりに近づき、すっかり秋の景色です。

京都市美術館で開催されている「生誕300年 若冲の京都 KYOTOの若冲展」

https://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/kmma/exhibition/2016_7_fiscal_Jakuchu.html

を観に行ったついでに、岡崎公園を散策しました。

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この辺りには、京都市立美術館のほか京都国立近代美術館京都府立図書館、京都市動物園、琵琶湖疎水やインクラインなどがあります。

また、平安神宮ロームシアター京都、京都市勧業館みやこめっせなどもあり、市民や観光客でいつもいっぱい!人気のエリアです。

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展覧会を観た後、琵琶湖疎水に沿って蹴上のインクラインまで歩いてみました。

 

 

琵琶湖疎水とは

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京都市のホームページによれば、京都にとって琵琶湖の水を引くことは昔からの夢だったそうです。

そこで、第3代京都府知事の北垣国道は,明治維新による東京遷都で、京都が衰退してしまわないように,琵琶湖疏水を建設し、水力発電で新しい工場を興し,舟で物資の行き来を盛んにしようと計画したそうです。

 

琵琶湖疏水は着工から5年後、明治23年に完成し、そのおかげで,新しい工場が生まれ,路面電車も走り,京都は活力を取り戻すことができました。

それから20年後,更に豊かな水を求めて第2疏水を建設し,同時に水道と市営電車を開業したことで,今の京都のまちづくりの基礎ができあがったそうです。

 

琵琶湖疏水は今も京都に琵琶湖の水を供給し続けています。
 

現在、疏水は水道用水,発電,疏水路維持の舟運,かんがい,防火,工業など多目的に利用がされています。 

明治に完成した疏水によって,琵琶湖から送られてくる水は、毎日約200万立方メートルだそうです。

 

 

インクラインとは

 

その当時の、最新の技術を取り入れて造られた疏水。今ではすっかり京都の景観に溶け込んでいます。また蹴上インクラインは、国の史跡に指定されています。

 

インクラインとは、琵琶湖疎水の途中にある、標高差の大きい水路間の輸送を容易にするために設けられた「傾斜鉄道」のこと。

レールを敷いて、ワイヤーロープで船を載せた台車を昇降させていました。

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現在は使われていませんが、形態保存され観光スポットとして人気です。

 

 

四季折々の美しさ

 

疎水に沿って咲く桜や紅葉は本当に見事で、緑色の水に桜の花びらや紅葉の葉っぱが浮かぶ様子は、まるで絵のようです。

 

私は年に何回かは、京都市美術館の展覧会を訪れているのですが、何度見てもため息が出るくらい美しく、いつまでも飽きることなく眺めていたいと思える景色ですね。

 

その京都市美術館も老朽化のため、再整備計画が発表されています。

平成31年度中には、複合型美術館として生まれ変わるそうです。

 

長年親しんできた景色が変わってしまうのは、やっぱり少し寂しいですね。

でも、新たにどのような景色を見ることができるのか、楽しみでもあります。

 

 

 

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京料理の「木乃婦」で季節を楽しむ!意外と知られていない京料理とフツーの家庭料理の違いとは?

 

京料理で秋を味わう

 

今月の初めに、京料理の「木乃婦」に行く機会がありました。

今年は 十月になってもいつまでも暑い日が続いたせいで、季節も忘れてしまいがちですよね。

でもお料理には“秋”が溢れ、季節を堪能させていただきました。

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京料理」は、季節ごとの旬の素材の味をいかし、目で舌で 味わうことができるお料理です。器の中に表現される季節感。本当に芸術的ですね。

 

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京料理 木乃婦

http://www.kinobu.co.jp/top_f.html

 

  

観光客に人気の京料理

 

京料理といえば、懐石料理や湯豆腐、おばんざいなどが観光客に人気です。

有名な料亭やお店が、頻繁に雑誌やテレビで取り上げられています。

特に休日は、人気店はすごい行列です。

 

最近では京野菜も結構メジャーになってきました。やっぱりマスコミの影響ってすごいですよね。

錦市場もあまりに有名になりすぎて、すっかり観光スポットになっています。

大丸の近くを歩いていると、錦市場への行き方を聞かれることが多いですね。

食事ができるお店も多く、ガイドブックにもいろいろ載っています。

 

ホームページでは、すべてのお店の情報が詳しくわかります。

錦市場商店街 http://kyoto-nishiki.or.jp/stores/index.html

 

 

一般的な京都の家庭料理

 

京都で暮らしている人の大半は、ごく普通の食事をしています。

「おばんざい」という言い方もしません。普通に「おかず」ですよ(笑)

 

もし何か違っているとしたら、それは多分「煮物」系のおかずかも。

京都で「~の炊いたん」というものです。

昆布や鰹節でお出汁をしっかりとって、薄味で作った煮物のことです。

また特別な日以外は、「京料理」を食べに行くことも作ることも少ないのではないでしょうか? 

 

 

新鮮なお魚求む!

 

私が真剣に何とかならないかと願っているのが、お魚です >゜)))彡

 

京都は山に囲まれているせいで、昔から新鮮なお魚が手に入りにくかったようです。

身欠きニシンや棒ダラが、京都のお料理に使われてきた歴史を見ると、それはよくわかります。

でも冷蔵技術や輸送技術が発達した現在でも、やはり新鮮なお魚は少ないようです。(種類も少ないし…)

 

もちろん、デパートやそれこそ錦市場などに行けば、事情は違うでしょう。でも、毎日の食事の買い物にはムリがありますよね。

 

旅行などで海辺の町に出かけたときに食べた、あの新鮮なお刺身などの魚料理…(´∀`)

そこまではムリでも、せめてもう少し何とかならないかなあと思ってしまいます。

 

これってないものねだりですか?

 

 

 

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宝塚歌劇初心者が雪組公演「私立探偵ケイレブ・ハント」を観に行ってきました!

以前から観てみたいと思っていた宝塚歌劇雪組公演のチケットをゲットすることができました。京都から阪急電車で約1時間半。ついにあこがれの宝塚へ行ってきました。

 

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「花のみち」からすでにメルヘン

 

阪急の宝塚駅を出て、大劇場へと向かう道には「花のみち」という名前がついています。本当にお花や木がたくさん!街並みもとても美しくて、まるで外国のよう。ところどころにオシャレなベンチが置いてあって、ずっと座っていたい感じでした。

 

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また大劇場の建物と街並みがマッチしていて、メルヘンみたいですね。夢の世界へいざなっているかのようです。大劇場のオレンジ色の屋根が、緑の木々の間から見えてくると、だんだん気持ちがうきうきしてくる感じでした。

 

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キラキラ・ゴージャスな大劇場

 

大劇場につくともうたくさんの人がいて、すでに熱気が!

レストランをはじめお店もいろいろあり(チケットがなくても自由に入れるそうです)、お土産を選ぶ人たちでごった返していました。

 

私が驚いたのは、スターさんのブロマイドや写真入りのグッズが飛ぶように売れていること!「どうするんだろう?」というのが素直な感想です(汗)

初心者の私としては、お菓子を買うだけで精一杯でした(笑)

 

武庫川に面したテラスは開放的で、白いテーブルとイスが置かれていました。

少し外に出てみると、十月の爽やかな風。水辺の景色に癒されましたね。

 

そうこうしているうちに、あっという間に開場時間になりました。

劇場の中には赤いじゅうたんが敷かれていて、キラキラのシャンデリアが!

本当にゴージャスでダンスでもできそうなフロア。

夢の世界が間近になって、ワクワクしました。

 

 

粋で大人の雰囲気漂う「私立探偵ケイレブ・ハント」

 

kageki.hankyu.co.jp

1950年代のロサンゼルを舞台にしたハードボイルドサスペンスで、とにかく大人っぽくて都会的な雰囲気でした。トレンチコート、スーツ、ハット、そしてジャズ…。

 

男役がとにかくカッコよかったです。主役の早霧せいなさんがあまりにも美しくて、思わずオペラグラスで追ってしまいました(笑)

 

特に早霧せいな、咲妃みゆ、望海風斗の3人の息の合った演技と、雪組生のパワーに引き込まれました。最後♡まで目が離せない、ステキなミュージカルでした。

 

 

楽しすぎてあっという間の「Greatest HITS!」

 

聞いたことがある曲が多く、楽しめました。次々展開が早くて、息つく間もないほど。衣装がオシャレで、とても色鮮やかでしたね。

 

中盤のクリスマスショーは、「まだ10月だけどなあ」とは思いましたが(笑)すっごく楽しめました。

 

また、トップコンビの「オーバー・ザ・レインボー」のデュエットダンスは、息をのむほどの美しさでした。

 

ついに大階段が現れた時は、「こうなるのか!」と感動でしたね(笑) 

 

でも最後にトップスターが降りてきた時には、「もう終わってしまうのか…」と思って、少し寂しい気持ちで見ていました。

 

そして、「必ずまた観に来よう」と心に誓いながら、大劇場を後にしました。

それが“宝塚の魔法”なのかも…。

 

今回「ずっと観てみたいと願っていた宝塚」 を観ることができて、本当にうれしかったです。

「好きなことを楽しむことは人生を豊かにすることだ」と、心から思いましたね!

 

 

 

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大人の趣味は子供時代の習い事や得意だったことと関係があるのだろうか?

「好きなことを楽しむこと」は、満ち足りた幸せな時間を持つことです。

趣味は、人生を豊かにしてくれます。

ところで、大人になってからの趣味って、子供の時に好きだったことや得意だったことと、かなりかぶっているのではないでしょうか。 

 

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子供時代の習い事と得意だったこと

 

私の子供の頃の習い事は、習字・オルガン・ピアノ・そろばん・日舞・作法・茶道などでした。

 

習字は“段”を持っていて、よく表彰してもらいましたね。

でも、ピアノはバイエルで挫折…。

そろばんは2級くらいまでいきました。暗算が得意になったおかげで、算数の計算問題はバッチリでしたよ!

茶道以外は小学生の時の習い事です。茶道は高校生の時から始めました。

 

それから、習ってはいませんでしたが、絵を描くことや手芸なども好きでしたね。

絵は銀行とかのロビーに貼ってもらったこともあります。

手芸は、小学校くらいからお人形やぬいぐるみを作ったり、刺繍や編み物でいろんなものを作ったりしていました。

 

 

子供時代のスポーツ、そして日焼け 

 

スポーツは、子供時代は水泳です。中学時代からはソフトテニスと硬式テニスですね。こちらは大学までやっていたので、シミ・ソバカスに悩まされる今日この頃です(泣)

 

余談ですが、私が子供の頃には、子供は「日焼けしてるのがいい」と言われていて、色白だった私はホントに肩身の狭い思いをしていました(笑)

 

例えば夏休み明け。誰が一番黒くなったか!なんて、競争みたいで…。担任の先生に「外で遊ばなかったのか?」なんて言われたり…。

でも色白の人は、日焼けしても赤くなるだけで、時間がたつとだんだん元に戻っていくんです!

 

今の子供たちは、紫外線対策で日焼け止めを塗ったりしていますよね。時代が変わると、ここまで価値観や対策も変わるんですね。それより外で遊んだりしないのかな?

室内で、特にゲームで遊ぶ子供が多いのかも知れませんね。今年はポケモンGOのおかげで少し様子が違っていたようですが(笑)

 

 

大人になってからの趣味

 

私の場合、大人になってから興味があることは、子供の時に習っていたことや好きだったこと。

時間があればもう一度やってみたいと思っていることがたくさんあります。

(でも、趣味にはそれなりにお金も時間もかかるので、あれもこれもというのはちょっと無理かも) 

 

習字は会社に勤めてから少し習っていましたが、今は習い事は何もしていません。

決まった時間に決まった所に行かなければならないのは、ちょっと大変かも…。

通信教育もあるけど、ずぼらな私にはどうでしょうか?

 

いつか時間的な余裕ができたら、もう一度ピアノは習い直したいですね。リベンジです!でもほかの楽器もいいな と思います。

 

あと、子供の頃から絵を描くのが好きだったので、今でも観るのも描くのも大好きです。これは空いた時間にできるからいいですね。最近はパソコンで描いています。

 

読書、演劇、映画、音楽鑑賞、お料理は子供の頃から好きでした。今も大好きです。

茶道も同じです。機会があれば必ず習いたいと思います。

 

子供の頃の習い事や好きだったことって、多分大人になってからの、趣味や嗜好につながっているような気がするんですが、どうなんでしょう?

自分の中に刻まれたものが、知らないうちに自分の一部になっているのかもしれませんね。

 

 

 

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呼吸法を変えたら体の調子が激上がり!腹式呼吸のすごい効果とは?

私達は自然に呼吸をしています。そのため、あまり意識することはありません。

なぜなら、自律神経が働いているからです。

でも、気持ちを落ち着かせるために、深呼吸をするという経験は誰にでもありますよね。深い呼吸には、体をリラックスさせる効果があるのです。

では、呼吸の仕方を変えることによって、どんな効果があるのかということについて書いていきます。

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腹式呼吸とは

 

呼吸には、大きく分けて胸式呼吸と腹式呼吸があります。

 

胸式呼吸は、普段私たちが自然にしている浅い呼吸の仕方です。

 

それに対して腹式呼吸とは、深呼吸のように大きく息を吸って、肺とお腹の間の横隔膜をゆっくりと動かして息を吐く、深い呼吸の仕方なのです。

 

例えば思い切り最後まで息を吐き、さらに限界まで吐こうとすると、お腹に力が入ります。この力のことを腹圧といいますが、腹圧で吐ききったら一度緩める。

そうやってお腹の緊張を解くと、自動的に息が吸われお腹が膨らんできます。

 

これが腹式呼吸のイメージです。腹圧を使って吐く息をコントロールするのです。

 

 

腹式呼吸の効果

 

では、腹式呼吸にはどのような効果が期待できるのでしょうか?

 

腹式呼吸は、腹筋を使うためお腹周りを引き締めたり、ダイエット効果もあると言われています。

 

また、有酸素運動のような効果があるので血流がよくなり、代謝がアップし内臓の働きがよくなる。冷え性が改善する。姿勢がよくなる。ストレスが軽減される。

深呼吸と同じようにリラック効果がある。自律神経のバランスがよくなる…などなど、多くの効果があるようです。

 

このように、「体をいい状態に保つためには、腹式呼吸をマスターするのがいい」ということがよくわかりました。

 

 

習得のための練習方法

 

私は高校時代、声楽の先生に「腹式呼吸」を徹底的に練習させられました。

合唱部を全国優勝に導いたこともあるすごい先生。

「毎回何でこんなことばっかり…」と思ってやっていたのに、いつの間にかすっかり腹式呼吸を習得していました。

 

では、どうやって練習していたのかというと、とても簡単です。ただちょっと忍耐が必要かもしれません。なぜなら、けっこう継続しなければ身につかないからです。

 

腹式呼吸をマスターするにはまず、鼻から思い切り息を深く吸って、いったん止め、全て出し切るまでゆっくりと口から深く長く吐くのです。最後まで腹筋を使って、腹圧ですべて出し切ります。

 

これだけです。これを一日のうちできるだけ多く、意識して続けること。

できれば、朝晩など時間を決めておけば忘れることはないでしょう。 

 

私の場合は声楽の練習のためだったので、息を吸う時は鼻からも口からも同時に吸っていました。また吸った息を短く「スッスッスッスッスッスッスッスー」と 腹筋を使って吐く練習もしていました。

慣れてきたら息を吐く時に声を出したり、ピアノに合わせて音をとったり…。

完全にマスターするのに、3か月くらいかかったように思います。 

 

 

腹式呼吸になって変わったこと

 

高校時代の私は、けっこう瘦せ型タイプだったので、ダイエットの効果があったかどうかについてはよくわかりません。

 

でもそれまで風邪をひきやすく、胃腸も弱かったのですが、腹式呼吸をマスターしてから少し変化が現れはじめました。

 

特に変わったのは胃腸が丈夫になったことです。

おかげで、友達とハンバーガーやフライドポテトを食べることができるようになりましたね(笑)

 

胃腸が丈夫になってくると、自然に風邪もひきにくくなりました。ひいてしまっても市販のお薬で治ってしまうレベルに!

 

腹式呼吸は、お腹を積極的に動かすことになり内臓の血行が良くなるので、胃腸が刺激されるのだそうです。そのため消化が良くなったのですね


また呼吸を深くゆっくりすることで、副交感神経が優位になり自律神経のバランスがよくなるということです。

 

呼吸を整えたら、心身をコントロールすることができるようになります。

体の調子が激上がりになった理由は、まさに「呼吸法」にあったのです。

 

 

 

 

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京都の水辺「高瀬川」の風景に癒される~知らなかった!角倉了以って凄い人?

「京都の水辺の景色」といえば、鴨川を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。

その鴨川と並行して、木屋町通り沿いをさらさら流れているのが高瀬川です。

涼しげで風情のある、京都らしい景色。眺めているだけで心が癒されます。

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高瀬川の由来

 

歴史を紐解いてみると…。高瀬川は江戸時代の初め、方広寺大仏殿再興のための資材を運び入れるため、角倉了以によって開削されました。

 

というのも、鴨川は普段は穏やかに流れる川でしたが、洪水の時にはたびたび氾濫。

船や積み荷が流されてしまうため、この「運河」を作ったのです。

水流が穏やかになり、京の人々は驚いたそうです。

 

高瀬川の開削によって、京と大坂は直接水運で結ばれました。

そのおかげで、京は好景気で米や薪が値下がりし、町人は大変喜んだそうです。

 

以来、京と伏見間の運河として、大阪から京へ物資を運び入れるための、重要な役割を担ってきたのです。

 

大坂から運ばれてきた荷物は、伏見で「高瀬舟」に積み替えられ、京の中心部まで運び入れられました。

 

水深の浅い高瀬川では底の平たい「高瀬舟」が用いられ、それが高瀬川の名前の由来となったそうです。

 

 

現在の「一之船入」(いちのふないり)

 

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高瀬川の荷をあげおろしする船溜を船入(ふないり)といいました。

荷物のあげおろしや、船の方向転換をするための港です。

 

現在ただ一つ残っている「一之船入」(いちのふないり)は木屋町押小路にあります。

かつてはものすごくにぎわったであろうこの場所も、今は復元され酒樽を積んだ高瀬舟が一艘浮かんでいるだけです。

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そんなことを考えながら眺めていると、穏やかで落ち着いた気持ちになります。

水辺には、やっぱり不思議な癒しの力があるようですね。

 

昼間は木々の木漏れ日を映して、きらきらと光る水面。

 

それが夜になると、全く別の姿に変わります。

お店の灯りや街灯の光で、何とも言えない艶っぽい雰囲気を醸し出すのです。

 

さらに三条木屋町辺りから南に向かって歩くと、近頃は外国人や観光客が増えたせいか、ちょっと妖しい雰囲気が漂っているような感じですね(笑)

 

 

お薦め

 

また『一之船入』という名前のお店が、まさにその場所にあります。こちらは中華料理の名店で、数々のVIPも訪れているそうですよ。本当においしいのでお勧めです。

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http://ichinohunairi.com/

 

 

余談

 

角倉了以とその息子の素庵(そあん)は、高瀬川開削のほか、大堰川(嵐山の上流)や、天竜川、富士川の開削も行ったそうです。

 

とんでもないほどの豪商ですが、京都では「水運の父」と呼ばれて有名です。

 

学校ではサラッと触れているだけなので、あまり印象に残っていないかもしれませんね。

嵐山の亀山公園には、了以の銅像が立っています。 

 

 

 

 

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私が-7㎏のダイエットに成功し1年以上キープできている5つの理由② スローライフとダイエットの相乗効果について

前回に引き続き、これからダイエットに挑戦する方のために、私が成功したダイエットについてお話します。 

yuluttokyoto.hatenablog.jp 

「同窓会までに痩せたい」と一念発起した私は、約半年で-5kg、その後ゆっくりと-2kg減量しながら、一年以上それをキープしています。

今回は、スローライフとダイエットのプラスの関係について書いてみたいと思います。

 

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スローライフの実践

 

私がダイエットを始めたころは、まだバタバタと忙しい生活を送っていました。

あれもこれもと抱え込んで、けっこう大変でしたね。

 

そんな中、大学の同窓会までにと期限を決めて、ダイエットに挑戦しました。

 

ダイエットを始めて間もない頃、交通事故で車を廃車にしなければならなくなりました。前にも書きましたが、そのことをきっかけに生活を見直すことになったのです。

 

忙しさから体調を崩しがちで、かなりストレスも溜まっていました。

心をリラックスさせゆっくりとした生活を心がけることは、その頃の私にとってとても必要なことだったのです。

 

抱え込んでいた多くのことと持ち物、その両方を整理しシンプルに暮らすこと

 

食生活を見直して健康に気をつけること

 

好きなことを楽しむこと

 

様々なことに対しての考え方を変えること

 

意識してそれらを実践し始めるようになって、気持ちが楽になっていきました。

 

ダイエット成功の秘訣は意識を変えること

 

私が実践した5つの方法は、主に次のようなものでした。 

 

1 食事の時、野菜(食物繊維)から先に食べること
 
2 炭水化物の量を減らすこと
 
3 揚げ物の量を減らし、できるだけ衣を取ること
 
4 甘いものの取り方を工夫すること
 
5 毎日同じ時間に体重を測ること

 

まず、意識が変わりました。忙しくても簡単に実行でき、ストレスをあまり感じなかったので、続けやすかったのではないかと思います。

とにかく続けることが大切です。

詳しくは、

http://blog.hatena.ne.jp/yuluttoKyoto/yuluttokyoto.hatenablog.jp/edit?entry=10328749687185822257

を参照してください。

 

 

スローライフとダイエットの相乗効果

 

何かを始めるためには、やはりきっかけが必要なのかもしれません。また、目的や目標がある方が絶対に 頑張れます。

私の場合のきっかけは「大学の同窓会までに痩せること」であり、とりあえずの目標は-5kgの減量でした。

 

そして、程なくスローライフを始めたことがダイエットに相乗効果をもたらしてくれました。

 

例えば食生活の見直しをしたことで、栄養のバランスを常に考えるようになりました。

ざっくりとですが(笑)

それから車がなくなったことで、歩いてどこにでも行くようになり、自転車に乗る機会もすごく増えました。特に運動をしていなくても、体を動かすことにつながったようです。

 

そして一番肝心なことは、気持ちが穏やかになり、リラックスできるようになったことです。

 

そうやって取り組んだダイエットは、一年以上のキープといううれしい結果になりました。最初の目標の-5kgよりさらに-2kg減量でき、トータルで-7kgの減量に成功することができたのです。

 

 

ところで、「痩せたら着よう」と捨てないでとっておいた洋服ですが、やっぱりもうほとんど着ませんでした。流行や好みが少し変わってしまったようです(笑) 

 

 

 

 

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私が-7㎏のダイエットに成功し1年以上キープできている5つの理由①

これからダイエットに挑戦する方のために、私が成功したダイエットについてお話します。
あることで一念発起した私は、約半年で-5kgの減量に成功しました。

さらにその後ゆっくりと-2kg減量しながら、一年以上それをキープしています。
 

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BEFORE

 

以前の私は、身長160cmで体重が60kgもありました。

 

私にはもともと好き嫌いがあり、好きなものだけを食べ、運動は全くしないという生活を送っていました。
しかも三食しっかり食べた上に、甘いものまで食べていたのです!

 

気がつけば、手持ちのスカートやパンツが全くはけない状態に…(泣)
 
でも、だからといって太った体形にあわせて買い替えるのも、なんとなく気が進まず、よくないと思いながらウエストがゴムのものばかり着て、相変わらずの生活を繰り返していました。

 

私がダイエットを思い立ったきっかけとは?

 
そんな私がダイエットを始めることを決心したのは、一通のメールからです。
それは、かれこれ10年も会っていない、大学の同級生からの同窓会のお知らせメールでした。

「これはもう、ダイエットしかない。今度こそ絶対成功させなきゃ!」
 
実はダイエットには今まで何回も挑戦し、どれもあまりうまくいかず挫折していたのです。極端な食事制限や甘いものの禁止などは、特に長続きせず、逆に体重が増えたりしました。

そのほかにもヨーグルトダイエットや市販のダイエット食品など、いろいろ試してみましたが、どれも効果が出る前に挫折しました。
 
同窓会まであと半年。もう失敗している暇はありませんでした。
何から始めればいいのか、少しお勉強してみることに。

そしてとりあえず、片っ端からダイエットや食事療法の本などを読み始めたのです。


 

私が注目したダイエットの方法

 

いろいろ読んでいくうちに、ある記事が目にとまりました。
それは、糖尿病患者さんのために書かれた本でした。
    
「食事の仕方を変えるだけで、血糖値を抑えることができる」というものです。

血糖値が高くなると、インシュリンというホルモンが分泌され、細胞に糖を送り込みます。そして残った糖を、インシュリンが「脂肪細胞」に送り込み、肥満になるということです。

それをさせないためには、野菜などの食物繊維を先に食べること!
そうすれば血糖値をゆるやかに上げるので、インシュリンの分泌をゆるやかにし、脂肪を作りにくくするということです。

この方法を取り入れている京都の病院が、テレビで取り上げられていました。
 
またダイエットには、糖分の摂取を減らすのが効果的だということがわかりました。
日本人の糖分摂取の6割は炭水化物であるため、それを減らすことが必要不可欠であるという、ごもっともな内容でした。

私はすぐにこれを取り入れてみることにしたのです。


 

私の実践した5つの方法

 

1 食事の時、野菜(食物繊維)から先に食べること

ほかのものより先に、野菜を食べるようにしました。野菜といっても、糖分の多いいも類などは効果がないようです。また、生野菜の方が効果があるそうです。

私が実際試してみた結果、この食べ方の本当の効果は「野菜を食べることを意識する」ということだと思いました。

 

2 炭水化物の量を減らすこと

ご飯の量を、今までの2割から3割くらい減らしました。それまで使っていたお茶碗より、一回り小さいお茶碗に替えることで、無理なく減らすことができたようです。

それから麺類とご飯を一緒に食べて、炭水化物をダブル摂取することは厳禁です。

 

3 揚げ物の量を減らし、できるだけ衣を取ること

私は揚げ物が大好きで、実はこれが一番苦労しました。でも脂質の量を減らすために、揚げ物は極力食べないか、食べる量を減らすことが大切です。

どうしてもの時は、衣を取って食べました。

 

4 甘いものの取り方を工夫すること

おやつとして食べていた「甘いもの」は、やめてしまうとかえってストレスが溜まって逆効果でした。取り方を工夫することで、量を減らすことにしました。

お菓子ではなく果物にすることや、カロリーの高い洋菓子より和菓子にすること。

また、お砂糖の入った飲み物は取らないこと。スナック菓子は食べないことなどです。

 

5 毎日同じ時間に体重を測ること

朝起きて、食事前に測るのがベストだと思います。毎日欠かさず測ることで、自分の体重管理ができるようになり、昨日より何kgの増減があったかを、すごく意識するようになりました。

そしてダイエットがうまくいき始めると、測るのが楽しみになりましたね!

 

 

まとめ 


私の場合、「同窓会までに痩せたい」という明確な目標をもって、ダイエットを始めました。それってただの「女の見栄」かも(笑)

 

そして上の5つの方法を実践することで、-7㎏のダイエットに成功し、それを一年以上キープしています。

「継続は力なり」といいますが、まさにその通りではないかと思います。
 
もちろん、バランスよく食べるとか夜9時以降は何も食べないとか、よく噛んで食べるということは鉄則です。適度な運動もした方がいいと思います。

 

でも忙しい毎日の中、そうしたくてもできないこともあるでしょう。

目標を決めたらあきらめず、上記5つの方法を実践してみて下さい。

まずは意識を高く持つことと、続けることです。

 

そうすれば、きっとうまくいくはず!

あなたのダイエットが成功しますよう、心から応援しています。

 


次回は、「-5kgの減量後それをキープしながら、さらに-2kg減量できた理由」について書きたいと思います。    

 

 

 

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秋の北嵯峨をのんびりサイクリング~ゆるっとスローライフ~

いつの間にかすっかり秋です。まだまだ昼間はけっこう暑いのですが、さすがに朝晩は、ひんやりしてきましたね。

私は京都に住んでいるので、この温度差で風邪をひいてしまうことが度々です。

夏の蒸し暑さ、冬の底冷え、そして秋の一日の温度差。京都が盆地であることを肌で感じます。 

 

どこか懐かしさ漂う田園風景

 広沢の池から西に広がる北嵯峨は、歴史的風土保存地区。

昔ながらの変わらない田園風景は、日本の原風景のような懐かしい感じです。

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特に秋の実りのシーズンは、たくさんの案山子が並ぶ風景がユーモラス!

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収穫を迎える頃には彼岸花が咲き乱れ、どこか懐かしくてノスタルジックです。

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私は以前から、ここ北嵯峨の景色がお気に入りでした。

静かでのんびりしていて、心が落ち着くからです。

 

車のない生活をするようにになってからは、自転車で訪れています。

のんびりとサイクリング気分で、運動にはちょうどいい感じですね(笑)

気持ちもリフレッシュできます!

 

観光シーズン間近

そろそろ秋の観光シーズンです。私は嵐山の近くに住んでいるので、この時期は生活に直結するいろいろな問題が起こります。

 

例えば交通渋滞。

いつもだったら車で5分で行ける所が、30分もかかることはざらです(笑)今は車がないのでバスか電車に乗るのですが、いつも満員です。しかもバスは、時刻表があっても関係なし!

 

それからヘリコプターの音。

取材のヘリがずっと旋回していて、すごくうるさいですね(怒)

 

とにかく観光客の数が半端ないですよ。トップシーズンには、渡月橋から丸太町通りまでの「長辻通り」は、人が多すぎて向こうが見えなくなることも!

 

何年か前くらいから、急激に観光客の数が増えたように思います。

京都市民としては喜ぶべきことですが、地域住民としては少し大変かな…。

 

けっこうストレスを感じることもあります。

 

そんな時に「そうだ北嵯峨に行こう!」 みたいな感じで、自転車で出かけるのがいいですね。

昔ながらの自然の残る景色を眺めると、心がとても穏やかになりリラックスできる気がします。

 

 

 

 

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「はてなブログ初心者」の私が参考にしたブログと「はてなブログ」の使い心地とは?

はてなブログ」を 選んだ理由

 

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私はもともと、別のブログで書いていましたが、何となく自分にはしっくりこないと感じていました。

 

例えば、デザイン。何でかわかりませんが使いにくくて…。また書いている途中、不注意で何回か消してしまったことがありましたが、復元できず泣いたことも…。(もしかして私がどんくさいだけ?)

 

そんな時、「はてなブログ」のことを知りました。そこでいくつかブログを読んでみて、「何か面白そう!」と思い、はてなにかわることに決めました。

 

実際に「はてなブログ」は、何かと評判がいいですよね。

 

 

私が参考にさせてもらった「はてなブログ

 

はてなブログ」には、ブログやアドセンスの始め方や、カスタマイズについて書かれたブログがたくさんあります。

そのおかげで、すんなりとブログを移行することができました。

 

まず「はてなブログの始め方」で参考にさせてもらったブログ

 

niche.hateblo.jp

基本から順番に説明してくれているので、ストレスなくブログを始めることができました。

 

 

「デザインテーマ」で参考にさせてもらったブログ

 

shiromatakumi.hatenablog.com

私も、デザインテーマ「Brooklyn」を使わせていただきました。

記事が増えてきたので、そろそろグローバルナビをつけようと思っています。

 

 

アドセンスの貼り付け方」で参考にさせてもらったブログ

 

www.mutant-tetsu.com

 

 

「アクセスアップの方法」で参考にさせてもらったブログ

 

www.meguminimal.com

早速、ブログ村に登録しました(笑)

 

 

それぞれ、とても丁寧でわかりやすかったので本当に助かりました。

ありがとうございました。

 

 

仕組みがわかりにくい?

 

私が「はてなブログ」にかわってきて3週間。とても書きやすくて満足しています。

PVは以前のブログとは比べ物にならない位、少なくてちょっとがっかりでしたが…。

これからもっと読んでいただけるように、頑張って続けていきたいと思っています。

 

ただ、私がわかっていないだけかもしれませんが、仕組みがよくわかりません。

 

メールもいろいろ送ってくださいますが、「カラー」「はてぶ」とか、どうしたらいいものなのか…。

それから、どうやって自分の興味のあるブログ(他の人の)を見つけたらいいのかが、よくわかりません。

 

何だか取り残されているような…。書いているうちにわかってくるのでしょうか?

 

もう少し勉強が必要なようですね(笑)

それにしても「勉強」ってワード、今でも少しアレルギーをおこしそうです!

 

とにかく、楽しみながら書いていくことにします。 

 

 

 

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「水辺の景色に心が癒されていく」 それって人間の本能なのか?

京都の町は周りを山に囲まれているせいか、何となく狭くるしく、息苦しいと感じてしまうことがあります。

人間関係にもかなり神経を使わなくてはならないので、ストレスを感じることが多いですね。

そんな時、私の心を癒してくれるのは「水辺の景色」です。

 

 

視覚でリラックス

 

さらさらと清らかに流れる川を眺めていると、心が癒され、落ち着いてくるのを感じます。

海では、よせてはかえす波。でも残念ながら、京都市内では海を見ることはできません。川か池になりますね。

京都市内を流れる主な川は、東が鴨川(上)、西が桂川(下)です。

 

 

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水面に映る景色や陽の光、反射する光のきらめきにも心が和みます。

一刻一刻と変わっていく色彩を、時間を忘れて眺め入ってしまいますね。

そうしていると心が癒され、気づかないうちにリラックスしています。

 

 

聴覚でリラックス

 

川のせせらぎや波の音を聞くと、心がリフレッシュされて癒されていくように感じます。

水の流れる音には、「1/fゆらぎ」と呼ばれる波形が含まれていて、人の心をリラックスさせる効果を持つことが知られています。

聞いているうちに、いろいろと考えることを忘れて、その音に包まれているような心地よい感覚になってきます。

こういう感覚は誰にでもあり、水にはこのような癒しやリラックスの効果があると言われています。

 

 

水のいろいろなリラックス効果

 

水には他にも、いろいろなリラックス効果があるようです。

 

例えば、気持ちを落ち着かせたいときに「水を飲む」こと。水には鎮静効果のある、カルシウムやマグネシウムが含まれているそうです。

 

またお風呂や温泉なども、疲れが癒されリラックスできますよね。

 

それから少し違うかもしれませんが、水族館や噴水にも心が癒されます。

 

 

人と水のかかわり

 

歴史を振り返ってみれば、文明は「水」のあるところで栄えました。

エジプト文明ナイル川の流域。メソポタミア文明チグリス川とユーフラテス川。インダス文明インダス川中国文明黄河・長江。

農耕や牧畜、そして産業と貿易、水運で発展しました。

中学校の歴史の時間が懐かしいですね(笑)

 

それから約5000年が経ち、考えられないくらい豊かな社会が実現しました。

でも効率を重視し、常に成果を求められて余裕がない、何かに追われているような毎日で、多くの人がストレスを抱えています。

 

豊かで便利な社会で、疲れている人が多いというのは皮肉なものです。

 

水を眺めることで、私たちは安らぎや落ち着きを取り戻し、リラックスすることができます。

 

水辺の景色に心が癒されるのは、母親の羊水の中で10か月余りを過ごした無意識の記憶や五感など、本能によるものもあるのかも知れないですね。

 

 

 

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先斗町歌舞練場『鴨川をどり』で楽しむ京都の雅!

私は京都に住んでいますが、一度も『鴨川をどり』を観たことがありませんでした。

たまたま招待券を頂いたので、今年5月先斗町の歌舞練場に見に行きました。

前回、先斗町について少し書いたので、今回は私の『鴨川をどり』初体験について書いてみます。 

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朝から先斗町に並ぶ

 

招待券には、10時から座席指定券と引き換えと書いてあったので、10時過ぎに先斗町歌舞練場に行ってみました。

この時間の先斗町は、夜の賑わいがウソのように静かでしたが、歌舞練場前にはすでに行列が…。ざっと30人くらいだったでしょうか。

 

指定券と引き換えてもらって、座席表で確認してみると「いろはにほへと」の「へ」で、前から6列目でした。早く行ってよかったです。

 

開演時間まで、まだ2時間もあったので、近くのカフェで「モーニング」のサンドウィッチを食べて、ゆっくりしていました。

 

 

歌舞練場の中は別世界

 

12時前に歌舞練場に戻ると、たくさん人が集まっていて、もう入場することができました。

 

建物は、歴史を感じさせるような重厚な造りです。

「鴨川をどり」の赤い提灯や、古めかしい館内の雰囲気はまるで別世界のよう。

 

ベランダからは、鴨川や三条大橋を眺めることができ、隣の川床ではたくさんのお客さんが昼食を楽しんでいる様子が見えました。

 

案内の女性によると、3、4階が休憩所になっていて、4階では舞妓さんがお茶をたててくれるとのこと(お茶席券は別途700円)。

でもさっきコーヒーを飲んだばかりだったので、とりあえずエレベーターで3階の休憩所に行ってみることにしました。

 

3階はお土産物売り場になっていて、さらに奥が休憩所。

かなり広く、「鴨川をどり」の様子を映した大きなモニターがあり、緋もうせんの敷かれた長椅子がたくさん並べられていました。

 

人だかりの先には舞妓さんが二人立っていて、笑顔で撮影に応じていました。

思わず私も1枚!

 

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気がつけばいつの間にかすごい人!

 

エレベーターが混雑しないうちに降りようと思って行ってみると、『降りる時は階段で降りてください』との張り紙が…。

「エレベーターが1基しかないから仕方がないか…」とブツブツ言いながら降りました(笑)

 

1階にいた案内の女性が、席まで誘導してくれたので少しビックリ!

見回してみると、1階席も2階席もほぼ満席でした。

外国人や家族連れ、カップルなど、幅広い年齢層のいろいろな人が来ていました。

若い人も多く、中には一人で来ている人も。

 

 

『鴨川をどり』を堪能

 

演目は「第1 源氏物語ー葵ー 四場」そして「第2 道中双六ー東下りー 六景」です。

 

まず、演劇仕立てになっていることが驚きでした。

光源氏のような男性の役もあり、セリフもあるのです。

踊りだけだと思っていたので、本当にビックリでした!舞台のセットや背景の絵、仕掛けも、場面の変化と共に次々と変わっていきました。

 

舞妓さんや芸妓さんの踊りを生で観たのも初めてでした。やっぱり本物はいいですね。

先斗町祇園は、昔から粋で艶やかな「大人の遊び場」。

すごくあでやかで、京都の雅そして伝統を感じました。

 

この『鴨川をどり』は、179回も続いているそうです。

 

お稽古の様子を以前テレビで見ましたが、ものすごく大変そうでした。

その厳しいお稽古を経て、この舞台があるのですね。

 

この伝統を、ぜひ絶やさないで守っていっていただきたいと思わずにはいられませんでした。

 

歌舞練場を出るお客さんたちの表情は、誰もがにこやかで穏やか!

この舞台を観た後、「好きなことを楽しむこと」は、心を豊かにすることだと思いました。

 

以上が、私の『鴨川をどり』初体験についてです。

 

 

 

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京都の街並みを楽しむ~鴨川から先斗町へ~

 “ファッションビルやオフィスビルが立ち並ぶ都会でありながら、すぐ隣に自然がある”

そんな京都の街は、訪れる人の心を落ち着かせてくれます。

たくさんのお寺や神社と同じくらい、自然と調和した街並みが私は好きです。

たまにはゆっくりと歩いてみるのも楽しいですね!

 

 

どこか懐かしさの残る三条通

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河原町通りから三条通りを東に入ると、鴨川へと続いていきます。三条大橋の向こう側が、京阪電車の駅「三条京阪」です。

 

河原町通りもそうですが、三条通りは以前と比べると、ずいぶんお店が入れ替わっているように思います。チェーン店も増えて、看板が少しごちゃごちゃしているような感じですね。

 

でも明治屋、がんこ本店など、変わらないお店も何軒かあります。

また池田屋跡、高瀬川そして先斗町は、どんなに周りが変わっても、決して変わることなくそこに在り続けています。

 

三条通りの雰囲気は、“どこか懐かしい”そんな感じですね。 

 

 

先斗町は大人の細路

 

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私は学生の頃、「先斗町」というと“大人が遊びに行くところ”というイメージを持っていました。夜になると薄暗い路地にお店の灯りがともり、何だか艶っぽくて近寄りにくい雰囲気でしたね。

 

一筋西の木屋町通りとは、また雰囲気が違っています。「先斗町」の方がより京都らしいというか…。

人が二人通るのがやっとというくらい細い路地。大人の物語がたくさんありそうです。

 

ここのお店に初めて入ったのは、いつのことだったでしょうか。

「私も大人になったんだ」と、感慨深かった記憶があります。

 

今年の5月には、初めて歌舞練場で「鴨川をどり」を観ました。

“大人の遊び”は、やっぱり粋で艶やかでしたね。

 

 

三条大橋から夕暮れの鴨川を望む

 

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 鴨川の景色は本当に美しく、いつどこから眺めても絵になります。

 

この時期の鴨川は、納涼床が出ていて京情緒たっぷり。納涼と言っても、床は涼しそうな見た目と違って、真夏は夕方になっても暑すぎてちょっと…です(笑)

今の時期からが、本当に納涼床を楽しめるのではないでしょうか。9月末までやっています。

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夕暮れの鴨川は、辺りが柔らかいオレンジ色に包まれて、とてもきれいですね。

等間隔で座るカップルも、増え始めます。とても有名になりましたよね(笑)

 

だんだんと暮れていく鴨川は、水の色も少しずつ変化していきます。

灯りがともりはじめると、京都の夜の始まりです。 

 

 

 

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毎日を楽しく暮らすために“好き”を増やす!

“生活をスローダウンして、心をリラックスさせ穏やかに暮らす”

私はそれを心がけ実践し始めてから、少しづつ変化が現れはじめました。

 

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スローライフ」で手に入れたもの

 

  しなければならないことに優先順位をつけ、今していることに集中すること

  

  物事をゆっくりと考え、心に余裕を持つこと

 

  住環境を整え、シンプルに暮らすこと

 

  心身の健康について考えること(自分を見つめ直すこと )

 

  好きなことを楽しむ 

 

これらのことを実践することで、心がリラックスし、穏やかな毎日が過ごせるようになりました。イライラしたりすることも、ほとんど?なくなりましたね(笑)

そういう状態を保つことは、心にゆとりを持つことにつながります。

他者に対しても、自然に優しい気持ちが持てるようになれるのかも知れませんね。

 

 

スローフード」のすすめ

 

1986年にイタリアで、スペイン広場に「マクドナルド」が出店することに反対する運動が起こったそうです。そのことを原点とした、環境、健康を害さない多様性に富んだ地域の食物,またそれらを見直そうという運動が、「スローフード運動」でした。

 

ブリタニカ国際大百科事典 の解説によれば、『ファーストフードによる食の画一化に対する危機感を背景に,食材選び,調理法,食べ方について本来の自然な姿に立ち戻ろうという運動』だったとのことです。

 

健康に直接結びつくものだけに、食事には気を配りたいもの。

最近では、「食の安全」が本当に守られているのか心配になりますよね。

 

できるだけ自分で選んだ食材で、栄養のバランスを考えた食事を作りたいものです。

手間や時間を惜しまず、ゆっくりと丁寧に作ったお料理ほどおいしいものはありませんよね。

 

でもわかってはいても、毎日のこと。そんなに手間暇かけたものばかり作っていたら、疲れて作るのが嫌になってしまいます(笑)

 

私は、もともとお料理を作るのは好きなのですが、今の課題はいかに時短で「スローフード」が作れるかということです!

 

何でも楽しんですることが大切ですね。

やっぱり、おいしくて体にいいものが食べたいですから。

 

 

「好きであること」の大切さ

 

いつも不思議に思うことがあります。

好きなことをしていると、あっという間に時間が過ぎてしまうのに、つまらないと思っているとなかなか時間が過ぎないこと。

 

例えば同じ一時間でも、全く時間の長さが違って感じられるのはどうしてなのでしょう?面白い感覚ですよね。

 

「好きなことのパワーってすごい!」と思わずにはいられません。

心を満たして、幸せな気持ちにさせてくれる「好き」と思えることは、大切なことです。

 

 

「好き」を増やして「幸せ」を増やす

 

自分にとっての「好きなこと」って何ですか?

 

私はどうだろうと考えてみたら、思った以上にいろいろありました。

 

絵を観ること。イラストを描くこと。読書。

演劇を観にいくこと。音楽鑑賞。茶道。お料理。テニス。

街並みや建物を見て歩くこと。水辺の景色を見ること。映画を観ること。ドライブ。etc.

 

なかなかできていないことも多いのですが、できるだけ「好きなこと」を楽しんでいきたいと思っています。

まだまだ、新しいことにもチャレンジしたいですね。 

 

これから、「好きなこと」をもっと増やしていきましょう。

「恋」もいいかも!

 

「好き」を増やすことは、「幸せ」を増やすことです。

 

 

 

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捨てられない女>シンプルライフ>ミニマリスト 終着点はどこになるかやってみた!

生活を見つめ直してみて気がついたことは、リラックスして穏やかに暮らすには、まず住環境を整えることが大切だということです。

家の中に物があふれかえってごちゃごちゃしていたら、なかなかゆったりとした気持ちにはなれませんよね。

世間はミニマリストブーム。さすがにそれは無理にしても、何とか頑張ってみようと決心したのです!

 

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私は捨てられない女です

 

実は私、物を捨てるのが大の苦手!世にいう“捨てられない女”でした。

着られなくなった服から、「こんなものいつ使うの」っていうようなものまで、保管してありました(泣)

 

例えば、プリンとかゼリーを買った時にもらう透明のスプーンとか、お菓子の缶や箱、包装紙、お土産にもらった飾り物…。子供の頃からの本もかなりの量でしたね(笑)

 

洋服が捨てられないという方は多いと思いますが、私はその洋服を買った時の紙袋まで取っておくタイプ。そのために物がどんどん増えてきて、収納がパンク状態でした。

 

まずクローゼット。学生時代の思い出のワンピース。OL時代のスーツ。いつか痩せたら着ようと、しまっておいた服、服、服…。

 

そしてキッチン。スーパーの袋や紙袋、包装紙、缶や箱。進物で頂いたままの食器や、使わなくなった調理器具。全然使っていない調理家電…。

 

それから、特にごちゃごちゃしていて、何となくリラックスできるようでできなかったのがリビングでした。物が多すぎて、本当に雑然としていましたね。 

 

 

シンプルライフとは心地よい暮らし方

 

物が少なくスッキリとした空間ならば、落ち着きのあるゆっくりとした生活ができるはず。

断捨離について書かれた本やブログなども参考にしてみました。

 

長い間ため込んでいた沢山のものを捨てるのは、とても決心のいることです。

 

でも、ホントは心のどこかでずっと思っていたんです。

「いつか整理しよう。必要ないものは捨てよう」って。

 

視界に入るものはできるだけ少なく、そしてシンプルな方が、神経が休まり落ち着くそうです。私はゆっくりとリラックスできる暮らしを手に入れるため、ついに「捨てる」という決断をしました。

 

 

断捨離開始!

 

洋服は思い出や愛着のあるものは写真に撮り、一年以上着ていないものは捨てることにしました。(まだ新しいものは、もう一年だけ様子を見ることにしましたが)

 

キッチンに収納してあるものは、面倒でしたが一度全部出してみることに。

その中で、いつも使うものと本当に必要なものだけ収納場所に戻してみました。

そうすると自分でも驚いて笑ってしまうくらい、要らないものの山、山、山…。

 

未使用の進物のお皿やお鍋はバザーに出すことにして、それまでの間保管しておくことにしました(忘れないようにしないと!)

そしてあとのものは、思い切って捨てることに…。

 

でも、お土産の置物や飾りなど、人から頂いたものは捨てることを躊躇してしまい、どうしてもというものだけ、クリアケースにまとめてしまっておくことに。

 

子供の頃からの本などは、表紙を写真に撮って廃品回収に出しました(泣)

 

またこの機会に、それ以外にもため込んでいた書類や雑誌、段ボール箱も廃品回収に出したので、ポケットティッシュをたくさん頂きました(笑)

 

  

結果(まとめ)

 

 思い立ったが吉日とばかりに、本当にたくさんのモノを捨てました。

 

今まで捨てられなかったのがウソのように、淡々と仕分けしている自分が驚きでしたね。

ただ、作業している時は気分が高揚しているせいか、あまり感傷的にならなかったのですが、さすがにゴミ袋の数々を出す時はちょっと寂しかったですね。

でもその反面、とてもスッキリとした気分にもなりました。

 

そして思いました。

必要最小限のモノしか持たない、“ミニマリスト”な暮らし方は本当にすごいと。そのブレない生き方はホントにあっぱれですよね。

自分には絶対ムリだなぁ!

 

終着点は、やっぱり中間地点の“シンプルライフ”でしょうね。

 

我が家の収納を圧迫していた沢山のモノを整理して、家の中が本当にスッキリとなりました。

これで少しはゆったりと暮らすことができそうです。

 

モノが少なくなってシンプルになったリビングは、リラックスできる心地よい空間に生まれ変わりました。

 

これをずっと維持できるように、気持ちも切り替えていかなければと思いました。

 ゆるっと京都で「スローライフ」ですね。 

 

 

 

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